長野市の「工場等緑化事業助成金」は、工場や産業団地の敷地に樹木を植える工事費用を助成する制度です。上限は5,000万円、助成率は工事費の20%以内です。
対象は、工場を有する事業者と、市などが分譲する産業団地に事業所を有する事業者です。敷地の緑化面積が一定割合を超えることが条件になります。
工場等緑化事業助成金の要点まとめ
正式名:工場等緑化事業助成金
だれが
- 申請者
- 事業者(法人・個人事業主)
- 対象業種
- 工場を有する事業者/市等が分譲する産業団地に事業所を有する事業者
- 利用目的
- 工場・事業所敷地の緑化工事(樹木等の植栽)
- 対象地域
- 長野県長野市(工場敷地・市等が分譲する産業団地)
- 従業員数
- 規定なし(緑化面積が敷地面積の10分の1以上であることが条件)
いくら
- 補助上限額
- 最高5,000万円
- 補助率
- 緑化工事費(用地取得費を除く)の20%以内
いつ・どこへ
- 申請受付
- 通年(締切日の記載なし。認定申請→交付申請の2段階)
- 公式サイト
- 長野市「工場等緑化事業助成金」

緑化面積は敷地の10分の1以上が条件
対象になるのは、樹木等の植栽を行い、緑化面積が工場等の敷地面積の10分の1(10%)以上になる事業です。10%を下回る植栽計画は、助成の対象事業として認められません。計画段階で、敷地面積に対する緑化面積の比率を先に確認しておく必要があります。
助成率20%・上限5,000万円の計算例
助成の対象になるのは、緑化工事にかかる事業費です。ただし用地取得費は対象外です。
- 助成率:緑化工事費(用地取得費を除く)の20%以内
- 上限:5,000万円
たとえば、敷地1万平方メートルの工場で、緑化面積を1,000平方メートル(敷地の10%)確保し、植栽・造成工事費が500万円かかった場合、助成額は500万円×20%=100万円です。工事費が2,500万円の大規模な緑化工事なら、20%で500万円が助成されます。上限の5,000万円に達するには、単純計算で工事費2億5,000万円規模が必要になります。
申請の流れ
申請は、着工前後に分かれる2段階です。
- 認定申請:申請書・実施計画書・設計図・資金計画書・法人登記事項証明書等を提出
- 交付申請:交付申請書・完了報告書を提出
公式ページには着手前後の明記はありませんが、緑化面積の要件を満たす計画になっているか、着工前に企業立地課へ相談しておくことをおすすめします。
工場等設置事業助成金とあわせて検討できる
工場を新設・増設する際は、固定資産税相当額が助成される「工場等設置事業助成金」もあります。新設した工場の敷地に緑化スペースを設ける計画であれば、この2つの助成金を並行して申請できる可能性があります。窓口はどちらも企業立地課ですが、申請はそれぞれ別に必要です。
よくある質問
緑化面積10%の算定に駐車場の植樹帯は含まれますか
公式ページには算定対象となる緑地の細かい定義(芝生・植樹帯・屋上緑化の扱い等)の記載がありません。企業立地課(026-224-6751)への確認をおすすめします。
すでにある工場の敷地を後から緑化する場合も対象になりますか
対象者は「工場を有する方」「産業団地に事業所を有する方」とされており、新設時に限定する記載はありません。既存工場の緑化計画についても、企業立地課へ相談してみてください。
用地取得費が対象外というのは具体的に何を指しますか
緑化のために新たに土地を取得する費用は助成対象に含まれません。対象になるのは、樹木の購入費・植栽工事費など、緑化そのものにかかる工事費です。
