SHIFT事業は、工場・事業場の脱炭素化を支援する環境省の補助金です。省CO2型システムへの改修支援事業なら上限は最大5億円、DX型CO2削減対策実行支援事業なら上限200万円です。令和8年度の公募は既に始まっており、二次締切は2026年8月26日正午です。
正式名称は「脱炭素技術等による工場・事業場の省CO2化加速事業(SHIFT事業)」です。2つの事業区分があり、補助率も上限額もまったく違います。
SHIFT事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人。中小企業を含む民間事業者等。共同申請も可) |
| 制度名 | 脱炭素技術等による工場・事業場の省CO2化加速事業(SHIFT事業) |
| 対象業種 | 製造業 |
| 利用目的 | 脱炭素・省エネ |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし(民間事業者等が対象。中小企業が想定されている) |
| 補助上限額 | 省CO2型システムへの改修支援事業は最大5億円(CO2削減量に応じ1億円または5億円)、DX型CO2削減対策実行支援事業は200万円 |
| 補助率 | 省CO2型システムへの改修支援事業は1/3、DX型CO2削減対策実行支援事業は3/4 |
| 申請受付 | 省CO2型システムへの改修支援事業は一次締切終了・二次締切2026年8月26日12:00、DX型CO2削減対策実行支援事業は2026年8月26日12:00締切 |
| 公式サイト | 一般社団法人温室効果ガス審査協会「SHIFT事業(令和8年度)」 |

2つの事業区分から選ぶ
SHIFT事業には、性質の異なる2つの事業区分があります。
| 事業区分 | 補助率 | 補助上限額 | 対象 |
|---|---|---|---|
| 省CO2型システムへの改修支援事業 | 1/3 | 1億円または5億円(CO2削減量に応じる) | 電化・燃料転換・熱回収等の設備改修 |
| DX型CO2削減対策実行支援事業 | 3/4 | 200万円 | DXシステムを用いた設備運用改善・改修設計 |
設備そのものを入れ替えるなら改修支援事業、まずデータで運用を見直すならDX型という使い分けです。DX型は補助率3/4と高く、少額の投資で運用改善から着手できます。
締切は2段階、いま動けるのは二次締切
省CO2型システムへの改修支援事業は、令和8年度に2回の締切があります。
- 一次締切:2026年7月15日12:00(終了)
- 二次締切:2026年8月26日12:00
DX型CO2削減対策実行支援事業の締切も2026年8月26日12:00です。2026年8月時点でまだ間に合うのは、どちらも8月26日の締切分です。二次締切を逃すと、次の公募がいつになるか未確定です。
対象になる事業者
対象者は民間事業者等で、中小企業が想定されています。複数事業者の共同申請も可能です。対象経費は、事業①がCO2削減計画に基づく設備導入(電化・燃料転換・熱回収等)、事業②がDXシステムを用いた設備運用改善や効果的な改修設計です。
申請の実務で押さえること
執行団体は一般社団法人温室効果ガス審査協会です。公募要領・交付要綱は執行団体のホームページからダウンロードできます。申請には交付要綱に定める手続きが必要です。GビズID等の準備が必要な場合があるため、早めに公募要領を確認してください。
よくある質問
中小企業でなくても申請できますか?
対象者は「民間事業者等」で、中小企業が想定されていますが、大企業を排除する明記はありません。詳細な要件は公募要領で確認する必要があります。
省CO2型システムへの改修支援事業とDX型、どちらが自社に合いますか?
設備そのものを入れ替える計画なら改修支援事業(補助率1/3、上限最大5億円)です。まずデータを使った運用改善から始めるならDX型(補助率3/4、上限200万円)です。
一次締切を逃したら申請できませんか?
二次締切の2026年8月26日12:00にまだ申請できます。二次締切以降の公募は、2026年8月時点で未確定です。
