DXを進めたい。でも社内に詳しい人がいません。ここで止まる会社は多いです。GX(脱炭素経営)も同じです。何から手をつけるかで、まず止まります。
狭山市の「中小企業等専門家活用補助金」は、この止まりを外す制度です。外部の専門家に払う謝金・コンサル費用を、上限50万円まで補助します。
この補助金の概要(早見表)
| 検索項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 狭山市中小企業等専門家活用補助金 |
| 対象業種 | 業種指定なし |
| 利用目的 | 専門家によるDX・GX推進支援、SBT認定取得支援 |
| 対象地域 | 埼玉県狭山市 |
| 従業員数 | 中小企業基本法上の中小企業・小規模企業者 |
| 補助上限額 | 50万円 |
| 補助率 | DX・GX枠3/4、SBT認定枠は対象経費の全額 |
| 申請受付 | 令和8年4月1日〜(予算150万円に達し次第終了。実施期限は令和9年3月15日) |
| 公式サイト | https://www.city.sayama.saitama.jp/kankou/kigyoshien/sesaku/senmonkahojyokin.html |
※この表の項目(対象業種・利用目的・対象地域・従業員数)は、GRANTOSの補助金診断の検索軸に対応しています。
対象になる事業者。市内に本社か事業所があること
対象は、市内に本社または事業所を持つ中小企業・小規模企業者です。反社会的勢力と関係がないこと、市税を滞納していないことも条件です。
事業の実施期間は令和8年4月1日から令和9年3月15日まで。この期間内に新たに生じた経費だけが対象になります。
対象経費。謝金・旅費・コンサル委託料・SBT申請費
対象経費は4つです。
- 専門家への報償費(謝金)
- 専門家への旅費
- 専門家によるコンサルティング費用(委託料)
- 中小企業向けSBT認定取得に要する申請費用
社内の会議やマニュアル作成だけでは対象になりません。 外部の専門家を実際に呼んで、指導や助言を受けることが前提の制度です。
補助額は枠で分かれる。DX・GX枠とSBT認定枠
補助率と上限額は、次の2枠で分かれています。
| 枠 | 補助率 | 上限額 |
|---|---|---|
| DX・GX枠 | 対象経費の3/4 | 50万円 |
| SBT認定枠 | 対象経費の全額(10/10) | 50万円 |
DX・GX枠は3/4補助なので、コンサル費用に67万円かければ、計算上は上限50万円に到達します。SBT認定枠は全額補助という珍しい設計です。SBT(科学的根拠に基づく温室効果ガス削減目標)の認定取得は、専門知識が必要な手続きのため、自己負担ゼロで後押しする狙いが見えます。
予算は150万円。想定は3社分だけ
令和8年度の予算は150万円で、DX・GX枠が2件、SBT認定枠が1件という想定件数が示されています。上限50万円ずつだとすると、150万円で計算はぴったり合います。
枠ごとの想定件数が少ないため、申請の検討は早めに動いたほうが安全です。 予算に達し次第、受付期間内でも締め切られる可能性があります。
申請から交付までの流れ
- 交付申請書類を提出する
- 交付決定通知を受け取る
- 専門家の活用による事業を実施する(〜令和9年3月15日)
- 実績報告書を提出する(期限:令和9年3月22日)
- 補助金の請求・交付を受ける
交付決定より前に専門家へ依頼・契約してしまうと、その費用は対象外になる可能性が高いです。専門家探しは先に進めてよくても、契約・発注は交付決定後にしてください。
パソコン導入とは違う。伴走支援を「補助対象」にした珍しい制度
自治体のDX関連補助金の多くは、パソコンやソフトの導入費を対象にしています。狭山市のこの制度は、「専門家に頼る費用」そのものを補助対象にした点が珍しいところです。
自治体によっては、伴走支援の受診が別のDX補助金の「前提条件」になっているケースもあります。狭山市の場合は前提条件ではなく、専門家活用そのものが補助の中身です。この違いに気づかず、他の自治体の資料を参考に申請書を書くと、経費区分を間違えることがあります。DX補助金の対象経費の線引きは自治体ごとに差が大きく、GRANTOS公式LINEの登録者限定ページで実例を紹介しています。
よくある質問
社内の会議で議論しただけでも対象になりますか?
対象外です。外部の専門家に謝金・旅費・委託料を実際に支払う取り組みが必要です。社内検討のみでは補助対象になりません。
DX・GX枠とSBT認定枠は両方申請できますか?
公式ページには両方の同時申請に関する明記はありません。 併用を検討する場合は、事前に商工観光課へ確認することをおすすめします。
締切はいつまでですか?
明確な締切日ではなく、予算150万円に達した時点で終了する仕組みです。想定件数がDX・GX枠2件、SBT認定枠1件と少ないため、早めの相談をおすすめします。
免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。補助率・上限額・対象要件・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず狭山市の公式ページおよび最新の案内で内容をご確認ください。
出典:
補助金の概要早見表(暫定・subsidiesマスタ未登録)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象地域 | 埼玉県狭山市 |
| 対象業種 | 業種指定なし |
| 利用目的 | 専門家によるDX・GX推進支援、SBT認定取得支援 |
| 対象者規模 | 中小企業基本法上の中小企業・小規模企業者 |
| 補助上限額 | 50万円 |
| 補助率 | DX・GX枠3/4、SBT認定枠は対象経費の全額 |
| 申請受付期間 | 令和8年4月1日〜(予算150万円に達し次第終了) |
| 公式サイト | https://www.city.sayama.saitama.jp/kankou/kigyoshien/sesaku/senmonkahojyokin.html |
対象経費の範囲や、枠の選び方に迷う場合は、専門家に相談するのも一つの手です。
