物価高騰で燃料費や資材費が増えた農林水産業者に、杵築市が経費の増加分の一部を出す制度です。令和8年度の申請は、2026年8月31日(月)の窓口受付で終わっています。次の募集の案内は、確認できた範囲では出ていません。
対象は農林水産業者に限られ、一般の商工業者は申請できません。補助額は増加分に3.8%をかけて決まり、上限は10万円です。
杵築市農林水産業者経営継続支援事業補助金の要点まとめ
正式名:杵築市農林水産業者経営継続支援事業補助金
だれが
- 申請者
- 事業者(法人・個人事業主)
- 対象業種
- 農業・林業・漁業
- 利用目的
- 物価高騰で増えた経費の補填
- 対象地域
- 大分県杵築市(個人は市内に住所、法人は市内に本店か主な事業所)
- 従業員数
- 公式ページに記載なし(農林水産課へお問い合わせください)
いくら
- 補助上限額
- 10万円(下限1万円)
- 補助率
- 対象経費×3.8%(千円未満切捨て)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2026年6月1日〜2026年8月31日(受付終了)
- 公式サイト
- 杵築市「広報きつき 令和8年8月号」
次の募集はあるのか
この記事は令和8年度分の記録です。広報きつき8月号の市政ナビに「申請は8月31日まで」(土日祝を除く)と載っていました。
次の年度に同じ制度が続くかどうかは、確認できた資料に書かれていません。物価高騰への対応として組まれた制度なので、続くかどうかは物価の動きと市の予算で決まると読めます。ただしこれは編集部の推測です。
窓口は農林水産課 農業振興係(電話 0978-62-1809)です。来年度の予定は、課に直接たずねるのが確実です。
うちは対象になる?
次の3つに、すべて当てはまれば対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 3
個人は市内に住所、法人は市内に本店か主な事業所があることが条件です。市税の滞納は、市と納付計画を作った人なら滞納に数えません。
4区分は、認定農業者、認定新規就農者、大分県漁業協同組合杵築支店に所属する漁業者・水産加工業者、そして農林業の事業収入が基準以上ある人です。収入の基準は、個人が令和7年分で50万円以上、法人が直近の事業年度で50万円以上です。
認定農業者は、市の認定を受けた農業者のことです。認定がなくても、収入の基準を満たせば対象になります。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 農林水産業者でない商工業者
- ✕ 市内に住所も本店・事業所もない
- ✕ 納付計画のない市税などの滞納がある
いくらもらえる?
補助額は、物価高騰で増えた経費に3.8%をかけた額です。千円未満は切り捨てます。上限は10万円で、下限は1万円です。
- 増加分が30万円:30万円 × 3.8% = 11,400円 → 切り捨てて11,000円
- 増加分が200万円:200万円 × 3.8% = 76,000円
- 増加分が300万円:300万円 × 3.8% = 114,000円 → 上限の10万円
- 増加分が15万円:15万円 × 3.8% = 5,700円 → 下限の1万円に届かない
上限の10万円に届くのは、増加分がおよそ263万円以上のときです。下限の1万円に届くのは、増加分がおよそ26.4万円以上のときです。経営の規模が小さいほど、下限で止まりやすくなります。
増加分を何と比べて数えるのかは、確認できた資料に書かれていません。前年との比較なのか、特定の月との比較なのかは、担当課の判断になります。
何に使える?
対象にならないもの
- 専従者給与(家族従業員に払う給与)
対象になるもの
- 燃料費、資材費など、物価高騰で増えた経費
対象になるのは、あくまで「増えた分」です。経費の総額ではありません。
申請の流れ
令和8年度の受付は終わっています。次に募集があった場合を考えて、令和8年度の流れを残します。
- 対象の区分を確かめる(事業者。認定の有無、収入の額)
- 増加分を集計する(事業者。燃料費・資材費の領収書をそろえる)
- 申請書と書類を窓口へ持参する(事業者→農林水産課、山香振興課、大田振興課のどれか。受付期間のうちに)
- 補助金を受け取る(杵築市→事業者。口座は通帳の写しで示す)
申請書は3つの窓口に置いてあるほか、市のウェブサイトからダウンロードできました。郵送での受付は、確認できた資料に書かれていません。
必要な書類
準備できた 0 / 5
個人は令和7年分の確定申告書と収支内訳書、または令和8年度の市民税申告書と収支内訳書の写しを出します。法人は直近分の決算報告書(損益計算書)です。通帳は、振込先の口座のものです。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 市税などの滞納:納付計画がないまま滞納していると対象外です。
- 4区分のどれにも当たらない:認定や所属がなく、収入も基準に届かない場合です。
- 増加分が小さい:計算した額が下限の1万円に届かないと、申請できません。
- 受付期間を過ぎた:令和8年度は2026年8月31日で終わりました。
よくある質問
令和8年度の申請は、まだできますか?
