ふ頭で毎日動くRTG(タイヤ式門型クレーン)やストラドルキャリアは、多くがまだディーゼルエンジンで動いています。1基まるごと入れ替えると数億円規模になることもあり、「ハイブリッド化したいが、エンジンだけの換装で済ませられないか」という現場の悩みに直結する補助金です。

対象は、大阪港内の限られたふ頭(夢洲・咲洲・外貿多目的船・専用船ふ頭)でRTGまたはストラドルキャリアを使用し、ディーゼル型からハイブリッド型へ改造・リプレイスする事業者です。対象経費の2分の1、荷役機械1基あたり上限5,000万円が補助されます。令和8年度の受付期間は2026年4月27日(月曜日)から12月25日(金曜日)までです。

大阪港コンテナターミナル荷役機械脱炭素化促進事業補助金の要点まとめ

項目内容
申請者事業者(大阪港内の対象ふ頭でRTG・ストラドルキャリアを保有し改造・リプレイスする事業者)
制度名大阪港コンテナターミナル荷役機械脱炭素化促進事業補助金
対象業種港湾荷役事業者(コンテナターミナル運営事業者等)
利用目的ディーゼル型荷役機械(RTG・ストラドルキャリア)のハイブリッド型への改造・リプレイス
対象地域大阪港内の対象ふ頭(夢洲・咲洲・外貿多目的船・専用船ふ頭)
従業員数規定なし(公式ページに記載なし)
補助上限額荷役機械1基あたり5,000万円(実際の経費とのいずれか低い額)
補助率対象経費の2分の1(他の補助金を受給している場合は差引後の額が対象)
申請受付2026年4月27日(月曜日)〜12月25日(金曜日)(予算に達し次第終了)
公式サイト大阪市「大阪港コンテナターミナル荷役機械脱炭素化促進事業補助金」
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大阪港コンテナターミナル荷役機械脱炭素化促進事業補助金の対象・金額・締切の概要

対象になる機械と場所は限られている

対象になるのは、大阪港内の特定のふ頭(夢洲、咲洲、外貿多目的船・専用船ふ頭)で使用するRTGおよびストラドルキャリアだけです。大阪港のどこで使っている機械でも対象になるわけではなく、対象ふ頭が指定されている点に注意が必要です。自社の機械がどのふ頭に配置されているか、まず確認しておく必要があります。

対象経費は次の2パターンです。

  • ディーゼル型荷役機械をハイブリッド型に改造する際のエンジン購入費・艤装費
  • ハイブリッド型への機械リプレイス時にかかる、改造相当分の経費

補助額の考え方:1基あたり上限5,000万円

補助率は対象経費の2分の1です。荷役機械1基あたりの上限は5,000万円で、実際にかかった経費とのいずれか低いほうが採用されます。

  • エンジン換装費が6,000万円の場合: 2分の1で3,000万円が補助額
  • エンジン換装費が1億2,000万円の場合: 2分の1なら6,000万円だが、1基あたりの上限5,000万円で頭打ちになる

他の補助金をあわせて受けている場合は、その分を差し引いた額が対象経費になります。国の補助制度との重複がないか、申請前に確認しておく必要があります。

申請から交付決定までの流れ

  1. 交付申請書(様式第1号)・事業計画書・収支予算書・発注見積書・見積内訳明細書・見積仕様書を用意する
  2. 大阪市大阪港湾局企画部企画課へ持参で提出する(受付時間9時〜17時30分、土日祝除く)
  3. 交付決定を受ける
  4. 改造・リプレイスを実施する

受付期間は令和8年4月27日から12月25日までですが、予算に達した時点で受付が終了します。期間内であっても早期に締め切られる可能性があるため、機械の改修計画が固まっている事業者は早めの申請準備をおすすめします。

よくある質問

大阪港のどのふ頭で使う機械でも対象になりますか?

なりません。対象は夢洲、咲洲、外貿多目的船・専用船ふ頭に限られます。それ以外のふ頭で使用する機械は対象外です。

エンジン換装ではなく機械を丸ごと新品に入れ替える場合も対象ですか?

対象になります。ハイブリッド型への機械リプレイス時にかかる改造相当分の経費も対象経費に含まれます。ただし補助率2分の1・1基あたり上限5,000万円という条件は共通です。

受付期間の終盤に申請しても間に合いますか?

保証はできません。受付期間は12月25日までとされていますが、予算に達した時点で期間内でも受付が終了します。改修計画が固まっているなら、できるだけ早く申請準備を進める必要があります。

免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。補助上限額・補助率・対象要件・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず大阪市の公式ページで最新の内容をご確認ください。

出典(一次情報)