補助金

【神奈川県】小規模事業者デジタル化補助金とは?上限50万円

#地域補助金#地域

この補助金の対象は、中小企業一般ではなく、小規模事業者に絞られています。なぜここまで規模を絞るのか。理由は、人手が少ない事業者ほど、1つのシステム導入による業務効率化の効果が相対的に大きいからです。

小規模事業者とは、常時使用する従業員数が、商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)で5人以下、それ以外の業種で20人以下の事業者を指します。神奈川県の小規模事業者デジタル化支援推進事業費補助金は、この規模の事業者が人手不足を解消するためのシステム導入を後押しします。

令和8年度神奈川県小規模事業者デジタル化支援推進事業費補助金の要点まとめ

項目内容
申請者事業者(小規模事業者・一定要件を満たすNPO法人)
制度名令和8年度神奈川県小規模事業者デジタル化支援推進事業費補助金
対象業種業種不問(従業員数要件で線引き)
利用目的設備整備・IT導入をしたい
対象地域神奈川県内
従業員数商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)は5人以下、それ以外の業種は20人以下
補助上限額50万円(ホームページ作成・パソコン等購入は上限10万円)
補助率補助対象経費の3分の2以内
申請受付令和8年4月15日(水)9時~9月30日(水)17時(先着順。予算達成時点で終了)
公式サイト神奈川県「令和8年度神奈川県小規模事業者デジタル化支援推進事業費補助金」
横にスクロールできます

令和8年度神奈川県小規模事業者デジタル化支援推進事業費補助金の対象・金額・締切の概要

対象になるシステムの例

対象経費は、人手不足解消や業務効率化に資するシステム導入費です。具体例として、次のようなシステムが挙げられています。

  • セルフオーダーシステム
  • 顧客管理システム
  • 会計システム
  • 労務管理システム

一方で、ホームページ作成やパソコン等の購入は上限が10万円に下がります。同じ50万円の枠内でも、何を導入するかで上限額が変わる点に注意してください。業務システムそのものへの投資を手厚くし、汎用性の高い機器・制作物は抑える設計になっています。

先着順、9月30日まで

申請期間は令和8年4月15日9時から9月30日17時までです。期間内であっても、先着順で受け付け、予算が達成した時点で終了します 9月末という締切をあてにせず、システム導入を決めたタイミングで申請の準備を進めたほうが安全です。

事業実施期間は、交付決定日から令和9年1月31日までです。実績報告は、完了後30日以内か令和9年2月5日のいずれか早い日までに提出する必要があります。逆算すると、年内に発注・導入を終えるスケジュール感になります。

よくある質問

中小企業なら誰でも対象になりますか?

なりません。対象は小規模事業者に限られます。商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)は従業員5人以下、それ以外の業種は20人以下が要件です。

パソコンだけ購入する場合も50万円まで補助されますか?

されません。パソコン等の購入やホームページ作成は上限10万円です。業務システムの導入と組み合わせても、この区分は10万円が上限になります。

9月30日ギリギリでも申請できますか?

先着順のため、予算が達成した時点で期間内でも受付が終了します。締切を待たず早めの申請をおすすめします。

【攻略ガイド】DX・IT導入の補助金で失敗しない申請の進め方

パソコンは補助金で買えるのか——結論から言うと、自治体のDX・IT補助金の多くでは対象外になる可能性が高いです。「デジタル化したい」という動機は同じでも、対象になる経費・手続きの順番は自治体によってまったく違います。この記事では、全国の自治体DX・IT補助金に共通する"つまずきポイント"を整理します。

1. 自治体DX・IT補助金の"勘所"

自治体のDX・IT補助金の多くは、国のものづくり補助金のような加点式の審査競争ではなく、要件を満たしていれば先着順・予算到達順で採択されるタイプです。つまり勝負どころは「事業計画の説得力」より、手続きの順序対象経費の線引きにあります。

  • 交付決定前に契約・購入をしていないか(順序の問題)
  • 汎用品(パソコン・タブレット等)を単体で計上していないか(線引きの問題)
  • 伴走支援の受診など、申請の"前提条件"を満たしているか(隠れた前提条件の問題)

あなたの会社がやりたいのは「ツールを導入して業務を楽にすること」のはずです。しかし多くの自治体DX補助金は、「ツールを入れる」こと自体ではなく「データ・デジタル技術を活用して新たな付加価値を生み出す取り組み」を支援する制度として設計されています。ここのズレに気づかないまま申請書を書くと、対象外判定を受けやすくなります。

2. 申請前に必ず確認する5つのこと

  1. 汎用ハード(パソコン・タブレット・プリンター等)は単体で対象になるか — なるケースはほぼなく、対象になる場合でも「ソフト・クラウド導入とセット」「事業専用利用が明確」等の条件が付くのが通例です

ここから先は

残り 3,525 / 図版3

無料会員登録で、攻略ガイドを最後まで読めます

数多くの補助金を見てきた専門家が作成した攻略ガイドが無料で見放題。

今すぐ会員登録ログイン

免責事項: 本記事の内容は2026年8月時点で確認できた情報にもとづきます。補助上限額・補助率・対象要件・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず神奈川県の公式ページでご確認ください。

出典(一次情報)

この記事を書いた人
白木さん|元・自治体職員
制度をつくる側にいた元・自治体職員(産業振興)

市の産業振興課で補助金の設計・審査に関わってきました。「なぜこの要件があるのか」を制度の目的から説明できるのが強みです。窓口では伝えきれなかった制度の意図まで踏み込んで書きます。掲載内容は公募要領などの一次情報をもとに整理しています。

本記事は情報提供を目的としており、補助金の採択・交付を保証するものではありません。 補助上限額・補助率・締切等の内容は変更される場合があります。申請にあたっては、必ず 公式サイト・最新の公募要領をご確認ください。