水素関連の技術を持っていても、海外の展示会に単独で出展するのは費用面のハードルが高い取り組みです。渡航費・宿泊費・ブース費用がかさみ、初めての海外展開では二の足を踏む企業も少なくありません。NIRO(公益財団法人新産業創造研究機構)の水素海外展開チャレンジ事業は、その費用の一部を補助する事業です。
2026年度の二次募集(5月18日〜27日)はすでに終了しています。 対象は水素関連の技術・製品を持ち、海外の展示会に出展を希望する企業で、上限は100万円でした。
水素海外展開チャレンジ事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(水素関連技術・製品を持つ企業) |
| 制度名 | 水素海外展開チャレンジ事業2026 |
| 対象業種 | 製造業、その他水素関連技術・製品を扱う事業者 |
| 利用目的 | 海外展示会への出展費用(渡航費・宿泊費・ブース関連費用等)の補助 |
| 対象地域 | 全国(NIROは兵庫県拠点の機関だが対象を全国の企業としている) |
| 従業員数 | 規定なし(公式ページに明記なし) |
| 補助上限額 | 100万円 |
| 補助率 | |
| 申請受付 | 終了(二次募集は2026年5月18日〜27日。一次募集は同年4月1日〜30日) |
| 公式サイト | NIRO「水素海外展開チャレンジ事業2026」 |

なぜ「二次募集」まで実施されたのか
この事業は2026年度、4月1日〜30日の一次募集に続き、5月18日〜27日にも二次募集が組まれました。一次募集の段階で予算枠に余りが出た、あるいは対象となる海外展示会の開催スケジュールに合わせて追加募集が必要になった、のどちらかが背景にあると考えられます。公式ページには追加募集の理由そのものは明記されていないため、断定はできません。
こうした「一次で埋まらなければ二次を組む」という運用は、単発の展示会出展支援によく見られる型です。次回、同種の事業が出た場合も、初回の締切を逃したからといって諦める必要はない、という点は読者にとって実務的な学びになります。
対象になった出展先
過去の募集では、HYDROGEN Technology World EXPO(ドイツ・ハンブルク開催)やH2&FC EXPO(国内開催)といった水素関連の専門展示会が対象になっていました。海外出展・国内出展のいずれも支援対象に含まれる年度がある点が特徴です。
今から申請できるか。次回に備えるには
2026年度の一次・二次募集はいずれも終了しています。この事業はNIROが毎年同時期(例年4月頃)に実施している傾向があり、2025年度・2026年度とも4月1日から募集が始まっています。次年度に水素関連製品の海外展開を検討している企業は、3月中にNIROの公式サイトを確認しておくと、募集開始のタイミングを逃しません。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。2026年度の一次募集(4月1日〜30日)・二次募集(5月18日〜27日)はいずれも終了しています。次回の募集は例年の実施時期から見て、翌年度の4月頃になる可能性がありますが、公式な予告はまだありません。
水素以外の環境技術でも対象になりますか?
対象外です。この事業は水素関連の技術・製品を持つ企業に限定されています。他の環境技術で海外展開を考えている場合は、NIROが実施する別の助成事業(海外出願支援事業等)を確認してください。
NIROの拠点がある兵庫県の企業でないと申請できませんか?
公式ページの募集案内には対象企業を兵庫県内に限定する記載はありません。ただし詳細な対象要件は年度ごとの募集要項で変わる可能性があるため、次回募集時は改めて確認することをおすすめします。
