建物を解体・改修する前には、石綿(アスベスト)が含まれていないかを事前調査する義務があります。この調査を担う「石綿含有建材調査者」の資格を持つ人材が、県内では十分に足りていません。大分県は、この資格取得やスキルアップの研修費用を補助する制度を用意しています。
対象は、県内に事業所を有し、調査能力向上に取り組む事業者です。ASA認定建築物石綿含有建材調査者のスキルアップセミナーや実地研修、認定調査者講習、石綿調査診断士の資格取得研修などが対象経費になります。補助上限額は10万円、補助率は対象経費の2分の1以内(百円未満切り捨て)です。
建築物石綿含有建材調査者スキルアップ支援事業費補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 建築物石綿含有建材調査者スキルアップ支援事業費補助金 |
| 対象業種 | 建設業・解体業ほか(石綿含有建材調査に取り組む事業者) |
| 利用目的 | ASA認定調査者のスキルアップセミナー・実地研修・認定調査者講習、石綿調査診断士の資格取得研修等の受講費 |
| 対象地域 | 大分県内に事業所を有する事業者 |
| 従業員数 | 規定なし(調査能力向上に取り組む事業者であればよい) |
| 補助上限額 | 10万円 |
| 補助率 | 対象経費の2分の1以内(百円未満切り捨て) |
| 申請受付 | 公式ページに受付期間の記載なし(環境保全課へお問い合わせください) |
| 公式サイト | 大分県「建築物石綿含有建材調査者スキルアップ支援事業費補助金」 |

自分の会社は対象になる?
解体業・リフォーム業だけの制度だと思われがちですが、県内に事業所があり「調査能力向上」に取り組む事業者であれば業種を問わないつくりです。すでに解体前の石綿事前調査を請け負っている会社はもちろん、これから調査業務に参入したいと考えている会社も対象になり得ます。
何に使えるか
対象になる研修は次のようなものです。
- ASA認定建築物石綿含有建材調査者のスキルアップセミナー
- 同・実地研修
- 同・認定調査者講習
- 石綿調査診断士の資格取得研修
- その他、県が認めた調査能力向上研修
いずれも受講料が補助対象になります。補助率は2分の1以内、上限は10万円です。
いくら戻るか計算する
たとえば認定調査者講習と実地研修を合わせて受講料が18万円かかったとします。補助率2分の1なら9万円が目安ですが、上限は10万円なので、受講費が20万円を超えても補助額は10万円が上限になります。
申請受付の記載が無い点について
公式ページには具体的な受付期間の記載がありませんでした。多くの県単独補助金は予算がなくなり次第終了する運用のため、受講を検討している時点で環境保全課に問い合わせて予算の残り状況を確認しておくという手があります。
よくある質問
すでに調査者資格を持っていても対象になりますか?
スキルアップセミナーや上位資格の取得研修も対象になります。詳細は交付要綱でご確認ください。
対象経費に交通費は含まれますか?
公式ページには受講費が対象経費として記載されていました。交通費の扱いは環境保全課へお問い合わせください。
問い合わせ先はどこですか?
大分県環境保全課(Fax:097-506-1747)です。
