畑に電気柵を張ったら、イノシシが来なくなった——小鹿野町の農家からは、こうした話をよく聞きます。ただし柵の資材費は決して安くありません。町はこの費用の8割、上限10万円までを補助しています。
対象は町内に住所があり自ら農業を営んでいる人で、補助率は防護柵の材料費の8割(上限10万円、100円未満切り捨て)です。人件費や工具代は対象外で、材料費だけが対象になる点に注意が必要です。
小鹿野町有害鳥獣防護柵等設置費補助金の要点まとめ
正式名:小鹿野町有害鳥獣防護柵等設置費補助金
だれが
- 申請者
- 事業者・個人のどちらも
- 対象業種
- 農業
- 利用目的
- 農業支援(鳥獣被害防止柵の設置)
- 対象地域
- 埼玉県小鹿野町
- 従業員数
- 規定なし(個人・団体が申請)
いくら
- 補助上限額
- 10万円
- 補助率
- 材料費の8割以内(100円未満切り捨て)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 通年(公式ページに具体的な締切の記載なし。農林振興課へお問い合わせください)

対象になる費用、ならない費用
対象は町内の農地に設置する防護柵等の材料費です。個人設置・共同設置のどちらでも対象になります。
一方、次の費用は対象外です。
- 人件費
- ハンマー等の工具
- 防獣アラーム
- 防獣ライト
- 中古品
柵そのものの材料費しか対象にならないという点が、この補助金の特徴です。設置作業を業者に委託した場合の工賃や、既製品ではない防獣グッズを一緒に買いそろえても、その分は補助対象から外れます。
補助率8割、上限10万円の意味
補助率は8割、上限は10万円です。つまり、材料費が12万5,000円のとき、ちょうど上限の10万円に到達します。それより高額な資材を選ぶと、超えた分は自己負担になります。上限を意識して資材を選ぶなら、12万円台までに収める設計が現実的です。
同じ柵への再補助は翌々年度まで不可
同じ防護柵に対する補助は、設置した年度の翌々年度まで受けられません。1度補助を受けた柵を短期間で買い替えても、再度の補助は出ないということです。柵の耐久性やメンテナンスのしやすさも踏まえて資材を選ぶ必要があります。
よくある質問
電気柵と物理柵、どちらも対象になりますか?
対象になります。町の案内では電気柵・物理柵の両方について設置方法の技術情報が示されており、いずれも防護柵として補助の対象です。
申請の締切はいつですか?
公式ページ(補助制度等一覧)には具体的な受付期間の記載がありませんでした。予算の範囲内での運用となるため、農林振興課(0494-75-5061)へ早めに確認することをおすすめします。
業者に設置を依頼した場合の工賃も補助されますか?
されません。対象は柵の材料費のみで、設置工事にかかる人件費や工賃は対象外です。
