「ルール形成」という言葉だけでは何の補助金か想像しにくいかもしれません。これは、自社の技術を国際標準にしていく活動を支援する補助金でした。 令和3年度分は2021年5月31日で締め切られており、現在は名称を変えて「国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費補助金」として続いています。
社会課題解決型市場形成促進事業費補助金は、社会課題の解決と事業の持続可能性を両立させるための国際的なフォーラム標準化活動(業界団体などでのルールメイキング活動)にかかる費用を支援する制度でした。経済産業省が所管しています。
社会課題解決型市場形成促進事業費補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人) |
| 制度名 | 令和3年度ルール形成を用いた社会課題解決型市場形成促進事業費補助金 |
| 対象業種 | 汎用 |
| 利用目的 | 創業・第二創業、販路開拓・展示会、研究開発・実証 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 上限1,500万円 |
| 補助率 | 3分の2以内 |
| 申請受付 | 終了(2021年4月23日〜2021年5月31日) |
| 公式サイト | https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/kobo/2021/k210423003.html |

対象になるもの・ならないもの
- 対象になる: 国際標準化機関・業界フォーラムでの規格提案活動費、標準化に向けた調査・実証費用
- 対象にならない: 単なる製品開発費(国際的なルール形成活動と結びつかない、通常の研究開発は別の補助金の対象)
なぜこの線が引かれていたか。 優れた技術があっても、国際標準として認められなければ海外市場で採用されにくいという課題があります。この補助金は技術開発そのものではなく「標準化に向けた働きかけ」にピンポイントで支援する設計です。
似ている別の制度との違い
同時期に「省エネルギー加速型市場形成促進事業費補助金」という兄弟制度もありました。対象分野が「社会課題解決」か「省エネルギー」かで名称が分かれていただけで、標準化活動を支援するという骨格は共通しています。どちらも現在は「国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費補助金」に統合されています。
今から申請できる後継制度
現在申請できるのは、国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費補助金です。令和7年度は2025年4月17日〜5月15日に公募が実施されました。制度名が変わっているため、旧名称のまま検索すると最新の公募要領にたどり着けません。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。令和3年度分は2021年5月31日で終了しています。
後継の制度はありますか?
あります。「国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費補助金」という名称に変わっており、経済産業省が公募を継続しています。
対象になる活動の具体例は?
国際標準化機構(ISO)や業界フォーラムでの規格提案、標準化に向けた実証・調査活動などが該当します。単なる自社製品の性能向上は対象になりません。
