農家が育てた作物を、地元の商工業者が加工品にして売る。伊豆の国市はこうした連携を後押ししています。
「農商工連携及び6次産業化推進事業費補助金」は、市内の地域資源を使って新しい商品やサービスを生み出す事業者を支援する制度です。事業のメニューによって補助率・上限額が5種類に分かれています。
農商工連携・6次産業化補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 農商工連携及び6次産業化推進事業費補助金 |
| 対象業種 | 農林水産業・商工業(地域資源を活用した農商工連携・6次産業化に取り組む事業者) |
| 利用目的 | 施設設置・機械等導入・商品開発・販路開拓活動 等 |
| 対象地域 | 静岡県伊豆の国市(市内に住所または事業所・工場を有する事業者) |
| 従業員数 | 公式ページに記載なし(伊豆の国市農林課へお問い合わせください) |
| 補助上限額 | 50万円(施設設置事業・機械等導入費)/20万円(商品開発費・販路開拓活動費・その他) |
| 補助率 | いずれも対象経費の1/2以内 |
| 申請受付 | 令和9年1月30日(金曜日)まで |
| 公式サイト | 伊豆の国市「農商工連携及び6次産業化推進事業費補助金について」 |

対象になる人:農業者だけでも商工業者だけでも足りない
対象者は次のいずれかです。
- 市内に住所を有する農林水産業者
- 市内に住所を有する商工業者
- 市内に事業所・工場を有する商工業者
- 市長が特に必要と認める農商工連携の取組者
「6次産業化」とは、農林水産業者(1次)が自ら加工(2次)・販売(3次)まで手がける取組のことです。 農家がジャムを作って直売所やECで売る、といった動きがこれにあたります。「農商工連携」は、農林水産業者と商工業者が別々の立場のまま手を組む取組です。この補助金はどちらの形も対象にしています。市税を滞納していないことが共通の条件です。
5つのメニュー、補助率は共通・上限額だけ違う
補助率はすべて2分の1で共通ですが、上限額はメニューごとに違います。
| 事業区分 | 補助率 | 上限額 |
|---|---|---|
| 施設設置事業 | 1/2 | 50万円 |
| 機械等導入費 | 1/2 | 50万円 |
| 商品開発費 | 1/2 | 20万円 |
| 販路開拓活動費 | 1/2 | 20万円 |
| その他費用 | 1/2 | 20万円 |
加工用の設備を入れるなら上限50万円、商品パッケージのデザインや試作にかかる商品開発費、展示会出展などの販路開拓活動費は上限20万円です。同じ事業計画の中で複数メニューにまたがることもあるので、経費を区分ごとに整理しておくと申請しやすくなります。
補助額のシミュレーション
- 農家が加工用の小型冷凍庫(80万円)を導入する場合:施設設置事業として1/2、40万円が補助されます
- 醸造業者が地元産の果実を使った新商品を開発する場合:試作・パッケージ費18万円なら1/2で9万円が補助されます
- 農業法人が地元スーパーとの商談会に出展する場合:出展費用10万円なら1/2で5万円が補助されます
機械等導入費で上限の50万円に届くのは、対象経費が100万円以上のときです。
申請から実績報告までの流れ
- 交付申請書・市税納付状況確認承諾書・事業計画書・収支予算書などを提出(令和9年1月30日まで)
- 交付決定後に事業を実施
- 実績報告・請求
不明点は、伊豆の国市農林課(055-948-1460)へ問い合わせられます。
よくある質問
農業者と商工業者が共同で申請することはできますか?
「市長が特に必要と認める農商工連携の取組者」という区分があり、農業者・商工業者それぞれ単独での申請に加えて、連携した取組も想定されています。共同申請の具体的な形は、事前に農林課へ相談することをおすすめします。
施設設置費と商品開発費、両方を1件の申請で使えますか?
公式ページには5つの事業区分が並んで示されていますが、1件の申請で複数区分をまとめられるかは明記がありません。事前に農林課へ確認してください。
申請期限の令和9年1月30日より前に予算が埋まることはありますか?
公式ページには予算上限による早期終了の記載はありませんが、他の市の補助金では予算到達で早期終了になる例もあります。検討している場合は早めの相談が安全です。
