北播磨でバスツアーを組むとき、立ち寄り先に西脇市を入れると、バス代と食事代の一部が戻ってくる制度があります。受け取るのは市内の事業者ではなく、ツアーを企画する旅行会社や主催者です。
助成額はバス1台あたり日帰り4万円、宿泊6万円。募集企画型とフィールドパビリオン連携型でそれぞれ2万円が加わり、重ねると1台で最大10万円です。ただし令和8年度分は、予算に達して令和8年8月20日に受付を終了しました。令和9年度以降の実施は公式ページに記載がないため、使う予定があるなら商工観光課に確認します。
観光交流活動創出支援事業の要点まとめ
正式名:令和8年度西脇市観光交流活動創出支援事業
だれが
- 申請者
- 事業者(旅行業者・旅行主催者)
- 対象業種
- 旅行業(旅行主催者を含む)
- 利用目的
- 市外からの団体バス旅行の誘客
- 対象地域
- 兵庫県西脇市(旅行の主な目的地)
- 従業員数
- 規定なし
いくら
- 補助上限額
- 1台最大10万円(日帰り4万円・宿泊6万円+加算。1事業者5台まで)
- 補助率
- 1人500円+市内消費額の1/2(連携型は2/3)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 令和8年度分は予算到達で受付終了(令和8年8月20日)
- 事業の完了
- 助成対象の旅行は令和9年3月31日まで
- 公式サイト
- 西脇市「観光交流活動創出支援事業」
自分のツアーは対象になる?
次の項目にすべて当てはまる旅行が対象です。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 6
次に当てはまると対象外です。
- ✕ 実際の参加人員が15人に満たない
- ✕ 国や自治体の研修旅行、営利・宗教の行事
- ✕ 複数の団体が参加する行事に出る旅行
- ✕ 旅行の実施後に申し込む
大人は中学生以上を指します。募集型と受注型のどちらでも構いません。北播磨は西脇市、加西市、加東市、多可町の4市町で、ほかの市町に立ち寄ってもよいのは、主な目的地が西脇市のときです。
観光集客施設は、西脇市観光物産協会の会員施設か、NPO法人北はりま田園空間博物館の登録サテライトです。有料施設は、入館料を払う施設のほか、道の駅での買い物券や、でんくう案内人のガイド利用も含みます。お土産を受け取るだけでは有料施設に数えません。
フィールドパビリオン連携型なら、人数の条件は8人以上に下がります。ひょうごフィールドパビリオンは、兵庫県が万博を機に進める地域体験の取り組みで、西脇市では播州織や黒田庄和牛の循環型農業などの6プログラムが連携型の対象です。
そのほか、1事業者の利用は5台までです。ツアー名に西脇市の名称を入れ、募集パンフレットなどで市の助成を受けていることも明記します。参加者全員と添乗員へのアンケートも要ります。
いくら戻ってくる?
1人あたり「500円+市内消費額の半分」を人数分積み上げ、バス1台の上限で頭打ちになります。1,000円未満は切り捨てです。
- 日帰り20人、市内で食事1,500円と入館500円:(2,000円 × 1/2 + 500円)× 20人 = 3万円(上限4万円以内)
- 日帰り30人、同じ内容:1,500円 × 30人 = 4万5,000円 → 上限の4万円
- フィールドパビリオン連携型で8人、市内消費2,000円:(2,000円 × 2/3 + 500円)× 8人 = 約1万4,666円 → 切り捨てて1万4,000円
上限は区分ごとに積み上がります。
| 区分 | 日帰り | 宿泊 |
|---|---|---|
| 基本 | 4万円 | 6万円 |
| 募集企画型(不特定多数にパンフレット等で告知) | +2万円 | +2万円 |
| フィールドパビリオン連携型 | +2万円 | +2万円 |
2つの加算は併用できます。宿泊で両方を満たすと、6万円 + 2万円 + 2万円 = 10万円です。1事業者は5台まで使えるので、5台とも上限に届けば合計は50万円になります。
何に使える?
対象にならないもの
- 乗務員の経費と食事代
- お土産の受け取りだけの立ち寄り
- 実際の人員が15人に満たない旅行の助成
対象になるもの
- 貸切バス代(1人500円の定額分)
- 市内施設での食事代、宿泊代、入場料などの半額(連携型は3分の2)
宿泊は、食事付き(夕食・朝食付き)であることが条件です。
申請の流れ
- 企画の段階で相談する(旅行会社→西脇市 商工観光課。申請方法と要件の案内を受ける)
- 事業申込書を出す(旅行会社→商工観光課。旅行の2週間前まで)
- 補助金交付申請書を出す(旅行会社→商工観光課。事業申込書のあとに市から案内が来る。旅行の前に出す)
- 旅行を実施する(アンケートを参加者全員と添乗員に配る)
- 実績報告書を出す(旅行会社→商工観光課。口座に助成金が振り込まれる)
受付開始は旅行の時期で分かれています。4〜8月の旅行は3月25日(先行受付で、交付申請は4月1日以降)、9〜12月は5月1日、1〜3月は8月3日です。
必要な書類
準備できた 0 / 9
旅行代金の書類は、募集パンフレットなど旅行代金を示すものです。見積書は、バス借上料と食事代などの分を付けます。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 旅行のあとに申し込んだ:旅行実施後は、いかなる場合も助成の対象になりません。
- 旅行の2週間前を過ぎた:事業申込書は、実施の2週間前までに出します。
- 人数が足りなかった:助成額は実際の旅行人員が対象で、15人に満たない旅行は対象外です。
- 予算に達した:予算額に達すると申込みを受け付けません。令和8年度分は令和8年8月20日に終了しました。
よくある質問
西脇市内の旅行会社しか申請できませんか?
市内の会社に限る、という決まりは公式ページにありません。助成を受けるのは旅行を実施する旅行業者・主催者で、市外からの団体旅行が想定されています。条件は、借上バスなどで団体旅行を企画し、西脇市を主な目的地にすることです。申込みは西脇市の商工観光課に出します。
10人の団体旅行でも対象になりますか?
通常型は対象外です。大人15人以上の団体が条件で、助成額も実際の旅行人員で数えます。ただしフィールドパビリオン連携型なら、8人以上で対象になります。連携型は、市が適用する6つのプログラムを行程に入れる旅行です。人数が少ないときは、連携型にできないかを先に検討します。
日帰りと宿泊で、金額はどう違いますか?
バス1台あたりの上限が、日帰りは4万円、宿泊は6万円です。募集企画型は各2万円、フィールドパビリオン連携型も各2万円が上乗せされ、併用できます。宿泊で両方を満たすと最大10万円です。実際の助成額は、1人500円と市内消費額の半分を積み上げて決まり、上限を超えた分は出ません。
募集型ではなく、受注型の旅行でも使えますか?
使えます。募集型と受注型のどちらの旅行でも構いません。募集企画型の2万円の加算は、パンフレットなどで不特定多数に告知する旅行が対象です。受注型でこの加算に当たるかどうかは、公式ページに記載がありません。申込みの前に商工観光課へ確かめます。ツアー名に西脇市の名称を入れる条件は、どちらの場合も共通です。
旅行が終わってから申請しても間に合いますか?
間に合いません。旅行実施後は、いかなる場合も助成の対象になりません。旅行の2週間前までに事業申込書を出し、そのうえで旅行前に補助金交付申請書も出します。旅行・ツアー商品の企画段階で、まず商工観光課に相談するよう、公式ページに書かれています。受付開始は旅行の時期で分かれているので、ツアーの実施月から受付日を逆算して動きます。
令和8年度分は申し込めますか?
申し込めません。予算額に達したため、令和8年8月20日に受付を終了しました。令和9年度以降に同じ制度が行われるかどうかは、公式ページに記載がありません。次年度の予定を知りたいときは、商工観光課(電話0795-22-3111)に確認します。令和9年度の動きは、市の公式ページで案内が出るかどうかを確かめておくと、企画の準備が間に合います。
1つの旅行会社が何台まで使えますか?
1事業者で5台までです。この上限が何年度分や何期間の数え方なのかは、公式ページに記載がありません。複数のバスを出す大型の企画では、上限の数え方を事前に商工観光課に確かめておくと、申込みのやり直しを防げます。台数の上限があるため、同じ旅行会社が複数のツアーに申込む場合は、全体の台数を数えて計画を立てます。
乗務員の食事代は対象になりますか?
対象になりません。乗務員の経費と食事代は助成の対象外です。助成の計算に入るのは、参加者が市内施設で使った食事代、宿泊代、入場料などと、貸切バス代の1人500円分です。領収書を集めるときは、乗務員の分を分けておくと、実績報告の集計が楽になります。添乗員の分については公式ページに記載がないため、対象かどうかは商工観光課に確かめます。
15人以下の旅行やグループ旅行の助成はありますか?
あります。公式ページには、15人以下のレンタカー等を利用した小グループ旅行の助成と、鉄道を利用した旅行の助成が別に載っています。この記事の制度はバス旅行向けで、人数や移動手段が合わないときは、そちらのページで条件を確かめます。15人に届かない旅行は、このバス旅行の制度ではなく小グループ向けの助成のほうが合うことがあります。
実績報告には何を添えますか?
旅行の参加人数と旅行代金を示す書類、貸切バスを使ったことを示す書類、食事などの領収証書、旅行者へ実施したアンケートなどです。書類を確認したあと、指定口座に助成金が振り込まれます。領収書は旅行の当日に受け取り、紛失を避けて保管します。提出前に、行程表や見積書と数字が合っているかを見比べておくと、確認がスムーズに進みます。
助成金の端数はどう扱われますか?
助成金の合計額は1,000円単位で、1,000円未満は切り捨てです。たとえば1万4,666円と計算されたら、助成額は1万4,000円です。積み上げの計算は、1人あたりの額を人数分足してから、最後に切り捨てて確認します。申込みの段階では、端数の切り捨てを見込んだ金額で収支を組んでおくと、振込額との差に慌てずに済みます。
問い合わせ先はどこですか?
西脇市役所 産業活力再生部 商工観光課です。電話は0795-22-3111(代表)で、ファックスは0795-22-6987です。公式ページにも問い合わせフォームがあります。ツアーの企画段階で相談すると、申請方法と要件を案内してもらえます。受付の時期やツアーの内容が決まる前でも、相談だけなら可能です。
