バスを1台仕立てて、団体客を昭和の町へ。豊後高田市が旅行会社に用意した助成金は、その1台にちゃんと値段をつけます。
対象は、市外から往復の貸切バスで20人以上を運ぶ旅行行程。バス1台につき3万円を助成します。
地域観光事業者物価高騰対策事業助成金の要点まとめ
正式名:地域観光事業者物価高騰対策事業助成金(団体旅行造成助成金)
だれが
- 対象業種
- 旅行業(旅行業法に基づく登録旅行業者)
- 利用目的
- 団体旅行の造成・誘客、物価高騰下での事業継続支援
- 対象地域
- 大分県豊後高田市(市外から市内へ誘客する旅行行程)
- 従業員数
- 規模要件の記載なし(登録旅行業者であること)
いくら
- 補助上限額
- バス1台3万円(フェリー利用時はフェリー乗船料込みで上限3万円)
- 補助率
- 定額(バス1台あたり3万円)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 催行日の3日前までに申請。先着順・予算終了次第終了。対象は令和9年3月19日までに催行される旅行
- 公式サイト
- https://www.city.bungotakada.oita.jp/site/showanomachi/41628.html

対象になる行程、ならない行程
対象は、次の4条件をすべて満たす旅行行程です。
- 豊後高田市外からの往復貸切バス利用
- 1行程あたり参加者20人以上
- 市内の飲食店で食事
- 指定の有料観光施設を2ヶ所以上見学
学校行事、政治・宗教活動が目的の旅行は対象外。参加者・役員が暴力団関係者でないことも条件です。
19人以下の少人数ツアーは、そもそも対象になりません。バス1台20人以上、ここがまず最初の関門です。
助成額はバス1台あたり定額、フェリー利用でひと工夫
助成額はバス1台につき3万円の定額です。バス2台なら6万円、3台なら9万円と、台数分そのまま増えます。
フェリーで乗船して来る行程は、バス1台3万円に加えて、フェリー乗船料も助成対象。ただしこちらは上限3万円までです。海路と陸路、両方使う行程を組む場合はこの加算を忘れずに。
申請は「催行の3日前まで」、逆算がすべて
申請の流れは次のとおりです。
- 助成金交付申請書(様式第1号)と旅行行程表を用意する
- 催行日の3日前までに申請書を提出する
- 催行後、領収書写し・実績報告書(様式第3号)・交付請求書(様式第4号)を提出する
3日前という期限、意外と短いです。行程が固まったら、すぐに書類を用意する動きが要ります。ぎりぎりで慌てないよう、行程表と参加人数の確定を先に済ませておくのが安全です。
先着順で、予算がなくなり次第受付終了します。予算終了で締め切られる仕組みなので、シーズンの早い時期に動くほど有利です。
令和8年度(〜令和9年3月19日催行分)限りの制度
この助成金は、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を財源にしています。対象は令和9年3月19日までに催行された旅行行程のみ。年度をまたいで継続するかどうかは、現時点で公式ページに次年度の案内はありません。
来シーズンの企画に組み込みたい旅行会社は、次年度の募集有無を早めに問い合わせておくと安心です。
対象経費の線引きで迷ったら
「市内飲食店」の範囲、「指定観光施設」の指定リスト、対象・対象外の境目は行程を組む段階でつまずきやすいところです。
よくある質問
個人での旅行申し込みも対象になりますか?
なりません。旅行業法に基づき登録を受けた旅行業者が造成する団体旅行行程のみが対象です。
参加者が19人だった場合はどうなりますか?
対象外です。1行程あたり参加者20人以上が条件のため、19人以下では助成を受けられません。
オンライン申請はできますか?
公式ページに記載なし(豊後高田市観光まちづくり株式会社へお問い合わせください)。申請書は様式第1号を用いて提出する形です。
