「豪雨で店が水に浸かった。でも国の支援は都市部の被害を想定していて、うちの地域は対象になるのか分からない」——2020年7月の豪雨で被災した長野県内の小規模事業者から、こうした声があった時期の話です。長野県商工会連合会が窓口となった「持続化補助金 令和2年7月豪雨型」の第3次受付は2021年1月25日で終了しており、現在は申請できません。
対象になるのか、という点でまず確認すべきは事業所の所在地が商工会地区かどうかです。この記事の窓口は「長野県商工会連合会分」であり、商工会地区に事業所がある方だけが対象でした。商工会議所地区の事業者は、別の窓口(全国商工会議所連合会経由)で申請する仕組みになっていました。
持続化補助金 令和2年7月豪雨型(長野県商工会連合会分)の要点まとめ
正式名:令和2年度 被災小規模事業者再建事業「持続化補助金令和2年7月豪雨型」(長野県商工会連合会分)
だれが
- 申請者
- 事業者(小規模事業者・法人・個人事業主)
- 対象業種
- 全業種(小規模事業者の要件を満たすこと)
- 利用目的
- 安全・防災(令和2年7月豪雨で被災した小規模事業者の事業再建)
- 対象地域
- 長野県(商工会地区に事業所のある事業者)
- 従業員数
- 小規模事業者の要件(商業・サービス業5人以下、それ以外20人以下が目安)
いくら
- 補助上限額
- 公式ページに記載なし(長野県商工会連合会へお問い合わせください)
- 補助率
- 公式ページに記載なし
いつ・どこへ
- 申請受付
- 〜2021年1月25日(第3次受付締切・<strong>受付終了</strong>)

通常の持続化補助金との違い
小規模事業者持続化補助金には、毎年公募される「一般型」と、災害発生時に限って設けられる「災害型」があります。この制度は令和2年7月豪雨という特定の災害に限定した特別枠で、通常の一般型とは別の予算・別のスケジュールで運用されていました。「持続化補助金」という名前だけで検索すると、現行の一般型の情報と混同しやすい点に注意が必要です。
「第3次受付」の意味
タイトルにある「第3次受付締切」は、この災害型公募が複数回に分けて受付を行っていたことを示しています。豪雨発生直後の第1次受付を逃した事業者も、第2次・第3次と後から申請できる機会が用意されていました。2021年1月25日の第3次受付が最終回だったと見られます。
次回公募はどうなるか
小規模事業者持続化補助金の災害型は、その後も能登半島地震・奥能登豪雨など、災害の発生ごとに個別の枠組みで設けられています。令和2年7月豪雨型と同じ枠組みが再び使われることはありませんが、新たな災害が発生した場合、同様の仕組みの災害支援枠が設けられる可能性があります。最新の災害支援枠は中小企業庁・全国商工会連合会の公式ページで確認できます。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。2021年1月25日の第3次受付をもって終了しています。現在同種の被害を受けた場合は、最新の災害支援枠(能登半島地震型等)が使えないか、地元の商工会に確認することをおすすめします。
商工会議所地区の事業者も対象でしたか?
この記事の窓口(長野県商工会連合会分)は商工会地区の事業者向けです。商工会議所地区の事業者は別の窓口(全国商工会議所連合会経由)での申請となっていました。
補助上限額はいくらでしたか?
公式ページに記載がなく確認できていません。同種の災害支援枠では直接被害200万円・間接被害100万円が目安とされることが多いですが、この令和2年7月豪雨型の正確な金額は長野県商工会連合会へお問い合わせください。
