この奨励金で時間がかかるのは、申請ではなく、その前に要る2つの手続きです。ジギョケイ(事業継続力強化計画)の認定は、申請から2か月ほどかかることがあります。
熊谷市内に事業所がある中小企業が、埼玉県SDGsパートナーの登録とジギョケイの認定を両方そろえると、定額15万円を1回受け取れます。どちらか一方だけでは申請できません。すでに片方を持っているなら、残りの1つから動くことになります。
熊谷市中小企業SDGs経営・ジギョケイ策定支援奨励金の要点まとめ
正式名:熊谷市中小企業SDGs経営・ジギョケイ策定支援奨励金
だれが
- 申請者
- 事業者(法人・個人事業主)
- 対象業種
- 業種の指定なし
- 利用目的
- 埼玉県SDGsパートナー登録とジギョケイ認定の取得
- 対象地域
- 埼玉県熊谷市
- 従業員数
- 中小企業者の範囲(業種ごとに資本金・従業員数の基準あり)
いくら
- 補助上限額
- 15万円(1事業者に対し1回限り)
- 補助率
- 定額(15万円)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2027年1月29日まで(郵送は当日消印有効。予算に達し次第終了)
何から始める?2つの手続きの中身
2つの手続きは、どちらを先にしても構いません。市の案内にも順番の指定はありません。
- 埼玉県SDGsパートナー:SDGsに自ら取り組み、県と連携して普及に協力する企業や団体を、県が登録する制度です。募集は年3回あります。
- ジギョケイ:防災・減災の事前対策を盛り込んだ計画を作り、経済産業大臣の認定を受ける制度です。認定を受けると、税制優遇や金融支援、補助金の加点などが受けられます。
SDGsパートナーの募集が年3回なので、登録したい時期に募集があるとは限りません。ジギョケイの認定も申請から2か月ほどかかることがあるため、締切の直前に始めると間に合わないおそれがあります。先に募集の時期と日数を確かめるという手があります。
SDGsパートナーの登録も、ジギョケイの認定も、熊谷商工会議所(048-521-4600)とくまがや市商工会(048-588-0140)が、市と連携してセミナーや相談を行っています。詳しくは各事務局に問い合わせてください。
認定の対象は、単独の事業継続力強化計画と、複数社で作る連携事業継続力強化計画のどちらかです。計画を新しく作った場合も、変更の認定を受けた場合も数えられます。
うちの会社は対象になる?
次のすべてに当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 5
中小企業者とは、中小企業等経営強化法で決まっている中小企業の範囲のことです。業種ごとに資本金と従業員数の基準があり、市の案内には具体的な数字が載っていません。迷う場合は、熊谷市の企業活動支援課に聞いてください。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 登録か認定のどちらかがない
- ✕ 登録証か認定書が受付時点で無効
- ✕ 市税を滞納している
- ✕ 暴力団が関与している事業者
- ✕ すでにこの奨励金を受けた
登録証と認定書は、受付の時点で有効なものを出します。期限が切れていないか、申請の前に見ておくと安心です。
いくら戻る?
金額は定額の15万円で、1事業者につき1回限りです。かかった費用に率をかけて決める制度ではありません。
- 専門家に計画書づくりを頼んで費用がかさんだ場合:交付は15万円
- 自社だけで計画を書いて費用が小さかった場合:交付は15万円
- 申請が通った場合の合計:15万円 × 1回 = 15万円
2回目の申請はできません。複数の営業所や工場がある場合も、数えるのは事業者単位の1回です。
申請の流れ
- 埼玉県SDGsパートナーに登録する(事業者→埼玉県。年3回の募集のうち、受付中の回に)
- ジギョケイの計画を作り、認定を受ける(事業者→国。申請から2か月ほどかかることがある)
- 書類をそろえる(事業者。登録証と認定書が有効なうちに)
- 窓口に持参するか郵送する(事業者→熊谷市企業活動支援課。2027年1月29日まで、郵送は当日消印有効)
- 市の通知を待つ(熊谷市→事業者。交付の可否が書面で通知される)
提出先は、〒360-8601 熊谷市宮町2-47-1 の熊谷市企業活動支援課です。申請書は、交付申請書と請求書が一体になった様式を使います。
必要な書類
準備できた 0 / 4
通帳の写しは、金融機関名、支店名、名義人、口座番号がわかるページを使います。名義は、個人事業主なら申請者本人、法人なら法人名義です。このほか、市長が必要と認める書類を求められることがあります。
申請書の様式には、事業所の所在地を書く欄があり、「市内の事業所に限る」と添えられています。市が市税の滞納を確認することへの同意と、交付後のアンケートへの協力にもチェックを入れます。個人事業主は、生年月日も書きます。
振込の時期は、市のページと要綱に書かれていませんでした。交付が決まったあとの流れは、企業活動支援課に確かめてください。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 片方の手続きしか済んでいない:SDGsパートナーの登録とジギョケイの認定の両方が要ります。
- 登録証や認定書が有効でない:受付の時点で有効なものでなければ、申請を受け付けてもらえません。
- 予算が先になくなった:1月29日より前でも、予算に達し次第、市が申請の受付を締め切ることがあります。
- 2回目の申請:交付は1事業者に1回限りです。
- 市税の滞納がある:滞納が残っていると、要件を満たしません。
よくある質問
登録と認定のどちらか一方だけでも申請できますか?
