出産後の疲れや授乳の悩みを、助産師のいる施設で休みながら相談できます。三鷹市の産後ケア「ゆりかごプラス」は、利用料から1回最大5,000円を引く事業です。課税世帯は、減免が付くのは1回目から5回目までです。
三鷹市 産後ケア事業(ゆりかごプラス)の要点まとめ
正式名:産後ケア「ゆりかごプラス」(三鷹市産後ケア事業)
だれが
- 申請者
- 個人(産後の母親)
- 対象業種
- 指定なし(個人が申請)
- 利用目的
- 産後の心身のケア、育児相談、授乳・沐浴の指導
- 対象地域
- 東京都三鷹市
- 従業員数
- 規定なし(個人が申請)
いくら
- 補助上限額
- 最大3.5万円
- 補助率
- 定額(利用料から1回2,500円または5,000円を減額)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 締切の記載なし。妊娠8か月以降に利用申請を開始
- 公式サイト
- 三鷹市「産後ケア 「ゆりかごプラス」」
自分は対象になる?
次の4つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 4
対象月齢は施設で違い、60日未満の施設から1歳の誕生日までの訪問型まであります。早産の場合は、月齢を過ぎても使えることがあります。市のページは36週未満、案内PDFは37週未満と書いています。早産の方は三鷹市総合保健センターに確かめてください。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 市外に転出した
- ✕ 母子に医療行為が必要
- ✕ 産後1歳の誕生日を過ぎた
要綱は、麻しん・風しん・インフルエンザなどの伝染性疾患や精神疾患があるときも、市長が適さないと認めれば承認しないと定めています。美容室などに行く間の、赤ちゃんの預かりには使えません。
いくら減免される?
利用料から引かれる額は、世帯の課税状況で変わります。引かれる額は、利用料が上限です。
| 世帯の区分 | 1回の減免額 | 減免が付く回数 |
|---|---|---|
| 課税世帯 | 最大2,500円 | 1〜5回目(6・7回目は減免なし) |
| 非課税・生活保護世帯 | 最大5,000円 | 1〜7回目 |
非課税世帯とは、市町村民税が非課税の世帯のことです。課税世帯の減免は最大12,500円(2,500円×5回)で、上限の3.5万円に届くのは非課税・生活保護世帯が7回とも使い、毎回5,000円以上の料金がかかるときです。
- 課税世帯が杏林大学病院に1泊2日:12,500円 − 2,500円 = 10,000円
- 課税世帯が訪問型を1回:3,000円 − 2,500円 = 500円
- 課税世帯があきやまでデイケア:2,000円 − 2,500円 → 0円(料金より減免額が大きいので、全額が減免)
- 非課税世帯が武蔵野赤十字病院に7泊8日:5,000円 × 7回 = 35,000円(上限)
- 非課税世帯が訪問型を7回:3,000円 × 7回 = 21,000円(料金が全額減免されて0円)
ふたごの場合は、使える回数が合計14回になります。課税世帯は10回目まで、非課税世帯は14回目まで減免が付くので、最大額は単胎の2倍です。利用料は単胎と別の料金表で、たとえばあきやまのデイケアは4,000円です。
どの施設が使える?
施設は次の中から選べます。料金は令和8年度の単胎の額です。
| 施設 | 型 | 対象月齢 | 利用料 |
|---|---|---|---|
| Mama&Babyあきやま1 | デイケア | 4か月未満 | 2,000円 |
| Mama&Babyあきやま2 | デイケア・宿泊 | 4か月未満 | 2,000円/宿泊5,000円・7,000円 |
| 杏林大学病院 産後ケアセンター | 宿泊 | 60日未満 | 12,500円(延泊は1泊6,500円) |
| 武蔵野赤十字病院 | 宿泊 | 57日未満 | 12,500円(延泊は1泊6,500円) |
| 産前産後ケア助産院はるかぜ | デイケア | 7か月未満 | 4,000円 |
| はるかぜの家 | デイケア・宿泊 | 6か月未満・4か月未満 | 4,000円/宿泊11,000円 |
| 産前産後助産院サージュファム | デイケア | 7か月未満 | 3,000円 |
| 三鷹市総合保健センター、三鷹市助産師会 | 訪問 | 1歳に達する日まで | 3,000円 |
宿泊は1泊2日が1回、2泊3日が2回、3泊4日が3回と数えます。デイケア型・宿泊型・訪問型は、自由に組み合わせられます。
大人の食事は、杏林大学病院・武蔵野赤十字病院・はるかぜ・はるかぜの家が含みます。あきやまは含まず、サージュファムは別料金(800円前後)で用意できます。
申請の流れ
- 妊娠8か月以降に、面接の予約を取る(妊婦→三鷹市の電子申請システム)
- 面接で利用を申請する(妊婦→三鷹市総合保健センター。母子健康手帳と子育てガイドを持参)
- 利用承認通知書を受け取る(申請から2週間前後で市から届く)
- 施設を予約する(利用者→各施設。訪問型は申し込みフォーム。利用希望日の前日まで)
- 利用の当日に承認通知書を見せる(利用者→施設。料金から減免を引いた額を払う)
予約には、承認通知書にある登録番号が要ります。ゆりかご面接をまだ受けていない方は、この面接で申請できます。
必要な書類
準備できた 0 / 3
転入した非課税世帯・生活保護世帯の方は、証明書が要ります。申請面接の前に、保健センターに相談してください。要綱は、利用申請書兼情報提供書(様式第1号)の提出を定めています。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 承認通知書を忘れた:当日に忘れると、利用料金の助成ができません。
- キャンセルの期日を過ぎた:1回の利用とみなされ、料金が発生します。期日は施設ごとに違います。
- 回数の上限を超えた:合計7回までです。課税世帯は6・7回目に減免が付きません。
- 市外に転出した:転出後は利用できません。
- 虚偽の申請をした:虚偽や不正で承認を受けると、利用が取り消されます。
里帰り先で使うときは?
