「79.625億円」という予算額と「1事業者あたりの金額上限の定めなし」という表記が並んでいると、矛盾しているように見えます。実際は矛盾していません。79.625億円は単年度事業全体の公募予算額で、その枠の中で1件あたりの上限を設けずに複数の事業者へ配分する運用です。
「令和5年度補正予算 再生可能エネルギー電源併設型蓄電池導入支援事業(第一次公募・単年度事業)」は、再エネ電源への蓄電池併設のうち、単年度内に完了する計画を対象に支援する国の事業です。受付は2024年5月31日で終了しています。
再エネ併設型蓄電池支援(R5補正単年度)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(国内で事業活動を営む法人) |
| 制度名 | 令和5年度補正予算 再生可能エネルギー電源併設型蓄電池導入支援事業(第一次公募・単年度事業) |
| 対象業種 | 電気・ガス・熱供給・水道業 |
| 利用目的 | 再生可能エネルギー電源への蓄電池併設 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 制限なし |
| 補助上限額 | 79.625億円は単年度事業全体の公募予算額(1事業者あたりの金額上限の定めなし) |
| 補助率 | 1/2、1/3等区分による |
| 申請受付 | 終了(2024年4月26日〜2024年5月31日) |
| 公式サイト | Jグランツ「再生可能エネルギー電源併設型蓄電池導入支援事業(第一次公募・単年度事業)」 |

補助率「1/2、1/3等区分による」の中身
同じ蓄電池導入でも、設備の種類・規模によって補助率が変わります。
| 対象になる設備の傾向 | 補助率の目安 |
|---|---|
| 一般的な蓄電池設備 | 1/3程度 |
| 新規技術開発蓄電システム・大規模設備等 | 1/2程度(区分により異なる) |
「区分による」という表現の裏には、単年度事業でも複数年度事業と同様に、蓄電池の技術類型や定格出力によって細かい区分があると考えられます。自社の設備がどの区分に当てはまるかは、公募要領原本での確認が必要です。
よく誤解されるポイント
「単年度事業」の第一次公募は、同時期に「複数年度事業」の第一次公募とセットで公募されていました。予算額(単年度79.625億円・複数年度は別枠)も、事業完了期限も異なる別々の公募です。工事のスケジュールに合わせて、どちらの区分に該当するかを確認してから申請する必要があります。
今から申請できるか
この公募は2024年5月31日で終了しています。「再生可能エネルギー電源併設型蓄電池導入支援事業」は複数年度・複数公募回にわたり継続実施されている事業です。 JPEA太陽光発電推進センター(JP-PC)や資源エネルギー庁の公募情報ページで、次回公募の有無を確認してください。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。この公募(第一次公募・単年度事業)は2024年5月31日で受付を終了しています。次回の実施有無は執行団体の発表を確認してください。
複数年度事業との違いは何ですか?
事業完了までの期間と予算枠が異なります。単年度事業は原則その年度内に工事を完了させる計画向けです。
79.625億円のうち、いくらまで自社が使えますか?
公式ページからは1事業者あたりの金額上限は確認できません。79.625億円は単年度事業全体の公募予算額です。
