正社員として都会から人を引っ張ってくるのは難しい。でも、週1日だけ関わってもらう「副業人材」なら手が届くかもしれない——高知県のプロ人材助成金は、この副業・兼業のパターンにも上限50万円という手厚い助成を用意しています。
「高知県地域外プロフェッショナル人材活用促進事業費助成金(プロ人材助成金)」は、経営課題の解決のために県外の専門人材を獲得する際の費用を助成する制度です。実施主体は公益財団法人高知県産業振興センター。一般枠は上限30万円(補助率1/2)、副業・兼業活用推進枠は上限50万円(補助率4/5)と、枠によって助成率が大きく違います。応募締切は令和9年2月12日です。
プロ人材助成金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 高知県地域外プロフェッショナル人材活用促進事業費助成金(プロ人材助成金) |
| 対象業種 | 指定なし |
| 利用目的 | 外部プロフェッショナル人材の獲得(紹介手数料・報酬等) |
| 対象地域 | 高知県内 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 一般枠30万円/副業・兼業活用推進枠50万円 |
| 補助率 | 一般枠1/2以内/副業・兼業活用推進枠4/5以内 |
| 申請受付 | 〜令和9年2月12日(金) |
| 公式サイト | 高知県「プロフェッショナル人材戦略拠点事業サイト」 |

2つの枠の違い
| 枠 | 補助率 | 上限額 | 対象経費 |
|---|---|---|---|
| 一般枠 | 1/2以内 | 30万円(紹介手数料上限20万円・交通宿泊費上限10万円) | 紹介手数料、交通宿泊費 |
| 副業・兼業活用推進枠 | 4/5以内 | 50万円(初回のみ) | 紹介手数料、交通宿泊費、報酬 |
副業・兼業活用推進枠は助成率が4/5と高く、しかも「報酬」自体まで対象経費に含まれる点が一般枠と大きく異なります。 フルタイムで正社員採用するより、まず週数日の副業人材で経営課題の一部を任せてみる、という選択肢が金銭的に取りやすくなっています。
どんな課題で使えるか
対象になるのは、自社だけでは解決が難しい経営課題です。たとえば次のような場面が想定されます。
- 新しい販路開拓の戦略を立てられる人がいない
- ECサイト運用やデジタルマーケティングの知見がない
- 製造現場の生産管理を見直せる人材がいない
こうした課題に対して、都市部の経験者を人材紹介会社経由で獲得したり、副業として関わってもらったりする際の紹介手数料・交通費・報酬の一部が助成されます。正社員採用にこだわらず、まず副業契約で試してみるという選択肢が、助成率の差からも後押しされている形です。
よくある質問
正社員採用でなくても対象になりますか?
なります。副業・兼業活用推進枠は、正社員採用ではなく週数日の副業契約を前提にした枠で、むしろこちらのほうが助成率は高くなっています。
一般枠と副業・兼業活用推進枠は両方使えますか?
助成の性質が異なるため、まずは自社が想定する人材の関わり方(正社員採用か副業契約か)でどちらの枠に当てはまるかを確認する必要があります。詳細はプロフェッショナル人材戦略拠点への確認が確実です。
締切はいつですか?
令和9年2月12日(金)です。予算の状況によって早期に締め切られる可能性もあるため、早めの相談をおすすめします。
