店舗の内装をコンクリート打ちっぱなしから木質の空間に変えると、来店客の印象はかなり変わります。神戸市はこの木質化にかかる工事費用の一部を、市産木材「KOBE WOOD」を使うことを条件に補助しています。
対象は施設の所有者等で、内装の木質化工事や木製品の購入・設置にかかる経費が対象です。上限200万円、下限30万円という枠が設定されており、少額の工事だと対象にならない点に注意が必要です。木工事業者向けの製品製作型メニューは別記事で扱っています。
KOBE WOOD補助金(施設木質化型)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | KOBE WOOD補助金(施設木質化型) |
| 対象業種 | 指定なし(施設所有者等) |
| 利用目的 | KOBE WOODを用いた施設内装の木質化工事、木製品の購入・設置 |
| 対象地域 | 神戸市 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 200万円(下限30万円) |
| 補助率 | 1/3 |
| 申請受付 | 2026年4月1日~2026年9月30日(申請額が予算上限に達し次第終了) |
| 公式サイト | 神戸市「KOBE WOOD補助金の創設と申請受付開始について」 |

下限30万円がある珍しい設計
多くの補助金は上限額だけを気にすればよいのですが、この制度には下限30万円が設定されています。工事費が30万円に届かない小規模な木質化は対象外になるため、内装の一部だけを軽く木質化する程度では申請できません。ある程度まとまった規模の工事を計画している施設向けの制度と考えたほうがよさそうです。
対象経費は「KOBE WOODを用いた木質化にかかる工事、木製品の購入、設置、運搬等に要する経費」です。補助率は1/3で、上限200万円まで補助されます。
予算上限に達すると受付終了
申請期間は2026年4月1日から2026年9月30日までですが、申請額が予算上限に達した時点で期間内でも受付を終了する仕組みです。木質化を検討している場合は、期間の後半まで待たずに早めに計画を固めておくほうが安全です。
申請の流れ
- 所定の様式で計画書を作成する
- 郵送・メール・持参のいずれかの方法で提出する
- 交付決定後に工事を実施する
具体的な様式や交付要綱は、神戸市の公式ページ内にある専用ページ(KOBE WOOD補助金)で確認できます。
よくある質問
KOBE WOOD以外の木材を使った工事は対象になりますか?
公式ページの記載どおりであれば、対象は「KOBE WOODを用いた」木質化に限られます。詳細は神戸市の担当窓口にご確認ください。
賃貸物件のテナントとして入居している場合も申請できますか?
対象者は「施設所有者等」とされています。テナント事業者が申請できるかどうかは、神戸市の担当窓口に直接ご確認ください。
工事費が30万円に届かない場合はどうすればよいですか?
この制度の下限は30万円のため、それ未満の工事は対象外です。他の木質化に使える補助制度がないか、神戸市にあわせて相談することをおすすめします。
