「SDGs」と「ジギョケイ」、名前は聞いたことがあっても、両方そろえないと申請できない制度だと知っている事業者は多くありません。
熊谷市の「中小企業SDGs経営・ジギョケイ策定支援奨励金」は、埼玉県SDGsパートナーの登録と、事業継続力強化計画(ジギョケイ)の経済産業大臣認定の両方を取得した中小企業に、15万円を1事業者・1回限り交付する制度です。申請期限は2027年1月29日(郵送は当日消印有効)です。
「ジギョケイ」とは事業継続力強化計画のことで、災害や感染症などの緊急事態が起きても事業を止めない体制を、経済産業大臣が認定する制度です。熊谷市の奨励金は、この認定に加えて県のSDGsパートナー登録も済ませていることが条件になります。
熊谷市中小企業SDGs経営・ジギョケイ策定支援奨励金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 熊谷市中小企業SDGs経営・ジギョケイ策定支援奨励金 |
| 対象業種 | 指定なし(熊谷市内に事業所を有する中小企業) |
| 利用目的 | 埼玉県SDGsパートナー登録とジギョケイ(事業継続力強化計画)認定の取得促進 |
| 対象地域 | 埼玉県熊谷市 |
| 従業員数 | 中小企業基本法第2条第1項の中小企業者(業種ごとに資本金・従業員数の基準があり、どちらか一方を満たせば該当) |
| 補助上限額 | 15万円(1事業者に対し1回限り) |
| 補助率 | 定額(15万円) |
| 申請受付 | 2027年1月29日まで(郵送は当日消印有効) |
| 公式サイト | 熊谷市「熊谷市中小企業SDGs経営・ジギョケイ策定支援奨励金」 |

何から始めるか:2つの認定はどちらが先でもよい
この奨励金は、「埼玉県SDGsパートナー登録」と「ジギョケイの経済産業大臣認定」の両方がそろって初めて申請できます。どちらか一方だけでは対象になりません。すでに片方だけ取得している事業者は、もう一方の手続きを進めるところから始まります。
- 埼玉県SDGsパートナー:埼玉県への登録手続き
- ジギョケイ(事業継続力強化計画):認定経営革新等支援機関(商工会議所・金融機関・税理士等、国が認定した支援機関)の助言を受けながら計画を作成し、経済産業大臣の認定を受ける
自分の会社は対象になるか
対象は、熊谷市内に事業所を有する中小企業者です。市税を滞納していないこと、暴力団関係者でないことも条件になります。中小企業基本法第2条第1項の中小企業者とは、業種ごとに資本金・従業員数の上限が決まっており(製造業その他は資本金3億円以下または従業員300人以下、卸売業は1億円以下または100人以下、小売業は5,000万円以下または50人以下、サービス業は5,000万円以下または100人以下)、どちらか一方を満たせば該当します。
必要書類と申請の流れ
- 交付申請書兼請求書
- 埼玉県SDGsパートナー登録証の写し
- ジギョケイの認定書の写し
- 振込先口座の通帳の写し
書類自体は多くありませんが、前提となる2つの認定を取るまでに時間がかかる点に注意が必要です。ジギョケイの認定は、計画書の作成から認定まで数週間かかることが一般的です。奨励金の申請を考えているなら、認定手続きは早めに動き出すという手があります。
よくある質問
SDGsパートナー登録とジギョケイ、どちらか一方だけでは申請できませんか?
申請できません。両方の登録・認定がそろっていることが条件です。
過去に一度この奨励金を受け取った事業者は再申請できますか?
できません。1事業者につき1回限りの交付です。
