長崎市の伴走型DX化支援補助金は、外部専門家への支払いに使えます。補助率は2分の1です。上限は50万円です。100万円払えば50万円戻ります。
ただし、システムや機器の購入費は対象外です。出るのは「相談・アドバイス」の費用だけです。
長崎市伴走型DX化支援費補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(中小企業者) |
| 制度名 | 長崎市伴走型DX化支援費補助金 |
| 対象業種 | 業種指定なし |
| 利用目的 | DX推進(外部専門家による伴走支援) |
| 対象地域 | 長崎県長崎市(市内に本社があること) |
| 従業員数 | 中小企業基本法上の中小企業者(業種ごとに資本金と従業員数の上限が決まっており、製造業その他は資本金3億円以下または従業員300人以下、卸売業は1億円以下または100人以下、小売業は5,000万円以下または50人以下、サービス業は5,000万円以下または100人以下。どちらか一方を満たせば該当します) |
| 補助上限額 | 50万円(1事業者・1回限り) |
| 補助率 | 補助対象経費の2分の1 |
| 申請受付 | 令和8年6月1日〜9月30日(予算に達し次第終了) |
| 公式サイト | https://www.city.nagasaki.lg.jp/page/83459.html |

出るのは「専門家の費用」だけ。機器代は出ない
対象経費は9項目です(消費税相当額を除く)。
- 旅費
- 謝礼金
- 受講料
- 会場借上料
- 消耗品費
- 委託料
- 使用料
- 役務費
- その他経費
DXに詳しい人材が社内におらず、何から手をつければよいか分からない事業者向けの制度です。ツール代は対象外です。「DX推進におけるシステムや機器の導入にかかる経費」は明確に対象外と公式ページに明記されています。
対象になる事業者と、対象になる取り組み
対象になるのは、次をすべて満たす中小企業者です。
- 市内に本社を有し、1年以上継続して同一事業を営んでいること
- 国・県・市などの類似の補助制度の適用を受けていないこと
- 性風俗関連特殊営業、公序良俗に反する事業を営む者を構成員に含まないこと
- 宗教活動・政治活動を主目的とする団体、暴力団関係団体でないこと
補助対象になる取り組みは、次の3区分のいずれかです。
- DX基本計画の策定支援
- データ・デジタル技術を活用した組織革新支援
- その他DXに向けて必要と認められるもの(研修の受講のみで完結する取り組みは対象外)
補助額のシミュレーション:3業種で試算
いくらもらえるか計算する
補助率 補助対象経費の2分の1 / 上限 50万円
補助額は対象経費の合計に2分の1を掛けた額です(1,000円未満切り捨て)。上限は1事業者あたり50万円で、交付は1回限りです。
- 水産加工業者(DX基本計画の策定支援): 謝礼金45万円+旅費9万円+資料代6万円=60万円。補助額は30万円
- 宿泊業(データ活用による組織革新支援): 謝礼金80万円+旅費10万円+会場借上料10万円+消耗品費10万円=110万円。2分の1は55万円だが上限の50万円
- 小売業(土産物店・スポット相談): 謝礼金30万円+旅費5万円+消耗品費5万円=40万円。補助額は20万円
対象経費が100万円を超えると、補助額は50万円で頭打ちです。計画が固まってツールを導入する段階になったら、国のIT関連補助金など別の制度と組み合わせます。
申請の流れとタイミング別の必要書類
申請から実績報告までの流れと、書類を提出するタイミングです。
- 事前相談: 新産業推進課の無料相談窓口「ビズデジコンシェル」(095-829-1273)
- 交付申請(実施年度の9月末日まで): 交付申請書、収支計画書に加え、法人は前年度決算書・登記事項証明書・役員名簿、個人は事業収支内訳書を提出
- 交付決定
- 事業実施(実施年度の1月末日までに完了)
- 実績報告(事業完了日から1か月経過した日、または実施年度の2月末日のいずれか早い日まで)
令和8年度の申請受付は令和8年6月1日から9月30日までです。今日(2026年7月末)時点では受付期間内ですが、予算がなくなり次第、期間内でも受付を終了します。9月末より前に実質的な締切が来る可能性があります。
事業は1月末日までに完了させる必要があります。9月に交付決定を受けた場合、専門家との作業を年明けまでに終える計画が要ります。
よくある質問
補助金はシステムやパソコンの購入費にも使えますか?
使えません。システムや機器の購入費は明確に対象外です。対象になるのは旅費・謝礼金・受講料・会場借上料・消耗品費・委託料・使用料・役務費・その他経費の9項目だけです。
補助上限額の50万円はどんな計算で決まりますか?
補助対象経費の合計額(消費税を除く)に2分の1を乗じ、1,000円未満を切り捨てた額です。ただし1事業者あたりの上限は50万円で、交付回数も1事業者につき1回限りです。
個人事業主でも申請できますか?
中小企業基本法の中小企業者であれば、法人・個人を問わず対象です。個人の場合は登記事項証明書の代わりに、直近2期分の収支内訳書または青色申告決算書・貸借対照表の写しを出します。
