夏の工事現場で、ファンが付いた作業服を着けている職人を見かけることが増えました。ウエア・ファン・バッテリーのセットで1着1万円を超えることも珍しくなく、現場の人数分そろえると出費はすぐに数万円に膨らみます。
熊谷市の「屋外現場作業負荷軽減支援事業補助金」は、市内に事業所を持つ建設業の中小企業者が対象です。ファン付き作業服や冷却ベストを買うと、1着あたり7,000円、最大5人分・35,000円までが戻ります。申請の受付は2026年5月15日から10月31日まで(予算額に達し次第終了)です。
熊谷市は最高気温の記録で知られる土地柄です。屋外の現場作業員がいる建設業者にとっては、実務に直結する制度といえます。
熊谷市屋外現場作業負荷軽減支援事業補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 屋外現場作業負荷軽減支援事業補助金 |
| 対象業種 | 建設業 |
| 利用目的 | ファン付き作業服・冷却ベストなど、屋外現場の熱中症対策用品の購入費補助 |
| 対象地域 | 埼玉県熊谷市(市内に事業所を有すること) |
| 従業員数 | 中小企業基本法第2条第1項の中小企業者(業種ごとに資本金・従業員数の基準があり、どちらか一方を満たせば該当) |
| 補助上限額 | 事業者あたり最大35,000円(1着7,000円×5人分) |
| 補助率 | 定額(1着あたり7,000円) |
| 申請受付 | 2026年5月15日〜10月31日(予算額に達し次第終了) |
| 公式サイト | 熊谷市「屋外現場作業負荷軽減支援事業補助金」 |

まず確認したいこと:自分の会社は「建設業」で市内に拠点があるか
対象は、熊谷市内に事業所を有する建設業の中小企業者です。中小企業基本法第2条第1項の中小企業者とは、業種ごとに資本金・従業員数の上限が決まっており(建設業を含む「その他」業種は資本金3億円以下または従業員300人以下)、どちらか一方を満たせば該当します。市税を滞納していないことも条件です。
事業所が市外にあり、熊谷市内の現場で作業しているだけの場合は対象になりません。窓口となる企業活動支援課労政係(048-594-6820)に、自社が対象かどうか事前に確認しておくと安心です。
いくら戻るのか:1着7,000円、上限は5人分
補助対象は、1着あたり14,000円(税抜き)以上のファン付き作業服・冷却ベストなどです。ファン付き作業服は、ウエア・ファン・バッテリーのセット一式で1つの経費として扱われます。
- 補助額:1着につき7,000円(定額)
- 上限:1事業者あたり35,000円(5人分まで)
- 屋外現場作業員1人につき1着まで
たとえば、現場作業員5人分のファン付き作業服(1着15,000円・税抜)をそろえた場合、購入総額は75,000円ですが、補助を受けられるのは35,000円までです。14,000円未満の作業服やベストは対象外になるので、購入前に価格を確認しておく必要があります。
つまずきやすいポイント:購入していい期間と申請できる期間はズレている
この補助金でいちばん見落としやすいのは、申請受付期間(5月15日〜10月31日)と、対象になる購入期間(4月1日〜9月30日)が一致していないことです。
- 対象になる購入:2026年4月1日〜9月30日に購入したもの
- 申請できる期間:2026年5月15日〜10月31日
つまり、9月30日を過ぎてから買った作業服は、申請期間内であっても補助の対象にはなりません。逆に、4月中に買ったものは、申請の受付が始まる5月15日を待ってから申請する形になります。領収書には型番・品番の記載が必要なので、購入時にレシートだけでなく品番入りの領収書をもらっておくことが重要です。
申請の方法と必要書類
申請は電子申請または郵送で受け付けています(郵送は締切日の消印有効)。必要書類は次のとおりです。
- 申請書兼請求書
- 誓約・同意書
- 建設業許可証の写し
- 従業員数が確認できる書類
- 型番・品番が記載された領収書等の写し
- 請求書等の写し
- 購入した機器の写真
- 振込先口座情報
書類は8種類にのぼるため、購入時の領収書・品番の控えを早めにそろえておくと、申請直前で慌てずに済みます。
よくある質問
冷却ベストだけでも補助対象になりますか?
対象になります。ファン付き作業服だけでなく、1着14,000円(税抜)以上の冷却ベストなどの熱中症対策用品も補助の対象です。
予算がなくなったら申請できませんか?
予算額に達した時点で受付が終了します。10月31日まで期間があるように見えても、早めの購入・申請をおすすめします。