申請できません。埼玉県SDGsパートナーとして登録されていることと、ジギョケイの経済産業大臣の認定を受けていることの両方が、交付の要件です。片方だけ持っている場合は、残りの手続きを終えてから申請します。市の案内では、登録証と認定書の写しを2つとも添付することになっています。
どちらを先に取ればよいですか?
市の案内に、順番の指定はありません。どちらを先にしても構いません。ただし、SDGsパートナーは年3回の募集で、ジギョケイは申請から2か月ほどかかることがあります。時間の読みにくい方を先に動かすと、締切に間に合いやすくなります。募集時期と日数は、県と中小企業庁のページで確かめられます。
ジギョケイとは何ですか?
事業継続力強化計画のことです。中小企業が作った防災・減災の事前対策の計画を、経済産業大臣が認定します。認定を受けると、税制優遇や金融支援、補助金の加点などの支援策が使えるようになります。申請から認定まで2か月ほどかかることがあるので、お早めに申請してください、と市の案内に書かれています。
個人事業主でも申請できますか?
申請できます。要件は市内に事業所を持つ中小企業者であることで、法人に限られていません。申請書類の通帳の写しも、個人事業主は申請者本人の名義、法人は法人名義と分けて書かれています。ただし、SDGsパートナーの登録とジギョケイの認定の両方が前提なので、個人事業主もこの2つを取る必要があります。
連携事業継続力強化計画でも対象になりますか?
交付要綱では、ジギョケイは単独の事業継続力強化計画と連携事業継続力強化計画の両方を指しています。複数の会社で一緒に作る連携計画で認定を受けた場合も、要件を満たす見込みです。実際に自社の認定書で足りるかどうかは、申請の前に企業活動支援課へ確かめておくと確実です。
以前に登録や認定を取っていても申請できますか?
取得した時期の制限は、市のページにも要綱にも書かれていませんでした。登録証と認定書が受付の時点で有効であれば、対象になる見込みです。更新の時期が近いときは、申請の前に有効期限を確かめてください。ただし、この奨励金をすでに受けた事業者は、1回限りのため再び受けられません。
本社が市外で、熊谷市に支店や工場がある場合は?
要件は、熊谷市内に事業所を有する中小企業であることです。申請書の事業所の所在地欄は「市内の事業所に限る」とされています。ただ、市内の事業所が支店や工場でも対象になるかどうかは、市のページと要綱に書かれていませんでした。本社の所在地が条件にならないのかも含めて、申請の前に熊谷市の企業活動支援課(048-524-1470)に確かめるのが確実です。
申請はどうやって出しますか?
窓口に持参するか、郵送します。電子申請の案内は、市のページに載っていませんでした。提出先は、熊谷市宮町2-47-1 の熊谷市企業活動支援課です。郵送の場合は、2027年1月29日の当日消印まで有効です。書類は、交付申請書兼請求書、登録証の写し、認定書の写し、通帳の写しをそろえます。申請書には、交付申請額の15万円があらかじめ印字されています。
予算がなくなったらどうなりますか?
市のページに、予算に達し次第、申請を締め切る場合があると書かれています。1月29日の前に受付が終わることもあります。ジギョケイの認定には2か月ほどかかることがあるため、登録と認定がそろってから動くと、受付が終わっているかもしれません。受付の状況は、申請の前に企業活動支援課へ確かめておくと安心です。
来年度も同じ奨励金はありますか?
交付要綱は、2027年3月31日限りで効力を失うと定めています。次の年度に続くかどうかは、市のページに書かれていませんでした。この奨励金は1事業者に1回限りなので、受けられる状態になったら、早めに申請するという手があります。続くかどうかは企業活動支援課に聞いてください。
問い合わせ先はどこですか?
熊谷市産業振興部の企業活動支援課です。電話は048-524-1470(直通)で、開庁日は月曜日から金曜日です。申請書の書き方、事業所の扱い、登録証や認定書の有効期限で迷ったときは、申請の前に聞いておくと出し直しを避けられます。SDGsパートナーは埼玉県、ジギョケイは中小企業庁の案内も見られます。
