動力プレス機械を持つ工場には、労働安全衛生法で「特定自主検査」という定期検査が義務付けられています。専門の検査業者に委託して行う検査で、決して安くない費用がかかります。義務だから仕方なく払う出費、と考えている方に伝えたいのが、葛飾区の「動力プレス機械自主検査補助金」です。この検査委託料の半分、上限10万円が補助されます。
対象は、区内に主たる事業所を持つ製造業の中小企業者。特別な設備投資をするわけではなく、すでに義務として払っている検査費用がそのまま補助対象になるという点が、この制度の分かりやすいところです。
動力プレス機械自主検査補助金の要点まとめ
正式名:動力プレス機械自主検査補助金
だれが
- 申請者
- 事業者(法人・個人事業主)
- 対象業種
- 製造業(動力プレス機械を保有する事業者)
- 利用目的
- 動力プレス機械の特定自主検査(労働安全衛生法にもとづく定期検査)にかかる検査委託料の補助
- 対象地域
- 東京都葛飾区(区内に主たる事業所を有すること)
- 従業員数
- 中小企業基本法第2条の中小企業者(業種ごとに資本金・従業員数の基準があり、どちらか一方を満たせば該当)
いくら
- 補助上限額
- 10万円(千円未満切捨て)
- 補助率
- 対象経費の2分の1
いつ・どこへ
- 申請受付
- 令和8年4月1日〜令和9年3月26日(必着)
- 公式サイト
- 葛飾区「動力プレス機械自主検査補助金」

対象になる経費:検査委託料そのもの
対象経費は、動力プレス機械に係る特定自主検査の検査委託に要した検査委託料です(消費税を除く)。補助率は対象経費の2分の1で、上限10万円(千円未満切捨て)です。
検査費用が20万円かかった場合、補助額は上限の10万円になります。検査費用が20万円を超えても、補助額はそれ以上増えません。複数台まとめて検査に出すと、上限に達しやすくなる点は覚えておいてください。
対象になる事業者と条件
対象は、区内に主たる事業所を持つ中小企業者で、次の条件をすべて満たす必要があります。
- 区内で引き続き1年以上事業を営んでいること
- 前年度の税金を滞納していないこと
- 国または他の地方公共団体等から同一趣旨の補助金の交付をすでに受けている場合は対象外です。
申請の流れと必要書類
申請受付は令和8年4月1日から令和9年3月26日まで(必着)です。必要書類は次のとおりです。
- 申請書(第1〜3号様式)
- 事業計画書
- 納税証明書
- 企業概要
- 検査委託料の見積書
- 個人事業主は開業届または確定申告書控え
窓口は商工振興課工業振興係(テクノプラザかつしか2階)です。
よくある質問
すでに検査を終えて支払い済みの費用も対象になりますか?
公式ページでは見積書の提出が案内されており、申請のタイミングと検査実施の前後関係は明記されていません。
複数台のプレス機を同時に検査した場合、上限も台数分になりますか?
公式ページの記載では、補助上限額は「10万円」とされており、台数ごとの上限か事業者単位の上限かは明記されていません。
動力プレス機械以外の機械の検査費用は対象になりますか?
対象経費は「動力プレス機械に係る特定自主検査」に限られます。他の機械の検査・点検費用は、この制度の対象ではありません。
