店舗やクリニックの内装を、地元の木で仕上げたい。そんな計画があるなら候補になる制度です。相模原市の「さがみはら津久井産材利用促進・普及啓発事業補助金」は、工事費・購入費の1/2、上限500万円を補助します。対象は津久井産材を使った木造化・木質化の工事と、木製什器の購入です。

対象は「不特定多数の利用者が見込まれる民間施設」に限られます。自宅のリフォームは対象外です。店舗・クリニック・保育施設・商業施設のオーナーや運営者が主な対象になります。

募集期間は2026年7月1日から8月31日までと短めです。事前相談が必須なので、動くなら早めが安全です。

さがみはら津久井産材利用促進・普及啓発事業補助金の要点まとめ

項目内容
申請者事業者(法人・個人事業主)※公共的建築物等のオーナー・運営者
制度名さがみはら津久井産材利用促進・普及啓発事業補助金
対象業種指定なし(不特定多数の利用者が見込まれる民間施設のオーナー・運営者)
利用目的津久井産材による木造化・木質化工事、木製什器の購入・設置
対象地域相模原市内
従業員数規定なし
補助上限額500万円(補助対象経費の1/2以内)
補助率1/2
申請受付2026年7月1日〜8月31日(事前相談必須)
公式サイト相模原市「さがみはら津久井産材利用促進・普及啓発事業補助金」
横にスクロールできます

さがみはら津久井産材利用促進・普及啓発事業補助金の対象・金額・締切の概要

対象になる工事・什器

対象は2種類です。

  • 津久井産材を使った木造化・木質化の工事費
  • 木製什器等の購入・組立・設置・運搬にかかる費用

条件は「津久井産材を使うこと」と「そのPRを十分に行うこと」の2つです。木を使うだけでなく、産地表示や広報も条件に含まれます。自宅は対象外で、あくまで不特定多数が利用する民間施設が対象です。

補助額のシミュレーション

補助率は経費の1/2、上限は500万円です。3パターンで見てみます。

  • 保育施設の遊戯室を津久井産材で木質化: 工事費800万円なら、補助額は400万円(800万円×1/2)
  • カフェの客席に津久井産材の家具・什器を導入: 購入費300万円なら、補助額は150万円
  • 医療施設のロビーを木質化し、待合の家具も入れ替え: 合計工事・購入費1,200万円なら、本来の計算では600万円ですが上限500万円で頭打ちになります

工事費が1,000万円を超えると、それ以上経費をかけても補助額は増えません。予算配分の目安にしてください。

申請の流れとタイミング

進む順番は次のとおりです。

  1. 事前相談: 森林政策課(津久井総合支所)へ提案内容を相談
  2. 審査委員会でのヒアリング: 提案内容について説明
  3. 交付申請書の提出: 審査を経てから正式に申請
  4. 事業の実施: 工事・購入を実施
  5. 実績報告と精算: 完了後に実績を報告し、支払いを受ける

募集期間はわずか2か月間で、事前相談を済ませてから審査委員会のヒアリングを受ける必要があります。7月1日を待たずに、早めに森林政策課へ連絡しておくと動きやすくなります。

よくある質問

自宅のリフォームでも申請できますか?

できません。対象は「不特定多数の利用者が見込まれる民間施設」に限られます。自宅など個人の居住用住宅は対象外です。店舗・クリニック・保育施設など、来訪者が多い施設が対象になります。

津久井産材以外の県産木材でも対象になりますか?

公式ページでは「さがみはら津久井産材」の利用が条件と明記されています。他地域の木材や一般的な国産材については、対象になるかどうか森林政策課へ直接ご確認ください。

工事を先に始めてしまっても申請できますか?

公式ページには着工前後どちらでも申請可能かの明記がありません。手続きの順番は事前相談・審査委員会でのヒアリングを経て交付申請となっているため、工事の契約前に森林政策課へ相談することをおすすめします。

免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。補助上限額・補助率・対象要件・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず相模原市の公式ページで最新の内容をご確認ください。

出典(一次情報)