自家消費型の太陽光発電設備を導入するなら、蓄電池もセットで入れたほうが得なのか迷う。この判断を後押しする「ストレージパリティ」の達成を目指す補助金が、「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(民間企業等による再エネ主力化・レジリエンス強化促進事業〈ストレージパリティの達成に向けた太陽光発電設備等の価格低減促進事業〉)」です。令和4年度(補正予算)二次公募および令和5年度一次公募分は、2023年6月30日で募集を終了しています。 上限2,500万円の制度でした。
「ストレージパリティ」とは、太陽光発電設備を導入する際に蓄電池を併設したほうが、併設しない場合より経済的に有利になる状態を指します。この制度は環境省の予算で、一般財団法人環境イノベーション情報機構(EIC)が執行団体として公募・審査を行っていました。
ストレージパリティ補助金(R4補正二次・R5一次)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人。屋根等を活用した自家消費型太陽光発電・蓄電池を導入する民間企業等) |
| 制度名 | 令和4年度(補正予算)二次公募および令和5年度一次公募 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(民間企業等による再エネ主力化・レジリエンス強化促進事業〈ストレージパリティ〉) |
| 対象業種 | 汎用 |
| 利用目的 | 脱炭素・省エネ |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 上限2,500万円 |
| 補助率 | 公式ページに記載なし(一般財団法人環境イノベーション情報機構へお問い合わせください) |
| 申請受付 | 終了(2023年5月15日〜6月30日) |
| 公式サイト | 一般財団法人環境イノベーション情報機構「令和4年度(第2次補正予算)および令和5年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金」 |

対象になる設備、ならない設備
- 対象になる:屋根等を活用した自家消費型の太陽光発電設備、電気自動車を含む蓄電池等(オンサイトPPAモデル等での導入を含む)
- 対象になる目的:設備の価格低減を促し、地域の再エネ主力化と災害時のレジリエンス(回復力)向上を図ること
- 対象外の可能性が高い:売電を主目的とする太陽光発電(自家消費型ではない設備)
「自家消費型」であることが前提条件になっている点が、通常の太陽光発電補助金との大きな違いです。 売電収入を主目的にした事業計画では、この補助金の対象から外れる可能性があります。
この公募は同じ制度名で複数回にわたり実施されており、令和3年度補正・令和4年度、令和4年度第2次補正・令和5年度と続いています。回次によって受付期間・詳細条件が異なるため、他の回次の記事と混同しないよう注意が必要です。
今から申請できますか?
できません。令和4年度(補正予算)二次公募および令和5年度一次公募分は2023年6月30日で締め切られています。この制度は年度をまたいで継続的に実施されているため、以降の年度でも同種の公募(令和5年度補正・令和6年度、令和7年度など)が確認されています。
次回公募に備えてできること
- 自家消費型で設計できているか、事業計画を見直す:売電目的の計画は対象外になりやすいため、自家消費の割合を高めた計画に組み直しておきます
- オンサイトPPAモデルの活用可否を検討する:初期費用を抑えられる導入方式のため、事業者によっては有利になります
- 環境イノベーション情報機構(EIC)の公募情報ページを定期的に確認する:同種の補助金が継続実施されているため、次回公募の告知を見逃さないようにします
よくある質問
今から申請できますか?
できません。2023年6月30日で締め切られています。同種の補助金は年度をまたいで継続実施されているため、EICの公募情報ページで最新の公募をご確認ください。
補助率はどのくらいでしたか?
本記事執筆時点で公式ページから補助率の明記を確認できていません。
個人(一般住宅)でも申請できますか?
対象になりません。申請者は法人等の事業者です。一般住宅向けの太陽光・蓄電池補助金は、自治体の住宅用太陽光発電補助金など別制度が該当します。
