新規創業でも空き家活用でも、同じ額がもらえるのか。結論から言うと違います。新規創業者は最大110万円、空き家・空き店舗の活用事業者は最大360万円と、3倍以上の差があります。どちらの型で申請するかで、準備すべき金額の規模が変わります。
この補助金の概要(早見表)
| 検索項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | かほく市ビジネスイノベーション補助金 |
| 対象業種 | 業種指定なし(風俗営業を除く) |
| 利用目的 | 新規創業、または空き家・空き店舗を活用した事業開始にかかる施設整備・改修・備品購入・広告費等 |
| 対象地域 | 石川県かほく市 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 新規創業者 最大110万円/空き家空き店舗活用事業者 最大360万円 |
| 補助率 | 1/2 |
| 申請受付 | 公式ページに締切の記載なし(かほく市商工観光課へお問い合わせください) |
| 公式サイト | https://www.city.kahoku.lg.jp/005/508/511/d011186.html |
※この表の項目(対象業種・利用目的・対象地域・従業員数)は、GRANTOSの補助金診断の検索軸に対応しています。
新規創業者と空き家空き店舗活用、対象が2種類
対象者は2パターンあり、要件も上限額も別物です。
- 新規創業者:市内で新たに事業を開始する人。開業後3年以上の継続を見込み、かほく市商工会への加盟等の要件を満たす
- 空き家空き店舗活用事業者:市内の空き家・空き店舗を活用して新たに事業を開始する人。工事着手前に認定申請を済ませる必要がある
空き家・空き店舗を使うかどうかで、申請の入口自体が変わります。 通常の物件で創業する場合は新規創業者の枠、空き家・空き店舗を使う場合はそちらの枠で申請します。
対象経費と上限額の内訳
補助率はどちらも1/2ですが、対象経費の区分と上限額が異なります。
新規創業者(指定融資制度を利用する場合)
- 施設整備費:上限20万円
- 物件改修工事費:上限20万円
- 備品購入費:上限10万円
- 広告費:上限10万円
- 合計60万円に、市内建築事業者施工加算(上限20万円)と若者等チャレンジ支援加算(上限30万円)が加わり、最大110万円
空き家空き店舗活用事業者(要件を満たす場合)
- 施設整備費:上限190万円
- 物件改修工事費:上限100万円
- 賃借料:上限30万円
- 備品購入費:上限10万円
- 広告費:上限10万円
- 合計340万円に加算が加わり、最大360万円
同じ「創業」でも、空き家・空き店舗を選ぶだけで上限額が3倍以上変わります。物件選びの段階で、この差を知っておく価値があります。
申請期限は「開業から6ヶ月以内」
もっとも見落とされやすいのが申請期限です。個人事業主は開業届の「開業のあった日」から6ヶ月以内、法人は会社成立の年月日から6ヶ月以内に申請する必要があります。
空き家・空き店舗活用の場合はさらに手前に関門があります。工事に着手する前に、認定申請を済ませておくことが条件です。開業して6ヶ月以内に申請すればいいと思っていても、工事着手のタイミングで手続きが必要になる制度です。
かほく市商工会への加盟、市税等の滞納がないこと、風俗営業でないことなどの要件もすべて満たす必要があります。
開業前・開業後で対象が分かれる創業系補助金は自治体によって条件が大きく異なり、証明書の取得タイミングを誤ると申請できなくなる制度もあります。立地系補助金に共通する「契約前の事前手続き」の実例は、GRANTOS公式LINEの登録者限定ページで紹介しています。
よくある質問
開業して1年経っていますが、まだ申請できますか?
対象外の可能性が高いです。申請期限は開業から6ヶ月以内とされています。開業を検討している段階から、このスケジュールを織り込んでおく必要があります。
空き家・空き店舗を使わない場合は対象外ですか?
対象外にはなりません。通常の新規創業者の枠で申請でき、上限額は最大110万円です。空き家・空き店舗を使う場合のみ、上限360万円の枠が使えます。
加算を受けるための条件は何ですか?
市内建築事業者に施工を依頼する加算と、若者等チャレンジ支援に該当する加算が確認できています。具体的な年齢要件等の詳細は、かほく市商工観光課への確認をおすすめします。
免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。対象経費・補助率・上限額・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ずかほく市の公式ページおよび最新の案内でご確認ください。
新規創業と空き家空き店舗活用のどちらの枠を選ぶべきか、加算要件に該当するかなど、実務の進め方に迷う場合は専門家に相談するのも一つの手です。
出典:
