補助金の話をするとき、多くの人がまず気にするのは「締切」です。しかし持続化補助金のように何年も繰り返し実施される制度では、締切そのものより「今どの回が動いているか」を見誤ることのほうがよくある失敗です。
この記事の対象は、一般型・第13回締切分(商工会地区)、締切は2023年9月7日でした。この回はすでに募集を終了しています。 商工会議所地区分は別の回次・別記事で扱っているため、この記事は商工会地区に限った内容です。
小規模事業者持続化補助金<一般型>第13回の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 小規模事業者持続化補助金<一般型>第13回締切分【商工会地区】 |
| 対象業種 | 汎用(小規模事業者に該当する業種全般) |
| 利用目的 | 販路開拓・展示会 |
| 対象地域 | 全国(商工会地区) |
| 従業員数 | 小規模事業者の要件を満たすこと(商業・サービス業は常時使用する従業員5人以下、それ以外は20人以下が目安) |
| 補助上限額 | 上限50万円 |
| 補助率 | 公式ページに記載なし(回次ごとに公募要領で確認が必要。過去回の実績では2/3が一般的) |
| 申請受付 | 終了(〜2023年9月7日) |
| 公式サイト | jGrants「小規模事業者持続化補助金<一般型>第13回締切分【商工会地区】」 |

補助金というより「経営計画づくりの後押し」
持続化補助金の一般型は、単に経費を補助するだけの制度ではありません。商工会の助言を受けながら経営計画書を作り、それに基づいて販路開拓を実行する、という一連のプロセスが前提になっています。 そのため、補助対象になる経費も「経営計画に紐づいた投資」に限られます。
主な対象経費は次のとおりです。
- 広報費(チラシ・パンフレット・広告掲載)
- 展示会等出展費
- ウェブサイト関連費
- 機械装置等費(新商品開発・生産性向上に資するもの)
- 店舗改装費
単に「古くなったから買い替える」だけの支出は対象になりにくく、経営計画上どう販路開拓につながるかの説明が必要です。ここが一般型の審査で見られるポイントになります。
商工会地区の申請は「様式4」が最初の関門
商工会地区で申請する場合、事前に商工会から事業支援計画書(様式4)の発行を受ける必要があります。この様式4の発行締切は、本申請の締切より数日〜1週間ほど前に設定されるのが通例です。本締切だけを見て準備を始めると、様式4の発行に間に合わなくなることがあります。
第13回は終了。次の回に向けた動き方
第13回の申請は2023年9月7日で締め切られており、この記事を読んでいる時点ではさらに新しい回次が実施されています。持続化補助金は年に複数回、繰り返し公募される制度なので、「終了した」で終わりにせず、次の準備に切り替えるのが現実的です。
- 最新の公募回次を確認する: 中小企業庁の公式ページ、または全国商工会連合会の窓口で確認できます
- 商工会の担当者に経営相談を申し込む: 様式4の発行には計画のすり合わせが必要なため、早めの相談が結果的に近道になります
- 対象経費の見積もりを取っておく: 展示会出展やウェブサイト制作など、時間のかかる発注は早めに見積もりだけでも取っておくという手があります
よくある質問
今から申請できますか?
この記事で扱う第13回締切分には申請できません。 2023年9月7日で受付を終了しています。持続化補助金は継続実施されているので、最新の回次は中小企業庁の公式ページで確認してください。
商工会に相談すると必ず採択されますか?
いいえ。様式4の発行は「申請の条件を満たすための手続き」であり、採択を保証するものではありません。 採択は提出された経営計画書・補助事業計画書の内容で審査されます。
個人事業主でも申請できますか?
できます。 持続化補助金の一般型は法人・個人事業主のどちらも対象です。ただし小規模事業者の従業員数要件(業種により5人以下または20人以下)を満たしている必要があります。
