自動車事故で重い後遺障害を負った人を、家族だけで24時間ケアし続けるのは現実的ではありません。介護者が体調を崩した数日間だけでも、受け入れてくれる病院があるかどうかで、在宅介護の続けやすさは大きく変わります。この受け入れ体制を病院側に整えてもらうための補助金です。令和3年度第三回は2021年10月29日で受付を終了していますが、事業自体は令和7年度も継続しています。
令和3年度自動車事故対策費補助金(短期入院協力事業「第三回」)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(病院・医療機関) |
| 制度名 | 令和3年度自動車事故対策費補助金(短期入院協力事業「第三回」) |
| 対象業種 | 汎用(病院・医療機関) |
| 利用目的 | 設備投資 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 400万円 |
| 補助率 | |
| 申請受付 | 2021年10月1日〜10月29日(終了) |
| 公式サイト | 国土交通省「自動車事故対策費補助金(短期入院協力事業)」 |

「短期入院協力病院」という指定の仕組み
この補助金の対象は、事故被害者本人でも家族でもなく、積極的に短期入院の受け入れを行う病院として指定を受けた「短期入院協力病院」です。国土交通省は平成13年度からこの指定制度を運用しており、令和3年度の公募もこの枠組みの中の1つでした。
- 介護者の急病・入院時に、在宅療養中の重度後遺障害者を受け入れる
- 介護者の休養(レスパイトケア)のための短期受け入れ体制を整える
- 受け入れ体制の整備にかかる費用(設備・体制整備費)が対象
被害者・家族が直接申請する仕組みではない点は、施設向けの「短期入所協力事業」と共通しています。
短期入院と短期入所、どちらの対象になるか
似た名前の2つの事業があり、対象施設の種類で区別する必要があります。
- 短期入院協力事業=対象は病院(医療機関)
- 短期入所協力事業=対象は障害者支援施設等(福祉施設)
自施設が医療機関であれば短期入院協力事業、福祉施設であれば短期入所協力事業という切り分けになります。どちらも介護者の急病・休養時に受け入れる体制整備という目的は同じです。
よくある質問
今から申請できますか?
令和3年度第三回には申請できません。2021年10月29日で受付を終了しています。 国土交通省はこの事業を継続しており、令和7年度分の公募が「令和7年度自動車事故被害者支援体制等整備事業」として実施されています。
一般の病院がすぐに申請できますか?
公式ページからは詳細な指定要件を確認できませんでした。国土交通省または実施主体に直接確認する方が確実です。
短期入所協力事業との違いは何ですか?
対象施設の種類です。短期入院協力事業は病院、短期入所協力事業は障害者支援施設等が対象です。 どちらも重度後遺障害者の在宅介護を支える介護者の急病・休養時の受け入れ体制を整える目的で設計されています。
