地域の名物食材を使ったイベントをやりたいのに、予算が足りずに縮小してしまう。観光協会や旅館組合の担当者から、そんな相談をよく聞きます。
長野県の「地域の食を活かした観光地域づくり支援事業補助金」は、県内の観光関連団体が食を切り口に観光客を呼び込む取り組みに、10万円または20万円を定額で補助する制度です。申請できるのは観光協会・観光地域づくり法人・旅館組合・商工団体などの団体、または県内に本拠地を置くプロスポーツチームに限られます。受付は令和8年5月25日から令和9年1月29日までです。
地域の食を活かした観光地域づくり支援事業補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(観光協会・旅館組合等の団体、または県内本拠地のプロスポーツチーム) |
| 制度名 | 地域の食を活かした観光地域づくり支援事業補助金 |
| 対象業種 | 観光関連団体(観光協会・観光地域づくり法人・旅館組合・商工団体等) |
| 利用目的 | 地域の食を活用した観光イベント・商品開発などの取り組み |
| 対象地域 | 長野県内に事務所を有する団体 |
| 従業員数 | 規定なし(団体単位の申請) |
| 補助上限額 | 県指定食材活用事業は20万円(税別)まで、任意食材活用事業は定額10万円(税別) |
| 補助率 | 定額補助(補助率の定めなし) |
| 申請受付 | 令和8年5月25日(月)〜令和9年1月29日(金) |
| 公式サイト | 長野県「令和8年度地域の食を活かした観光地域づくり支援事業補助金について」 |

自分の団体は対象になるか
対象になるのは、長野県内に事務所を持ち、規約を制定している次のいずれかの団体です。
- 観光協会・観光連盟・観光地域づくり法人(DMO)
- 旅館組合・商業団体などの観光推進団体
- 県内に本拠地を置くプロスポーツチーム
個人事業主や単独の飲食店・宿泊施設は、この補助金を直接使うことはできません。団体を通じて企画に加わる形になります。
いくら受け取れるか
補助額は、使う食材によって2段階に分かれます。
- 県が指定する食材を使う事業: 20万円(税別)まで
- 上記以外の県産食材を使う事業: 定額10万円(税別)
どちらの食材を使うかで補助額が倍違うため、企画段階で食材を確定させておくと、申請額の見通しが立てやすくなります。県指定食材の一覧は公式ページに掲載されています。
対象経費と使い道
対象経費は委託料、使用料及び賃借料、需用費、役務費、旅費、報償費などです。生産者との連携会議、食をテーマにしたイベント開催、PR用の資材作成といった費用に充てられます。
申請の流れとタイミング
提出書類は事業計画書、確認書、団体概要資料、支出積算根拠です。郵送または電子メールで提出します。
- 地域限定の事業: 事業を実施する地域を管轄する地域振興局(農業農村支援センター)へ提出
- 県全域を対象とする事業: 県庁農政部農産物マーケティング室へ提出
申請先を間違えると受理されないので、事業のエリアが1地域振興局の管内に収まるかどうかを最初に確認してください。受付期間は令和9年1月29日までですが、予算がなくなり次第、期間内でも締め切られる可能性があります。
よくある質問
単独の飲食店が申請することはできますか?
できません。この補助金は観光協会や旅館組合などの団体、またはプロスポーツチームが申請者です。飲食店単体で使いたい場合は、加盟している観光協会などに企画の相談をすることになります。
県指定食材とそれ以外の食材、両方を使うイベントはどちらの区分になりますか?
公式ページの区分表に沿って主たる食材で判断されます。判断に迷う場合は、申請前に問い合わせ先へ確認することをおすすめします。
締切の令和9年1月29日より早く予算がなくなることはありますか?
公式ページには予算上限に関する明記はありませんが、県の定額補助はほとんどの制度で先着順の運用となるため、早めの申請を検討したほうが安全です。
