古い変圧器の中には、微量のPCB(ポリ塩化ビフェニル)に汚染されたものが今も現役で使われています。この補助金は、低濃度PCB汚染変圧器を、省エネ性能の高い高効率変圧器に交換する費用を支援する制度です。令和7年度の一次公募は2025年7月31日で受付を終了しています。
PCB汚染変圧器高効率化補助金(一次公募)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(低濃度PCB汚染変圧器を保有する法人・個人事業主) |
| 制度名 | 令和7年度PCB汚染変圧器高効率化補助金(一次公募) |
| 対象業種 | 汎用 |
| 利用目的 | 設備投資 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 100万円 |
| 補助率 | 3分の1(工事費・設備費・その他承認した必要経費) |
| 申請受付 | 2025年5月20日〜7月31日15時必着(終了) |
| 公式サイト | 公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団「PCBに汚染された変圧器の高効率化のための補助金制度」 |

なぜ変圧器の交換に補助金が出るのか
低濃度PCB汚染機器は、法律で期限内の処分が義務づけられています。処分期限が近づく一方で、変圧器はまだ使える設備であることが多く、事業者にとっては「使えるのに交換しなければならない」費用負担になりがちです。この補助金は、その交換のタイミングで省エネルギー基準達成率125%以上の高効率変圧器に切り替えることを条件に、費用の一部を補助します。
対象になる設備の条件
公式情報から確認できる主な条件は次のとおりです。
- 交換前の設備が低濃度PCB汚染変圧器であること
- 交換後の設備が省エネルギー基準達成率125%以上の高効率変圧器であること
- 工事費・設備費など、公募要領で承認された経費であること
単純な老朽化更新では対象になりません。 PCB汚染機器から高効率機器への切り替えという条件がセットになっている点が、一般的な省エネ設備補助金との違いです。
一次公募と二次公募の違い
この補助金には一次公募(2025年5月20日〜7月31日)と二次公募が用意されており、予算の消化状況によって二次公募が実施されるかどうかが決まる仕組みとみられます。一次公募で予算に達した場合、二次公募が行われない、または規模が縮小される可能性があります。次回に申請を考えている場合は、早い時期の公募を狙うほうが確実です。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。令和7年度一次公募は2025年7月31日で受付を終了しています。次回公募の情報は産業廃棄物処理事業振興財団の公式サイトで確認してください。
二次公募との違いは何ですか?
対象要件・補助率・上限額は同じ制度の中の回次違いです。予算の消化状況によって二次公募の実施有無・規模が変わるとみられます。詳細は公式ページでご確認ください。
高濃度PCB汚染の設備も対象になりますか?
対象は低濃度PCB汚染変圧器です。高濃度PCB廃棄物の処分は別の法制度・支援策の対象になるため、産業廃棄物処理事業振興財団にお問い合わせください。
