男の子のHPVワクチンは、三鷹市に住んでいれば費用を助成してもらえるのか。助成されます。9価ワクチンなら1回3万円まで、3回で最大9万円、4価ワクチンなら1回1万7千円までです。対象は小学6年生から高校1年生に当たる年齢の男子で、市の協力医療機関で受けた分だけが助成の対象になります。
三鷹市の男性HPVワクチン任意接種費用助成の要点まとめ
正式名:男性のHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン任意接種費用助成
だれが
- 申請者
- 個人(本人または保護者)
- 対象業種
- 指定なし(個人が申請)
- 利用目的
- 男性のHPVワクチン任意接種の費用
- 対象地域
- 東京都三鷹市
- 従業員数
- 規定なし(個人が申請)
いくら
- 補助上限額
- 9万円
- 補助率
- 10/10(接種費用の全額。1回の上限は9価3万円・4価1.7万円で、3回まで)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2026年4月1日〜2027年3月31日(令和8年度の実施期間)
息子は助成の対象か
次の4つにすべて当てはまれば対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 4
年齢は、12歳になる年度の4月1日から、16歳になる年度の3月31日までです。学年でいえば小学6年生から高校1年生に当たります。災害で被災地から市内に避難している人など、市長が認める場合も対象になります。
次のどれかに当たると助成されません。
- ✕ 市外の医療機関で接種する
- ✕ 令和9年3月31日より後に接種する
- ✕ 診察を受けただけで接種しなかった
- ✕ 16歳になる年度の末日を過ぎている
最後の項目は、16歳の誕生日ではなく年度末で区切る点に注意してください。高校1年生に当たる年度の3月31日を過ぎると、対象から外れます。
いくら助成される?
助成額は、医療機関が決めた接種費用のうち、ワクチンの種類ごとの上限までです。1人あたり3回まで助成されます。
| ワクチン | 1回の助成の上限 | 3回の合計 |
|---|---|---|
| シルガード9(9価) | 30,000円 | 90,000円 |
| ガーダシル(4価) | 17,000円 | 51,000円 |
窓口で払うのは、接種費用から助成額を引いた差額だけです。
- 9価を1回32,000円の医療機関で受ける:32,000円 - 30,000円 = 2,000円(自己負担)
- 9価を3回とも32,000円の医療機関で受ける:32,000円 × 3回 = 96,000円、助成は9万円なので自己負担は6,000円
- 4価を1回20,000円の医療機関で受ける(仮の金額):20,000円 - 17,000円 = 3,000円
1回目から15歳未満で9価を受けると、2回で接種が終わります。この場合の助成は2回分です。
医療機関の接種費用が上限より安いときは、接種費用と同じ額が助成されます。窓口の負担はありません。接種費用は医療機関ごとに違うので、予約の電話で聞いておくのが確実です。
助成の対象になる接種・ならない接種
線引きの中心は、受ける場所と受ける時期です。
| 対象になる | 対象にならない |
|---|---|
| 市の協力医療機関での接種 | 協力医療機関以外での接種 |
| 令和8年4月1日〜令和9年3月31日の接種 | 実施期間の前後に受けた接種 |
| 9価(シルガード9)か4価(ガーダシル)の接種 | 上記以外のワクチン |
| 1人あたり3回までの接種 | 4回目以降の接種 |
| 市の指定予診票を使った接種 | 医師の診察・問診だけで終わった診察料 |
協力医療機関に限る理由は、助成の仕組みにあります。要綱では、保護者が請求を医療機関に委任し、市が医療機関へ直接支払う形です。だから窓口では差額だけを払えば済みます。協力医療機関は、公式ページの一覧(令和8年7月1日現在)に38か所あります。受け付ける年齢に制限がある医療機関もあるため、予約の電話で確かめてください。市が委託していない医療機関では、この仕組みが使えません。
申請の流れ
助成のための別の申請書はありません。接種の前に予診票を受け取って医療機関に予約し、窓口で差額を払う流れです。
- 予診票を申し込む(保護者→三鷹市健康推進課 予防接種係。電話 0422-24-8050 か、予診票発行申請フォーム)
- 予診票と案内が届く(市→保護者。「男性のHPV感染症予防接種(任意接種)のお知らせ」が同封されます)
