空き店舗や古い町家を見て「ここで開業したい」と思っても、改修費用の見積を見た瞬間に諦めてしまう人は少なくありません。長浜市には、その改修費の全額に近い額を補助する制度があります。
長浜市の「まちなか出店支援事業補助金」は、遊休不動産を活用して新規出店する出店者に、店舗改修工事費・看板作成費・販促費を最大150万円(対象経費の10/10)で補助する制度です。町家を改修する場合は、さらに改修経費の2分の1・最大150万円が加算され、合計で最大300万円まで届きます。令和8年度分の受付は2026年4月1日から5月21日までで、すでに受付を終了しています(次年度の再募集が見込まれます)。
補助額は一律ではなく、事業計画の採点結果によって60点以上で100万円、80点以上で150万円という段階が設けられています。
長浜市まちなか出店支援事業補助金の要点まとめ
正式名:長浜市まちなか出店支援事業補助金(令和8年度)
だれが
- 申請者
- 事業者(法人・個人事業主)
- 対象業種
- 指定なし(遊休不動産を活用して新規出店する事業者)
- 利用目的
- 店舗改修工事費・看板作成設置費・販促PR費の補助(町家の場合は改修費を加算)
- 対象地域
- 滋賀県長浜市(対象エリア内の遊休不動産)
- 従業員数
- 規定なし(新規出店する法人・個人事業主が申請)
いくら
- 補助上限額
- 出店者分:最大150万円(採点60点以上で100万円、80点以上で150万円)。町家改修加算:最大150万円(合計最大300万円)
- 補助率
- 出店者分は対象経費の全額支給、町家改修加算分は改修経費の2分の1
いつ・どこへ
- 申請受付
- 令和8年度分は2026年4月1日〜5月21日で受付終了。次年度の再募集は長浜市産業観光部商工振興課へお問い合わせください

今年度の受付はすでに終わっている
令和8年度分の受付は2026年5月21日で締め切られています。この記事を読んでいる時点で出店を検討している場合、令和8年度分への新規申請はできません。ただし、遊休不動産の活用や町家保全を目的とした制度で、例年同時期に募集される傾向があるため、次年度の募集開始時期を長浜市産業観光部商工振興課(0749-65-6545)に確認しておくという手があります。
対象になる出店・改修の条件
対象経費は、店舗改修工事費・看板作成設置費・販促PR費です。汎用の什器・家具、消耗品、敷金・礼金、消費税は対象外なので、見積の内訳を分けて確認しておく必要があります。
町家を改修して出店する場合は、通常の出店者向け補助に加えて、改修経費の2分の1(最大150万円)が上乗せされます。町家として認められるには、町家証明書の取得が必要です。
いくらもらえるか:一律ではなく「採点」で決まる
出店者向けの補助は、対象経費の全額(10/10)が対象になりますが、上限額は事業計画の採点結果によって変わります。
- 採点60点以上:上限100万円
- 採点80点以上:上限150万円
つまり、改修費をどれだけかけても、事業計画の内容そのものが評価されないと上限額まで届きません。応募書の事業計画・イメージ図・見積書は、金額の妥当性だけでなく、まちなかへの効果が伝わる内容にする必要があります。
よくある質問
既存店舗の増床や改装でも対象になりますか?
対象は新規出店です。既存事業者が実績を証明する決算書の提出も求められることから、条件の詳細は商工振興課へ確認することをおすすめします。
令和8年度分の受付が終わったら、来年まで待つしかありませんか?
公式ページでは追加募集の案内はありません。次年度の募集は例年同時期に始まる可能性があるため、早めに商工振興課へ確認しておくとよいでしょう。
