「単年度事業」と「複数年度事業」、同じ制度名なのに何が違うのか。答えは工事のスケジュールと交付のタイミングです。単年度事業は、その年度内に設置工事を完了させる計画向けで、複数年度にまたがる大規模工事は対象になりません。
「令和6年度予算 再生可能エネルギー電源併設型蓄電池導入支援事業(第一次公募・単年度事業)」は、再エネ電源に蓄電池を併設する取り組みのうち、単年度内に完了する計画を対象に支援する国の事業です。受付は2024年10月25日で終了しています。
再エネ併設型蓄電池支援(単年度)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(国内で事業活動を営む法人。従業員数の制約なし) |
| 制度名 | 令和6年度予算 再生可能エネルギー電源併設型蓄電池導入支援事業(第一次公募・単年度事業) |
| 対象業種 | 電気・ガス・熱供給・水道業 |
| 利用目的 | 再生可能エネルギー電源への蓄電池併設(単年度内完了の計画) |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 制限なし |
| 補助上限額 | 約52億円(合算した予算額内)。1事業あたりの申請額上限は設けず、予算の範囲内で採択 |
| 補助率 | 公式ページに具体的な記載なし(単価上限23.9万円/kW等の規定あり) |
| 申請受付 | 終了(2024年9月19日〜2024年10月25日) |
| 公式サイト | Jグランツ「再生可能エネルギー電源併設型蓄電池導入支援事業(第一次公募・単年度事業)」 |

「1事業あたり上限なし」の実際の歯止め
「1事業あたりの申請額上限は設けず」と聞くと際限なく申請できそうですが、実際には「単価上限23.9万円/kW」という規定があり、これが実質的な補助額の天井になります。
| 対象になる | 対象になりにくい |
|---|---|
| 単年度内(事業終了期限2025年2月28日)に設置工事を完了できる計画 | 複数年度にまたがる大規模な設置工事計画(→複数年度事業の区分を確認) |
| 単価上限23.9万円/kWの範囲内に収まる蓄電池設備 | 単価上限を大きく超える高額な特殊仕様の設備 |
事業終了期限が2025年2月28日と短く設定されているのが、複数年度事業との最大の違いです。 工事のスケジュールがこの期限に間に合わないなら、複数年度事業の区分を確認する必要があります。
よく誤解されるポイント
同じ「再生可能エネルギー電源併設型蓄電池導入支援事業(第一次公募)」という名前で、単年度事業と複数年度事業が並行して公募されていました。事業終了期限(単年度は2025年2月末、複数年度はより長期)で見分けるのが確実です。
今から申請できるか
この公募は2024年10月25日で終了しています。「再生可能エネルギー電源併設型蓄電池導入支援事業」は複数年度にわたり継続実施されている事業です。 JPEA太陽光発電推進センター(JP-PC)や資源エネルギー庁の公募情報ページで、次回公募の有無を確認してください。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。この公募(第一次公募・単年度事業)は2024年10月25日で受付を終了しています。次回の実施有無は執行団体の発表を確認してください。
複数年度事業との違いは何ですか?
事業終了期限の長さです。単年度事業は原則その年度内(2025年2月末)に工事完了が必要で、複数年度事業はより長期の計画に対応しています。
補助額の上限はどう決まりますか?
1事業あたりの申請額上限は設けられていませんが、単価上限23.9万円/kWの規定により、実質的な補助額の天井が決まります。
