「ストレージパリティ」という聞き慣れない言葉に、何のことか分からず検索した人も多いはずです。これは太陽光発電と蓄電池を組み合わせ、電力会社から買うより自家発電・自家消費のほうが安くなる状態(ストレージパリティ)を目指す企業の設備投資を支援する制度です。二次公募の受付は2024年7月5日で終了しています。上限は3,000万円です。
ストレージパリティ補助金(二次公募・R5補正R6)の要点まとめ
正式名:令和5年度(補正予算)および令和6年度予算 二次公募 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(民間企業等による再エネ主力化・レジリエンス強化促進事業)ストレージパリティ補助金
だれが
- 申請者
- 事業者(太陽光発電・蓄電池を導入する民間企業等)
- 対象業種
- 汎用
- 利用目的
- 脱炭素・省エネ
- 対象地域
- 全国
- 従業員数
- 規定なし(公式ページに記載なし)
いくら
- 補助上限額
- 上限3,000万円
- 補助率
- 公式ページに記載なし(公募要領原本で確認)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2024年7月5日で受付終了(二次公募)

「ストレージパリティ」とは何を指すのか
太陽光発電は日中の発電コストが下がり続けていますが、夜間や曇天時は使えません。そこで蓄電池を組み合わせ、発電した電気を貯めて必要なときに使うことで、電力会社から買う電気(系統電力)より安くなる状態を「ストレージパリティ」と呼びます。この補助金は、太陽光発電単体ではなく「発電+蓄電池」のセット導入を後押しする制度です。太陽光パネルだけを設置する計画では対象にならない可能性があります。
なぜ「二次公募」なのか——一次との違い
この制度は令和5年度補正予算と令和6年度予算をまたいで実施されており、公募が複数回行われました。今回対象の二次公募は2024年6月6日〜7月5日に実施された回です。予算枠が一次公募で埋まらなければ二次・三次と続く仕組みのため、対象要件・補助率は各回でほぼ共通ですが、予算残額により早期に締め切られることもあります。
「レジリエンス強化」も目的の一つ
制度名にある「レジリエンス強化」は、災害時の停電などに備えて事業を継続できる体制づくりを指します。平時の電気代削減だけでなく、非常時に自家発電で事業を止めないという防災の側面も評価される制度です。事業計画にこの視点を盛り込めるかどうかが、審査でのポイントになりやすいとみられます。
よくある質問
今から申請できますか?
二次公募の受付は2024年7月5日で終了しています。再エネ主力化・レジリエンス強化を目的とした同種の事業は継続的に実施される傾向があるため、環境省・執行団体の最新の公募状況をご確認ください。
太陽光パネルだけの導入でも対象になりますか?
対象にならない可能性があります。この補助金は太陽光発電と蓄電池を組み合わせた設備投資を主眼にしているため、蓄電池を伴わない計画は要件を満たさないことがあります。
一次公募と二次公募、対象は違いますか?
基本的な対象・目的は共通です。二次公募は一次公募の予算枠が残った場合に追加実施される回です。
