自宅を高齢者向けにリフォームする費用に使えるのか。使えません。 「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」は、個人が自宅の改修費用を補助してもらう制度ではなく、民間事業者等が行う「モデル的な取組」を国土交通省が支援する制度です。申請者は個人ではなく法人・事業者になります。
「モデル的な取組」とは、高齢者・障害者・子育て世帯など誰もが安心して暮らせる住環境の整備を、他の地域や事業者の参考になる形で実施することを指します。単に1軒の家をバリアフリー化するだけでは対象になりません。
住まい環境整備モデル事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(民間事業者等) |
| 制度名 | 人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業 |
| 対象業種 | 指定なし(住宅・不動産関連の民間事業者等) |
| 利用目的 | 高齢者・障害者・子育て世帯等が安心して暮らせる住環境整備のモデル的な取組(課題設定型・事業者提案型・事業育成型・子育て住宅型・子育て公営住宅型の5類型) |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 公式ページに記載なし(民間事業者等が申請主体) |
| 補助上限額 | 公式ページに記載なし(募集要領でご確認いただくか、事務局へお問い合わせください) |
| 補助率 | 公式ページに記載なし(募集要領でご確認いただくか、事務局へお問い合わせください) |
| 申請受付 | 第1回締切:令和8年6月末予定/第2回締切:令和8年8月中旬予定 |
| 公式サイト | 住まい環境整備モデル事業評価事務局 |

対象になる/ならないの線引き
| 対象になる | 対象にならない |
|---|---|
| 民間事業者等が行う、他の地域・事業者の参考になる住環境整備のモデル的な取組 | 個人が自宅を改修・リフォームする費用 |
| 高齢者・障害者・子育て世帯等が安心して暮らせる住環境の新築・改修・技術実証 | 特定の入居者1世帯だけを対象にした個別対応 |
| 課題設定型・事業者提案型・事業育成型・子育て住宅型・子育て公営住宅型のいずれかの類型に沿った計画 | どの類型にも当てはまらない一般的な工事 |
この線引きがある理由は、制度の目的が「良い取組を横展開すること」にあるためです。 個人が自宅のバリアフリー改修をしたい場合は、この制度ではなく、市区町村の住宅改修補助や介護保険の住宅改修費支給など、個人向けの別の制度を探す必要があります。
よく誤解されるポイント
5つの類型で対象者・内容が異なる
「課題設定型」「事業者提案型」「事業育成型」「子育て住宅型」「子育て公営住宅型」と5つの類型があり、それぞれ応募窓口・要件が分かれています。「住まい環境整備モデル事業」という同じ名前でも、どの類型かによって申請すべきページが違います。子育て住宅型・子育て公営住宅型は別の応募ページ(https://100nen-sw.mlit.go.jp/shien/index.html)が用意されています。
補助率・上限額は募集要領で確認する必要がある
国土交通省の報道発表ページ本体には、具体的な補助率・補助上限額の記載がありません。類型ごとの金額は募集要領(PDF)に記載されているため、応募を検討する場合は必ず募集要領本体を確認してください。
よくある質問
Q. 個人でリフォーム費用の補助を受けたい場合はどうすればいいですか?
この制度の対象外です。市区町村の住宅改修補助制度や、介護保険の住宅改修費支給など、個人向けの制度を探してください。
Q. どの類型に応募すればいいか分かりません
課題設定型・事業者提案型・事業育成型は主に住宅・不動産事業者向け、子育て住宅型・子育て公営住宅型は子育て世帯向け住宅の整備を行う事業者向けです。迷う場合は住まい環境整備モデル事業評価事務局に問い合わせるのが確実です。
Q. 締切はいつですか?
令和8年度は第1回が6月末予定、第2回が8月中旬予定とされています。年度によって回数・時期が変わるため、最新の公式ページで確認してください。
