同じ機械購入費でも、補助率は事業者によって違います。杵築市のこの支援事業は、すでに売れている実績があるかどうかで線を引いているからです。

販売実績があれば補助率50%、なければ30%。機械費の上限は最大300万円まで変わります。

この補助金の概要(早見表)

検索項目内容
制度名きつき特産品開発支援事業
対象業種業種指定なし(特産品開発に取り組む事業者)
利用目的特産品開発のための機械・備品購入、パッケージデザイン・広告制作
対象地域大分県杵築市(当該年度4月1日時点で市内に事業所を有する事業者)
従業員数個人事業主・法人を問わず、規模要件の記載なし
補助上限額機械費300万円(販売実績あり)/100万円(販売実績なし)、広告費20万円(共通)
補助率販売実績あり:50%/販売実績なし:30%
申請受付令和9年2月27日(金曜)まで(先着順、予算700万円に達し次第終了)
公式サイトhttps://www.city.kitsuki.lg.jp/soshiki/1/syoukou_kankou/brand/7658.html
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※この表の項目(対象業種・利用目的・対象地域・従業員数)は、GRANTOSの補助金診断の検索軸に対応しています。

対象になる経費は2区分だけ

対象経費は、次の2区分に限られます。

  1. 機械購入費・備品購入費(設置にかかる経費を含む)
  2. パッケージデザイン費・バナー作成費その他広告料

特産品の試作費や原材料費そのものは、対象経費の一覧に含まれていません。開発した商品を「作る設備」と「売るための見た目」に絞った制度だと考えると分かりやすいです。

なぜ販売実績で補助率が変わるのか

同じ機械購入でも、販売実績のある事業者は補助率50%・上限300万円。実績のない事業者は補助率30%・上限100万円です。

この差は、すでに売れている商品の生産能力を増強する投資の方が、成果につながりやすいと見ているためだと考えられます。ゼロから開発する挑戦を締め出す制度ではありませんが、実績がある事業者ほど手厚くなる設計です。

同じ杵築市には「杵築ブランド販売促進等支援事業補助金」という別の制度もあります。特産品を"開発する"段階か"売り込む"段階かで、使う制度が変わる点に注意してください。

補助額のシミュレーション

具体例で見てみます。

  • 販売実績があるケース:真空包装機600万円を導入。補助率50%で300万円(上限到達)。自己負担は300万円
  • 販売実績がないケース:小型の焙煎機150万円を導入。補助率30%で45万円。上限100万円には届かないため、計算どおり45万円が補助額
  • 広告費のケース:パッケージデザイン一新で30万円かけた場合、補助率にかかわらず上限20万円まで。差額の10万円は自己負担

機械費と広告費は別枠なので、両方を組み合わせて申請することもできます。

先着順、予算700万円という上限

令和8年度の予算は700万円。申請は先着順で、予算に達し次第、締切日(令和9年2月27日)より前でも受付が終了します。

機械費の上限300万円の申請が2〜3件通れば、予算の半分近くが埋まる計算です。検討している事業者ほど、早く動いた方が有利な構造になっています。

特産品開発と販路開拓、切り分けて考える

特産品を作るところまではこの制度、その先の展示会出展や販路開拓は別の制度、という役割分担になっている自治体が少なくありません。杵築市も同様の構造です。

対象経費の線引きや、販路開拓系の補助金との組み合わせ方は、GRANTOS公式LINEの登録者限定ページでも紹介しています。

よくある質問

「販売実績」とは、どの程度の実績が必要ですか?

公式ページに記載なし(杵築市商工観光課ブランド・ふるさと納税係へお問い合わせください)。ECサイト等での販売実績が判定材料になるとみられます。

原材料費や試作費も対象になりますか?

対象経費の一覧には含まれていません。対象は機械・備品購入費パッケージデザイン・広告関連費用の2区分のみです。

個人事業主でも申請できますか?

できます。当該年度4月1日時点で杵築市内に事業所を有する個人事業主・法人が対象です。


免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。補助率・上限額・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず杵築市の公式ページで内容をご確認ください。

出典:


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補助率の判定や、機械費・広告費の使い分けに迷う場合は、専門家に相談するのも一つの手です。

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