里帰り先の自治体などが委託する産後ケアを使った場合も、減免に相当する額の助成を受けられます。利用前に、三鷹市の面接を受けておく必要があります。
請求できるのは、出産日から1年3か月以内です。窓口は三鷹市総合保健センターで、事前に電話をしてください。
- 産後ケアを利用した領収書
- 利用承認通知書
- 母子健康手帳
- 通帳(銀行口座が分かるもの)
- 印鑑(シャチハタは不可)
助成の回数は、通常の減免の回数に含まれます。里帰り先で3回使えば、三鷹市内で使える減免は残り4回です。
よくある質問
いつから申請できますか?
妊娠8か月以降に、利用申請の受付が始まります。申請には保健師や助産師との面接が必要で、三鷹市の電子申請システムで予約します。当日は母子健康手帳と子育てガイドを持っていきます。ゆりかご面接をまだ受けていない方は、この面接で申請できます。面接から2週間前後で、市から利用承認通知書が届きます。
何回まで使えますか?
産婦1人につき、合計7回までです。出産して退院した後から、赤ちゃんが生後1年に達する日までの間に使えます。連続して使わなくても構いません。宿泊は1泊2日が1回で、2泊3日は2回、3泊4日は3回と数えます。ふたごの場合は、合計14回までです。
課税世帯だと、いくら安くなりますか?
1回の利用につき、最大2,500円が引かれます。減免が付くのは1回目から5回目までで、6回目と7回目は減免がありません。たとえば杏林大学病院の1泊2日は、12,500円から2,500円を引いた10,000円です。あきやまのデイケアは2,000円なので、料金の全額が減免され0円になります。
非課税世帯や生活保護世帯の場合は?
1回の利用につき、最大5,000円が引かれ、7回目まで続きます。減免額が利用料より大きいときは、利用料の全額が減免されます。たとえば3,000円の訪問型は0円です。1泊2日の12,500円は7,500円になります。転入した方は、非課税や生活保護を示す証明書が要ります。申請面接の前に相談してください。
里帰り出産先でも使えますか?
三鷹市の事業としては使えませんが、償還払いで助成を受けられます。里帰り先の自治体などが委託する産後ケアを利用し、その料金を払った場合です。事前に三鷹市の利用申請面接を受け、出産日から1年3か月以内に、領収書や承認通知書などを添えて保健センターに申請します。
何か月の赤ちゃんまで使えますか?
施設で違います。あきやまは4か月未満、杏林大学病院は60日未満、武蔵野赤十字病院は57日未満です。はるかぜとサージュファムのデイケアは7か月未満で、はるかぜの家は6か月未満と4か月未満があります。訪問型は1歳に達する日までです。早産の場合は、月齢を過ぎても使えることがあるので保健センターに相談してください。
利用承認通知書を忘れたらどうなりますか?
利用当日に持っていくのを忘れると、利用料金の助成ができません。減免が引かれない料金を払うことになります。予約するときも、承認通知書にある登録番号が必要です。通知書は利用の日ごとに施設へ見せる決まりなので、予約の控えと一緒にかばんへ入れておくと安心です。
キャンセルしたら料金はかかりますか?
各施設が決めた期日までなら、料金はかかりません。期日を過ぎると、1回の利用とみなされ、利用料金の支払いが生じます。期日は施設によって違うので、予約の時に確かめてください。要綱には、病気で通院した事実が確認できる場合などは、取消料を求めないことがあるとも書かれています。
大人の食事は出ますか?
施設で違います。杏林大学病院、武蔵野赤十字病院、はるかぜ、はるかぜの家は、大人の食事を含みます。あきやまは含みません。サージュファムは含みませんが、別料金(800円前後)で用意できます。施設で産後ケア以外のサービスを使った場合は、別に費用がかかります。
ふたごでも使えますか?
使えます。回数は合計14回までで、デイケアは子ども2人連れの1回を2回と数えます。宿泊は1泊2日が2回です。訪問型は、2人が自宅にいても1回と数えます。減免は、課税世帯が10回目まで1回最大2,500円、非課税・生活保護世帯が14回目まで1回最大5,000円です。
市外の施設も使えますか?
使えます。表のとおり、武蔵野市、杉並区、調布市にも委託先の施設があります。予約は各施設のホームページから取ります。ただし施設ごとに、対象月齢や利用時間が違います。利用の当日は、三鷹市の利用承認通知書を必ず持っていきます。里帰り先の施設は、委託先ではないので助成の手続きが別です。
問い合わせ先はどこですか?
三鷹市総合保健センター(電話 0422-46-3254)です。子ども政策部 子ども家庭課 母子保健係が担当しています。早産の場合の対象月齢、転入した方の証明書、里帰り先で使うときの手続きは、事前に電話で確かめると安心です。料金は年度で変わることがあるため、利用前に市のページも見てください。
