大学と組まなくても、この補助金の1,500万円枠は使えるのでしょうか。枠によって答えが変わります。研究開発枠は大学・高等専門学校とのコンソーシアムが必須ですが、可能性調査枠は単独でも申請できます。
大分県の「先端技術挑戦プロジェクト産学連携創出支援事業費補助金」は、ロボット・AI、航空宇宙、次世代半導体、環境・エネルギー、新素材・バイオといった先端技術分野で、県内中小企業の研究開発や事業化を支援する制度です。
大分県先端技術挑戦プロジェクト産学連携創出支援事業費補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主)。研究開発枠は大学・高等専門学校とのコンソーシアム必須 |
| 制度名 | 令和8年度先端技術挑戦プロジェクト産学連携創出支援事業費補助金 |
| 対象業種 | 業種指定なし(ロボット・AI、航空宇宙、次世代半導体、環境・エネルギー、新素材・バイオ等の先端技術分野) |
| 利用目的 | 研究開発・試作開発(可能性調査から研究開発・事業化まで) |
| 対象地域 | 大分県内の中小企業 |
| 従業員数 | 中小企業基本法上の中小企業者 |
| 補助上限額 | 可能性調査枠100万円/研究開発枠1,500万円 |
| 補助率 | 可能性調査枠1/2以内・研究開発枠2/3以内 |
| 申請受付 | 可能性調査枠:2月27日~11月13日17:00/研究開発枠:2月27日~4月10日17:00(研究開発枠は令和8年度分の受付を終了) |
| 公式サイト | 大分県「令和8年度先端技術挑戦プロジェクト産学連携創出支援事業費補助金 公募のお知らせ」 |

(本記事作成時点で、研究開発枠の令和8年度受付期間(2月27日〜4月10日)はすでに終了しています。可能性調査枠は11月13日まで受付中です。次年度の研究開発枠の公募については、大分県商工観光労働部先端技術挑戦課へお問い合わせください。)
対象になる/ならないの線引き
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 対象になる | 可能性調査枠:県内中小企業が単独で申請する初期段階の調査(補助率1/2以内・上限100万円) |
| 対象になる | 研究開発枠:大学・高等専門学校とコンソーシアムを組成した研究開発・試作開発(補助率2/3以内・上限1,500万円) |
| 対象にならない | 研究開発枠で、コンソーシアムに大学・高等専門学校を含めない申請 |
| 対象にならない | 対象5分野(ロボット・AI、航空宇宙、次世代半導体、環境・エネルギー、新素材・バイオ)に該当しないテーマ |
上限額が大きい研究開発枠ほど、大学との連携という条件が重くなる仕組みです。「まず自社だけで可能性を探る」段階なら可能性調査枠、「大学の知見を借りて本格的に開発する」段階なら研究開発枠、と使い分けます。
よく誤解されるポイント:2つの枠は受付期間がまったく別
金額の大きさに気を取られて見落としやすいのが、受付期間が枠ごとに違う点です。
- 可能性調査枠: 2月27日〜11月13日(受付期間が長い)
- 研究開発枠: 2月27日〜4月10日(受付期間が短い)
研究開発枠は可能性調査枠よりずっと早く締め切られます。「まだ先端技術挑戦課の受付が続いている」と思っていたら、研究開発枠だけすでに締め切られていた、という取り違えが起きやすい制度です。狙う枠の締切を個別に確認してください。
よくある質問
可能性調査枠から研究開発枠へ、段階的にステップアップできますか?
公式ページに段階的な移行の仕組みについての明記はありません。(大分県先端技術挑戦課097-506-2892へお問い合わせください。)
コンソーシアムを組む大学は県内に限られますか?
公式ページに大学の所在地についての制限の記載はありません。(先端技術挑戦課へお問い合わせください。)
研究開発枠の来年度公募はいつ頃始まりますか?
例年2月下旬頃に公募が始まっている実績があります(過去の公募開始時期からの傾向)。確定した来年度スケジュールは、大分県先端技術挑戦課の公式ページで確認してください。
