コロナ禍の資金繰り対策で借りた融資の利子負担が続いている。静岡市には、その利子を実質無利子化する助成金があります。
対象は、静岡県制度融資「経済変動対策貸付(新型コロナウイルス感染症対応枠)」を利用し、セーフティネット保証4号・5号を受けた市内事業者です。申請受付は2026年10月1日から始まります。
静岡市経済変動対策資金特別利子助成金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 経済変動対策資金特別利子助成金(静岡市) |
| 対象業種 | 業種指定なし |
| 利用目的 | 資金繰り(制度融資の利子負担軽減) |
| 対象地域 | 静岡県静岡市 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 明記なし(対象融資の利子相当額を助成) |
| 補助率 | セーフティネット保証4号は1.3%、5号は1.4%(実質無利子化) |
| 申請受付 | 2026年10月1日~2026年11月16日 |
| 公式サイト | 静岡市「経済変動対策資金特別利子助成金」 |
対象になる事業者
対象は、静岡県制度融資「経済変動対策貸付(新型コロナウイルス感染症対応枠)」の融資を受けた中小企業者で、次の要件をすべて満たす事業者です。
- 融資貸付日に静岡市内に主たる事業所を有すること
- 信用保証協会の経営安定関連保証(セーフティネット保証4号、5号)を利用していること
- 申込みの日まで1年以上継続して市内に主たる事業所を有すること
- 静岡市市民税を完納していること
対象になる融資は「経済変動対策貸付(新型コロナウイルス感染症対応枠)」のみです。普通保証・伴走支援特別貸付・日本政策金融公庫融資は対象外になります。
対象になる経費
対象になるのは、2025年10月1日から2026年9月30日までに支払った利子です。個別の設備投資費ではなく、融資の利子そのものが助成対象になります。
補助額と補助率
助成利率は、利用しているセーフティネット保証の種類によって異なります。
| セーフティネット保証区分 | 助成利率 | 助成期間 |
|---|---|---|
| 4号 | 1.3% | 借入日から3年間 |
| 5号 | 1.4% | 借入日から3年間 |
この助成利率は融資の金利相当分をカバーする水準に設定されており、実質的に無利子化する仕組みです。たとえばセーフティネット保証4号で1,000万円を借り入れ、年間の利子が13万円だった場合、助成対象期間内であればその利子相当額が助成されます。
申請の流れ
- 申請期間中(2026年10月1日〜11月16日)に、郵送または窓口持参で申請する
- 市が10月〜12月に審査を実施する
- 市が「交付決定通知」と「請求書」を郵送する
- 事業者が請求書に記入し、市へ郵送する
- 11月〜2月に順次振込が行われる
申請期間は年1回、限られた期間のみです。対象になる場合は、期間内の申請を忘れないようにしてください。
落ちる・返還になる要因
この助成金でとくに注意が必要なのは、対象融資の種類の取り違えです。同じ「経済変動対策貸付」でも、普通保証や伴走支援特別貸付では対象になりません。セーフティネット保証4号・5号を利用していることが条件です。
このほか、次のような点にも注意してください。
- 市民税を滞納している
- 融資貸付日に市内に事業所がない、または1年未満の事業所
- 対象期間(2025年10月1日〜2026年9月30日)以外に支払った利子を申請する
よくある質問
セーフティネット保証4号・5号とは何ですか?
災害等の突発的事由や、業況の悪化している業種の事業者を支援するための信用保証制度です。金融機関からの借入について、信用保証協会が通常より手厚い保証をつける仕組みです。
日本政策金融公庫からの融資でも対象になりますか?
対象になりません。この助成金は静岡県制度融資「経済変動対策貸付」に限定されています。
助成期間はどのくらいですか?
借入日から3年間です。この期間内に支払った利子のうち、対象期間分が助成されます。
申請期間はいつですか?
2026年10月1日から11月16日までです。この期間を過ぎると申請できません。
市民税を滞納していても申請できますか?
できません。静岡市市民税を完納していることが要件の一つです。
