持続化補助金は年に何度も締切が設けられる制度です。回によって内容が同じとは限りません。鹿児島県商工会連合会が扱っていた令和元年度補正予算 小規模事業者持続化補助金<一般型>第3回受付締切は、2020年10月2日で受付を終えています。全国一律の締切で、鹿児島県だけ別日程が設定されていたわけではありません。
なぜ「一般型」という名前なのか。この時期の持続化補助金には新型コロナ対応に特化した「コロナ特別対応型」という枠も並走していました。一般型は販路開拓の取組全般を対象にした、従来からの基本メニューです。
持続化補助金<一般型>第3回受付締切(鹿児島県商工会)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(個人事業主・法人。鹿児島県内の商工会地区) |
| 制度名 | 鹿児島県商工会連合会 令和元年度補正予算 小規模事業者持続化補助金<一般型>第3回受付締切 |
| 対象業種 | 全業種(小規模事業者の定義に該当する事業者) |
| 利用目的 | 販路開拓・展示会(業務効率化の取組を含む) |
| 対象地域 | 鹿児島県(商工会の管轄地域) |
| 従業員数 | 商業・サービス業は常時使用従業員5人以下、それ以外は20人以下 |
| 補助上限額 | 原則50万円 |
| 補助率 | 2/3 |
| 申請受付 | 2020年10月2日締切(受付終了) |
| 公式サイト | 全国商工会連合会「小規模事業者持続化補助金(一般型)」 |

なぜ島しょ部の多い鹿児島で「商工会地区」の線引きが要るのか
鹿児島県は離島を多く抱え、商工会と商工会議所の管轄が市町村ごとに分かれています。鹿児島市など主要都市の中心部は商工会議所地区、それ以外の多くの町は商工会地区です。この記事は商工会地区の事業者を対象にした回で、商工会議所地区の事業者には日本商工会議所が窓口の別枠があります。自分の事業所がどちらの管轄か確認しないまま準備を進めると、提出直前に窓口違いに気づくことがあります。
直前の回で採択されていたら対象外になる理由
もう1つの見落としやすい条件が、直前の回との関係です。受付締切日の前10か月以内に、先行する回で採択・交付決定を受けて補助事業を実施した事業者は、この回では対象外とされていました。これは、限られた予算を新しい取組により広く回すための仕組みです。1つの計画を実行しきってから、次の機会を待つという設計だったと読み取れます。
経営計画書は商工会の助言を受けて作る
一般型の申請には、経営計画書と補助事業計画書の提出が必須でした。商工会地区では、経営指導員の助言を受けながら計画を作り、事業支援計画書(様式4)の発行を受ける流れが一般的です。
- 商工会に相談し、持続化補助金を使いたい意向を伝える
- 経営指導員と一緒に経営計画書・補助事業計画書を作成する
- 様式4(事業支援計画書)の発行を受ける
- 電子申請システムまたは郵送で提出する
様式4の発行には本締切より前の内部締切が設けられるのが通例です。「本締切に間に合えばいい」と考えていると、様式4が間に合わず提出できないという事態が起こります。
今、鹿児島県で使える持続化補助金はどれか
令和元年度補正の第3回はすでに終了していますが、制度そのものは現在も続いています。公式に明記があるのはここまでです。 直近の公募回の名称・締切・補助上限額は、鹿児島県商工会連合会または全国商工会連合会の最新ページで確認する必要があります。回次ごとに補助上限や対象経費の範囲が見直されているため、この記事の第3回の内容をそのまま次回に当てはめることはできません。
よくある質問
第3回受付締切分に今から申請できますか?
できません。受付は2020年10月2日で終了しています。制度自体は継続しているため、最新の公募回を鹿児島県商工会連合会に確認してください。
鹿児島市内の事業者は対象になりますか?
事業所の所在地の管轄によります。商工会議所地区にある場合は日本商工会議所が窓口の別制度が対象で、この記事の鹿児島県商工会連合会分の対象ではありません。
コロナ特別対応型との違いは何ですか?
一般型は販路開拓の取組全般が対象です。コロナ特別対応型は非対面ビジネスへの転換など、新型コロナ対応に絞った経費区分と補助率が設定された別枠でした。
