奨学金を肩代わりする会社に、鹿児島市が半額を補助します。金額で言うと、従業員1人あたり最大45万円です。

「奨学金代理返還支援補助金」は、会社が従業員のJASSO奨学金を代理返還した額の1/2を、6年間にわたって補助する制度です。人材の確保・定着策として使えます。

対象になる事業者の5条件

対象は、鹿児島市内に本店または事業所を有する中小企業事業主です。次の5つをすべて満たす必要があります。

  1. 納期の到来している市税を完納していること
  2. 奨学金代理返還支援制度を導入済みであること
  3. 求人情報で制度導入を明示していること
  4. 暴力団と関係がないこと
  5. 事業者名と制度内容の公表に同意すること

対象になる奨学金は、日本学生支援機構(JASSO)が貸与したものに限られます。民間の奨学金や自治体独自の奨学金は対象外です。

補助額は1人あたり最大45万円

補助率は2分の1。補助上限額は、就職からの年数で変わります。

就職後の年数1人あたりの補助上限額(年間)
1〜3年目9万円
4〜6年目6万円
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6年間続けて満額を受け取ると、1人あたり合計45万円になります(9万円×3年+6万円×3年)。

たとえば、従業員1人に年18万円を代理返還した場合、補助率1/2で補助額は9万円(1〜3年目の上限)です。4年目以降、同じ18万円を返還し続けても、補助されるのは6万円までに下がります。

従業員3人にこの制度を導入し、1年目にそれぞれ年20万円ずつ代理返還したとします。会社の負担額は合計60万円ですが、1人あたり補助上限9万円×3人=27万円が補助され、会社の実質負担は33万円まで下がる計算です。

申請は2段階:資格選定と交付申請

申請は2回に分かれています。

  1. 資格選定申請:令和8年8月3日〜11月30日
  2. 補助金交付申請:令和9年1月4日〜2月15日

資格選定申請は、支援対象者ごとに初回のみ必須です。資格選定の通知を受けたあとで、交付申請に進みます。この2つの申請時期は離れています。 資格選定申請だけ済ませて満足していると、交付申請の期間を逃しかねません。

必要書類は次のとおりです。

  • 交付申請資格選定申請書(様式第1)
  • 就労証明書(支援対象者ごと)
  • 誓約・同意書、個人情報取扱同意書、暴力団排除同意書
  • 奨学金返還証明書の写し
  • 雇用契約書・労働条件通知書の写し
  • 事業所所在証明書類

受付方法はオンライン申請が原則で、郵送・持参にも対応しています。

よくある質問

JASSO以外の奨学金を代理返還した場合も対象になりますか?

対象外です。対象になる奨学金は日本学生支援機構(JASSO)が貸与したものに限られます。

補助を受けられるのは何年間ですか?

最長6年間です。1〜3年目は年9万円、4〜6年目は年6万円が上限で、合計最大45万円まで補助されます。

資格選定申請と補助金交付申請は同時に行えますか?

同時にはできません。資格選定申請が先で、通知を受けたあとに補助金交付申請を行うという2段階の手続きです。申請時期がそれぞれ異なる点に注意が必要です。

資格選定申請と交付申請の時期が離れている制度は、この補助金に限りません。自治体の人材確保・雇用系補助金に共通するこの構造は、GRANTOS公式LINEの登録者限定ページで紹介しています。

この補助金の概要(早見表)

検索項目内容
申請者事業者(法人・個人事業主)
制度名鹿児島市奨学金代理返還支援補助金
対象業種業種指定なし(中小企業事業主)
利用目的従業員の奨学金代理返還にかかる費用負担の軽減(人材確保・定着)
対象地域鹿児島県鹿児島市(市内に本店・事業所)
従業員数中小企業の規模要件(中小企業事業主)
補助上限額1人あたり最大45万円(1〜3年目は年9万円、4〜6年目は年6万円)
補助率1/2
申請受付資格選定申請: 令和8年8月3日〜11月30日/補助金交付申請: 令和9年1月4日〜2月15日
公式サイトhttps://www.city.kagoshima.lg.jp/koyosuishin/2026syougakukindairihenkan.html
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※この表の項目(対象業種・利用目的・対象地域・従業員数)は、GRANTOSの補助金診断の検索軸に対応しています。

他にも人材確保・雇用系の補助金がないか気になる方は、3分でできる補助金診断も活用してください。

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制度導入の手続きや申請書類の準備に迷う場合は、専門家に相談するのも一つの手です。

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免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。補助額・対象要件・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず鹿児島市の公式ページおよび最新の案内でご確認ください。

出典: