北九州港のコンテナターミナルに貨物を回すと、1TEU(20フィートコンテナ1本分)あたり2,500円が戻ります。他の港から切り替えた貨物も、新しい工場から出る貨物も対象です。
補助の対象は、北九州港にとって新しく増えた貨物だけです。これまでも北九州港を使っていた貨物は、集貨拡大支援補助の対象になりません。試験的な輸送向けの別枠として、トライアル支援補助もあります。
北九州港コンテナ貨物補助制度の要点まとめ
正式名:北九州港のコンテナ貨物補助制度(集貨拡大支援補助)
だれが
- 申請者
- 事業者(法人・個人事業主)
- 対象業種
- 指定なし(荷主・フォワーダー等)
- 利用目的
- 北九州港を使う海上コンテナ貨物の増加
- 対象地域
- 北九州港(ひびきCT・太刀浦CTなど)
- 従業員数
- 規定なし
いくら
- 補助上限額
- 公式ページに記載なし(物流振興課へお問い合わせください)
- 補助率
- 定額(2,500円/TEU)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2027年1月29日まで(予算に達した時点で終了)
- 事業の完了
- 補助対象期間は2027年3月31日まで
自分の貨物は対象になる?
次の4つに当てはまれば、集貨拡大支援補助の対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 4
次のどちらかに当たると対象外です。
- ✕ 前から北九州港を使っている貨物
- ✕ 次年度以降で純増にならない分
CTは、コンテナターミナル(コンテナを積み降ろす埠頭)の略です。対象者は公式ページに「荷主、フォワーダー等」と書かれています。フォワーダーは、荷主に代わって輸送を手配する事業者のことです。
いくら戻ってくる?
集貨拡大支援補助は、外航(海外との輸出入)も内航(国内の港との移出入)も、1TEUあたり2,500円です。TEUは、20フィートコンテナ1本分を1と数える単位です。
- 他港から切り替えた貨物が年400TEU:400TEU × 2,500円 = 100万円
- 新工場から出る輸出貨物が年150TEU:150TEU × 2,500円 = 37.5万円
- 次年度以降に純増分が120TEUあった場合:120TEU × 2,500円 = 30万円
公式ページに、集貨拡大支援補助の上限額は書かれていません。次年度以降は、貨物が純増した分だけが対象です。純増の基準年は公式ページに記載がないため、前年度の実績をどう数えるかを物流振興課へ確かめてください。
どんな貨物が補助の対象?
対象にならない貨物を先に挙げます。
- すでに北九州港を使っている貨物(純増分を除く)
- 補助対象期間(2026年4月1日〜2027年3月31日)の外の輸送
対象になる貨物は次のとおりです。
| 区分 | 対象CT | 対象の貨物 | 補助額 |
|---|---|---|---|
| 新規貨物 | 輸出入はひびきCT、移出入はひびきCT・太刀浦CT | 新規立地や工場の増設、モーダルシフトで新たに出る貨物 | 外航・内航とも2,500円/TEU |
| 転換貨物 | ひびきCT・太刀浦CT | 他港から北九州港へ切り替えた貨物 | 外航・内航とも2,500円/TEU |
モーダルシフトは、トラック輸送から船や鉄道へ切り替えることです。案内PDFには、新規貨物を「輸送手法の変更等により新たにコンテナ化した貨物」とする書き方もあります。公式ページとの書き方の違いは、申請前に物流振興課で確かめてください。使うCTが対象に入るかは、申請前に確かめてください。
申請の流れは?
- 物流振興課へ事前に連絡する(荷主・フォワーダー→北九州市 物流振興課。電話093-321-5941)
- 貨物の区分を確かめる(新規・転換のどちらか。物流振興課と相談)
- 対象期間内に輸送する(荷主・フォワーダー。2026年4月1日〜2027年3月31日)
- 申請書を出す(荷主・フォワーダー→物流振興課。2027年1月29日まで)
必要な書類
準備できた 0 / 1
申請書類の名前や様式は、公式ページにも案内PDFにも書かれていません。事前連絡のときに、必要な書類を確かめてください。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 予算に達した:交付申請額の合計が令和8年度の予算に達すると、その時点で受付が終わります。
- 申請期限を過ぎた:期限は2027年1月29日です。補助対象期間は3月31日までですが、1月30日以降の輸送分の扱いは公式ページに書かれていません。
- 純増にならなかった:次年度以降は、増えた分だけが対象です。前から北九州港を使っている貨物は対象外です。
期限に近い時期の貨物がある場合は、早めに物流振興課へ連絡することを勧めます。
トライアル支援補助とは何が違う?
トライアル支援補助の条件や対象CTは、別の記事で説明しています。違いだけ並べます。
| 項目 | 集貨拡大支援補助 | トライアル支援補助 |
|---|---|---|
| 狙い | 新規・転換で貨物を増やす | 新ルートを試す |
| 補助額 | 2,500円/TEU | 13,000円/20ft、21,000円/40ft |
| 上限 | 公式ページに記載なし | 1荷主50万円 |
よくある質問
集貨拡大支援補助に上限額はありますか?
公式ページと案内PDFのどちらにも、集貨拡大支援補助の上限額は書かれていません。補助額は1TEUあたり2,500円で、外航も内航も同じです。たとえば年400TEUを他港から切り替えれば、400TEU × 2,500円で100万円になります。予算に達した時点で受付は終わるため、実際にいくら受け取れるかは、申請の前に北九州市港湾空港局の物流振興課(093-321-5941)で確かめてください。
TEUとは何ですか?
TEUは、20フィートコンテナ1本分を1と数える単位です。国際輸送の貨物量を数えるときに使われます。この補助の単価2,500円は、1TEUあたりの金額です。補助額は、運んだ貨物のTEU数に2,500円を掛けて求めます。40フィートコンテナを何TEUと数えるかは、公式ページに説明がありません。自社の貨物がいくつになるかは、物流振興課に確かめてください。
新規貨物とは、どんな貨物ですか?
公式ページでは、企業の新規立地、工場の増設、モーダルシフトのどれかで新たに発生した外航・内航のコンテナ貨物とされています。案内PDFには「輸送手法の変更等により新たにコンテナ化した貨物」という書き方もあります。たとえば、これまでトラックで運んでいた貨物を、初めてコンテナ輸送に切り替える場合です。自社の貨物が当たるかは、事前連絡のときに確かめてください。
転換貨物とは、どんな貨物ですか?
他の港を使っていた貨物を、北九州港に切り替えたものです。外航も内航も対象で、補助額は1TEUあたり2,500円です。対象CTはひびきCTと太刀浦CTです。以前から北九州港を使っている貨物は、この区分に入りません。他港でいつまで使っていた貨物が転換貨物になるのかという期間の基準は、公式ページに書かれていないため、申請の前に確かめてください。
次年度以降も補助は続きますか?
継続分については、貨物の純増分が補助の対象になります。たとえば2年目に120TEU増えたなら、増えた120TEUに2,500円が掛かり、30万円です。純増の基準にする年や、増減の数え方は公式ページに書かれていません。また、制度そのものが次の年度も実施されるかは、令和8年度のご案内には書かれていません。実施の有無は、公式ページで確かめてください。
対象のターミナルはどこですか?
集貨拡大支援補助の新規貨物は、輸出入がひびきCT、移出入がひびきCTと太刀浦CTです。転換貨物は、ひびきCTと太刀浦CTです。ひびきCTと太刀浦CTのどちらでもない場所を使う貨物は、公式ページの対象CTに書かれていません。使うターミナルが決まっている場合は、申請の前に物流振興課へ、そのCTが対象に入るかを確認してください。
申請期限はいつですか?
申請期限は、2027年1月29日(金)です。補助対象期間は2026年4月1日から2027年3月31日までですが、期限は対象期間の終わりより早く来ます。さらに、交付申請額の合計が令和8年度の予算に達した場合は、その時点で受付が終わります。期限の前でも終わることがあるため、輸送の計画が決まった段階で、早めに物流振興課へ連絡することを勧めます。
申請の前に、何か手続きは必要ですか?
公式ページには「申請される場合は、事前に下記問合せ先までご一報ください」と書かれています。連絡先は、北九州市港湾空港局 港営部 物流振興課(電話093-321-5941)です。申請書類の名前や様式は公式ページにないため、この連絡のときに必要な書類も聞いておくと、申請がスムーズです。
トライアルと集貨拡大を両方使えますか?
公式ページにも案内PDFにも、両方を同時に使えるかは書かれていません。同じ貨物に2つの補助を重ねられるかは、わかりません。貨物ごとの区分が違えば、別々に申請できる可能性はあります。ただしこれは確認できた情報ではないため、両方を使いたいときは、事前連絡の段階で物流振興課に確かめてください。
外航と内航で補助額は違いますか?
集貨拡大支援補助では違いません。外航(海外との輸出入)も内航(国内の港との移出入)も、1TEUあたり2,500円です。新規貨物でも転換貨物でも同じです。ただし対象のCTは貨物の区分で少し違います。新規貨物の輸出入はひびきCTだけで、移出入はひびきCTと太刀浦CTです。輸送先が海外か国内かで、使えるCTが変わる場合があります。
荷主でなくフォワーダーでも申請できますか?
できる見込みです。公式ページの補助対象者は「荷主、フォワーダー等」と書かれています。フォワーダーは、荷主に代わって輸送を手配する事業者です。荷主とフォワーダーのどちらが申請者になるべきか、両方が申請したら重複するのかは、公式ページに書かれていません。荷主とフォワーダーが組んで輸送する場合は、事前連絡のときに物流振興課へ確かめてください。