令和8年度の受付は、2026年8月31日(月)で終わっています。広報きつき8月号にも「申請期限は8月31日まで」(土日祝を除く)と案内がありました。次の年度に同じ制度が続くかどうかは、確認できた資料には出ていません。来年度の予定を知りたいときは、杵築市の農林水産課 農業振興係(電話 0978-62-1809)にたずねてください。
認定農業者でなければ対象外ですか?
対象外ではありません。区分は4つあり、認定農業者はそのうちの1つです。認定農業者でなくても、農林業の事業収入が基準以上あれば対象になります。基準は、個人が令和7年分で50万円以上、法人が直近の事業年度で50万円以上です。収入の裏づけには、確定申告書や収支内訳書、法人は決算報告書の写しを使います。
漁業者や水産加工業者も対象ですか?
対象です。ただし、大分県漁業協同組合杵築支店に所属していることが条件です。漁業者に加えて、水産加工業者も含まれます。杵築支店に所属していない漁業者は、この区分には当たりません。その場合は、農林業の事業収入の基準で見る形になるのか、担当課の判断になります。窓口は農林水産課です。
市外に住んでいる場合は申請できますか?
個人は市内に住所があること、法人は市内に本店か主な事業所があることが条件です。市外に住む個人が、市内の事業所だけで申請できるかどうかは、確認できた資料に書かれていません。迷うときは、申請の前に農林水産課へ問い合わせてください。法人の場合は、市内に本店か主な事業所があるかどうかで見ます。
法人でも申請できますか?
法人も対象です。収入の区分では、法人は直近の事業年度で農林業の事業収入が50万円以上あることが基準です。個人は令和7年分で50万円以上です。認定農業者や漁協杵築支店所属の区分に当たる法人であれば、収入の基準は問われません。法人は、直近分の決算報告書(損益計算書)と通帳の写しを出します。
専従者給与は対象経費に入りますか?
入りません。対象経費は物価高騰で増えた経費ですが、専従者給与は経費から除かれます。専従者給与とは、青色申告で家族の従業員に払う給与のことです。燃料費や資材費の増加分を集計するときは、専従者給与が混ざっていないかを確かめてから合計してください。
補助額はどう計算しますか?
物価高騰で増えた経費に3.8%をかけ、千円未満を切り捨てます。たとえば増加分が30万円なら、11,400円になり、切り捨てて11,000円です。上限は10万円なので、増加分が約263万円を超えても、補助額は10万円で止まります。増加分の数え方は、確認できた資料に書かれていません。
補助額に下限はありますか?
下限は1万円です。増加分が15万円なら、計算上の補助額は5,700円で、下限に届きません。下限に届くのは、増加分がおよそ26.4万円以上のときです。下限に届かない場合は、申請しても補助が出ない形になります。経営の規模が小さいほど下限で止まりやすいので、増加分の集計を先に済ませてから、申請するかどうかを決めてください。
申請に必要な書類は何ですか?
申請書のほか、個人は確定申告書または市民税申告書と収支内訳書の写し、法人は決算報告書(損益計算書)の写しです。どちらも振込先口座の通帳の写しが要ります。持参先は農林水産課、山香振興課、大田振興課の窓口です。申請書は、窓口か市のウェブサイトで入手できました。
市税の滞納があると申請できませんか?
市税などの滞納がないことが条件です。ただし、市と納付計画を作った人は、滞納がない人と同じに扱われます。計画を作らないまま滞納していると、対象外です。分割で納めている場合は、納付計画があるかどうかを、申請の前に市の税務担当に確かめてください。
問い合わせ先はどこですか?
杵築市の農林水産課 農業振興係です。電話は0978-62-1809、住所は大分県杵築市大字杵築377番地1です。来年度の予定や増加分の数え方など、確認できた資料に書かれていない点は、ここでたずねるのが確実です。山香振興課と大田振興課の窓口でも、申請書を受け取れました。
物価高騰の増加分は、何の領収書で示しますか?
確認できた資料には、増加分を示す書類の指定がありません。必要書類として挙がっているのは、申請書、確定申告書などの写し、決算報告書、通帳の写しです。ただ、増加分を自分で集計しておくことは欠かせません。燃料費や資材費の領収書は、金額が分かる形で保管してください。