- 協力医療機関に予約する(保護者→医療機関。接種費用と使えるワクチンの種類も聞く)
- 接種を受ける(本人・保護者→医療機関。予診票・母子健康手帳・本人確認の書類を持参)
- 差額を窓口で払う(保護者→医療機関。助成分は市が医療機関に支払う)
2回目と3回目は、同じ手順で予約します。間隔は、9価で15歳以上なら「2回目は1回目の2か月後、3回目は1回目の6か月後」が標準です。この間隔をとれないときは、2回目を1回目から1か月以上あけ、3回目を2回目から3か月以上あけます。4価の3回接種も同じ間隔です。
3回の接種が終わるまでに標準で約6か月かかるため、公式ページは令和8年9月までに1回目を始める必要があるとしています。実施期間は令和9年3月31日で終わるので、遅く始めた人は期間内に受けられる回数を、かかりつけ医と市の窓口で先に確認してください。
必要な書類
準備できた 0 / 4
母子健康手帳は、医療機関が接種歴と間隔を確かめるために使います。紛失したときは、予診票に同封される予防接種記録書で代えられます。マイナンバーカード等は、三鷹市民であることを確かめる場合に求められます。同意書は、13歳以上16歳未満で保護者が同伴できないときだけ要ります。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 予約せずに行った:期間内でも、事前の連絡なしでは接種できない場合があります。必ず予約してください。
- 予診票がない:指定の予診票が必要です。接種前に健康推進課へ連絡して受け取ります。
- 期間内に終わらない:助成されるのは令和9年3月31日までに受けた接種です。遅れて始めると、後半の回が自己負担になるおそれがあります。
- 虚偽の申請があった:不正な手段で助成を受けた場合は、助成の決定が取り消され、受けた額の返還を求められることがあります。
保護者が付き添えないときはどうする?
18歳未満は、原則として保護者の同伴が求められます。接種後の様子を見るためです。やむを得ず同伴できないときは、接種日に13歳以上であれば、保護者の同意を前提に本人だけで受けられます。
- 13歳以上16歳未満:保護者の同意書と、予診票への事前の保護者署名の両方が必要です。
- 16歳:同意書は必須ではありません。ただし、保護者が内容を理解して同意したうえで接種するよう求められています。
- 12歳以下:保護者の同伴が必須です(同意書の注記)。本人だけでは受けられません。
女子の定期接種との違い
女子のHPVワクチンは、予防接種法に基づく定期接種です。男性の接種は法律に定めのない任意接種で、三鷹市はその費用を独自に助成しています。女子の接種は別のページに案内があり、この助成の対象外です。
任意接種のため、接種後に健康被害が出たときの救済も、予防接種法の制度とは別になります。独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)の「医薬品副作用被害救済制度」で、治療費などの給付を受けられる場合があります。市が加入する予防接種事故賠償補償保険で補償される場合もあります。
よくある質問
大人の男性でも助成を受けられますか?
受けられません。対象は、12歳になる年度の初日から16歳になる年度の末日までの男性です。学年でいえば小学6年生から高校1年生に当たります。この年齢を過ぎた人は、三鷹市に住民登録があっても助成されません。年度の途中で16歳の誕生日を迎えても、その年度の3月31日までは対象のままです。年齢の数え方に迷うときは、健康推進課予防接種係(0422-24-8050)に生年月日を伝えて確かめると確実です。
9価と4価はどちらを選べばいいですか?
どちらを選ぶべきかは、公式ページに書かれていません。助成の上限は、9価が1回3万円、4価が1回1万7千円です。接種できるワクチンの種類は医療機関ごとに違うため、予約の電話で取り扱いを聞いてください。効果や副反応は、かかりつけ医と相談して決めるのが基本です。市は、厚生労働省や東京都の資料を参考にするよう案内しています。
市外の病院で受けた分は助成されませんか?
助成されません。対象は、市の協力医療機関で受けた接種に限られます。協力医療機関の一覧は、公式ページの添付ファイル(令和8年度三鷹市男性HPVワクチン任意接種協力医療機関一覧)に載っています。かかりつけの病院が一覧に入っていないときは、その病院では助成が使えません。償還払い(あとから払い戻す方法)の案内も、公式ページには見当たりません。
予診票はどうやって手に入れますか?
