出力1,000kW未満の小水力発電なら、奈良県の「小水力活用推進事業」を使うと、設備導入費で最大500万円の補助を受けられます。県内市町村または法人その他団体が対象です。
同じ「再生可能エネルギー導入補助金」の中には、バイオマスや風力向けの「地域エネルギー資源活用支援事業」もあります。この記事は小水力発電に特化した枠を扱います。バイオマス・風力等をお探しの方は別記事をご覧ください。
小水力活用推進事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者・自治体(県内市町村又は法人その他団体) |
| 制度名 | 奈良県再生可能エネルギー導入補助金(小水力活用推進事業) |
| 対象業種 | 電気・ガス・熱供給・水道業 |
| 利用目的 | エコ・SDGs活動支援がほしい |
| 対象地域 | 奈良県内 |
| 従業員数 | 規定なし(県内市町村または法人その他団体が対象) |
| 補助上限額 | 事業化可能性調査:200万円/設備導入:500万円 |
| 補助率 | 1/2 |
| 申請受付 | 令和8年6月26日(金)~12月28日(月)必着 |
| 公式サイト | 奈良県「再生可能エネルギー導入補助金」 |

対象になる発電規模
対象は「出力1,000kW未満の小水力発電」です。それ以上の規模の発電設備は、この枠の対象になりません。
メニューは2段階です。
- 事業化可能性調査: 上限200万円
- 設備導入: 上限500万円
まず調査で導入の採算性を確かめ、その後に設備導入へ進むという流れが想定されています。同じバイオマス系の枠(地域エネルギー資源活用支援事業)の上限50万円と比べて、小水力は上限額が大きく設定されている点が特徴です。
金額シミュレーション
小水力発電設備の導入に800万円かかる場合、補助率1/2で400万円の補助が計算されますが、上限500万円の範囲内なので満額400万円が補助対象になります。
導入費が1,200万円まで膨らむと、補助率1/2で600万円になりますが、上限500万円が適用され、実際の補助額は500万円にとどまります。上限に届くのは、対象経費がおおむね1,000万円を超えるあたりからです。
よくある質問
市町村でも申請できますか?
できます。対象者に「県内市町村又は法人その他団体」と明記されており、地域エネルギー資源活用支援事業(法人及びその他団体のみが対象)とは対象者の範囲が異なります。
出力1,000kW以上の水力発電は対象になりますか?
対象外です。この枠は出力1,000kW未満の小水力発電に限定されています。大規模な水力発電を検討している場合は、別の支援制度を県の脱炭素・水素社会推進課に確認してください。
調査だけを先に申請することもできますか?
事業化可能性調査(上限200万円)と設備導入(上限500万円)が別メニューとして用意されているため、調査のみの申請も想定されています。申請の組み方は脱炭素・水素社会推進課へご相談ください。