三鷹市健康推進課予防接種係に電話するか、予診票発行申請フォームから申し込みます。電話番号は0422-24-8050です。予診票には、事前に読むお知らせが同封されます。接種には、この市の指定予診票が必要です。接種日が決まってから慌てないよう、予約より先に申し込んでおくと進めやすくなります。届くまでの日数は公式ページに書かれていないため、窓口で確認してください。
3回の接種はいつまでに始めればいいですか?
公式ページは、3回の接種が終わるまでに標準で約6か月かかるため、令和8年9月までに始める必要があるとしています。助成の実施期間は令和9年3月31日までで、その後の接種は対象外です。これから始める人は、期間内に何回受けられるかを、医療機関と市の窓口で先に確認してください。1回目が15歳未満で9価なら、6か月あけた2回で終わる場合もあります。
2回で終わる場合、助成はいくらですか?
2回分が助成されます。1回目の接種時に15歳未満で9価(シルガード9)を受けると、1回目から6か月あけた2回目で接種が完了します。助成は「1回あたりの上限まで、3回まで」なので、2回で終わればその2回分です。ただし、2回目までの間隔が5か月未満だと、3回目が必要になります。間隔は医療機関と相談して決めてください。
窓口でいくら払えばいいですか?
接種費用から助成額を引いた差額です。たとえば9価を32,000円の医療機関で受けると、30,000円が助成されて、窓口で払うのは2,000円です。医療機関の費用が助成の上限以下なら、窓口の負担はありません。接種費用は医療機関ごとに違うので、予約のときに聞いておきます。助成分は、市が医療機関に直接支払います。
予約なしで行っても受けられますか?
事前の連絡なしでは接種できない場合があります。実施期間内であっても、市内の協力医療機関に連絡して予約してから行ってください。予約の際は、接種費用と使えるワクチンの種類を聞いておきます。接種には指定の予診票が必要なので、先に取り寄せておいてください。
保護者が付き添えないときは受けられませんか?
接種日に13歳以上であれば、保護者の同意を前提に本人だけで受けられます。13歳以上16歳未満は、保護者の同意書と、予診票への事前の保護者署名が両方必要です。同意書には保護者の自署、住所、緊急の連絡先を書きます。16歳は同意書が必須ではありませんが、保護者が理解して同意したうえで受けるよう求められています。12歳以下は保護者の同伴が必須です。18歳未満は原則として同伴が求められるので、まず同伴できるかを考えてください。
接種のあとに具合が悪くなったらどうすればいいですか?
まず、接種した医療機関やかかりつけ医を受診してください。厚生労働省は、接種後の症状を診療する協力医療機関を都道府県ごとに選んでいます。受診するときは、接種した医療機関やかかりつけ医に相談します。接種全般の相談は、厚生労働省の感染症・予防接種相談窓口(0120-995-956、平日午前9時から午後5時)が受け付けています。
副反応で健康被害が出たときの救済はありますか?
任意接種のため、予防接種法の救済制度とは別になります。程度によっては、PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)の医薬品副作用被害救済制度で、治療費などの給付を受けられる場合があります。市が加入する予防接種事故賠償補償保険で補償される場合もあります。どれが使えるかは、症状と状況で決まります。市の健康推進課かPMDAに相談してください。
助成の申請書は必要ですか?
助成のための別の申請書は、公式ページに書かれていません。要綱では、保護者が助成金の請求を協力医療機関に委任する形です。保護者がすることは、予診票の取り寄せ、予約、接種、差額の支払いです。市は、医療機関からの請求にもとづいて支払います。不安なときは、予診票を申し込む際に、健康推進課予防接種係で手続きを確認してください。
問い合わせ先はどこですか?
三鷹市の健康福祉部 健康推進課 予防接種係(電話 0422-24-8050)です。所在地は三鷹市新川六丁目37番1号です。予診票の申し込み、対象年齢の確認、協力医療機関の確認は、ここで受け付けています。受付時間は公式ページに書かれていません。市役所の開庁時間は、月曜から金曜の午前8時30分から午後5時です。
