「水素ステーションを作りたいが、補助率はどこまで見込めるのか」——事業計画を立てる段階でつまずくポイントです。答えは最大3分の2程度で、それ以上を見込むことはできません。 この燃料電池自動車の普及促進に向けた水素ステーション整備事業費補助金の令和4年度執行団体公募(2022年2月7日〜2月28日)はすでに終了しています。
補助率は「最大2/3、等」とされ、直接申請の場合は定額(10/10)、間接補助の場合は2/3・1/2という複数区分が存在します。自社がどの区分に当てはまるかによって、資金計画が大きく変わります。
水素ステーション整備補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主)(金額の定めなし=執行団体公募。個々の水素ステーション事業者は執行団体決定後の別窓口) |
| 制度名 | 燃料電池自動車の普及促進に向けた水素ステーション整備事業費補助金 |
| 対象業種 | 汎用(水素ステーション整備・運営に取り組む事業者) |
| 利用目的 | 燃料電池自動車(FCV)への水素供給インフラ(水素ステーション)の整備 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 金額の定めなし(執行団体公募。事業全体の予算総額90億円) |
| 補助率 | 定額(10/10、間接補助は2/3・1/2) |
| 申請受付 | 令和4年度執行団体公募は終了(2022年2月7日〜2月28日) |
| 公式サイト | jGrants「燃料電池自動車の普及促進に向けた水素ステーション整備事業費補助金」 |

補助率が「10/10」と「2/3・1/2」に分かれるのはなぜか
これは、国から執行団体への補助(10/10=全額)と、執行団体から個々の水素ステーション事業者への間接補助(2/3・1/2)という2段階の仕組みを反映した数字です。執行団体自体はコストを負担しませんが、実際に水素ステーションを整備する事業者には自己負担が発生するということになります。「10/10と書いてあるから全額補助になる」と誤解すると、資金計画に大きな穴が空きます。
なぜ水素ステーションだけ手厚い補助率なのか
一般的な設備投資補助金の補助率は2分の1程度が多い中、水素ステーション整備は間接補助でも最大3分の2まで補助される設計です。水素ステーションは1か所あたりの整備コストが数億円規模になることが多く、FCVの普及が進まない限り採算が取りにくいという構造的な課題があるため、通常より手厚い補助率が設定されたと考えられます。
今から申請できるか
執行団体公募は2022年2月28日で終了しています。水素インフラ整備は国の脱炭素・エネルギー政策の重要分野として継続的に取り組まれています。 最新の公募状況は資源エネルギー庁の公式ページで確認できます。
よくある質問
今から申請できますか?
令和4年度の執行団体公募(2022年2月28日締切)は終了しています。最新年度の公募状況は資源エネルギー庁の公式ページでご確認ください。
水素ステーション事業者は直接この公募に応募できますか?
できません。この公募は執行団体を選ぶものです。個々の水素ステーション事業者は、選定された執行団体が実施する間接補助の公募に応募する形になります。
自己負担はどのくらい発生しますか?
間接補助の補助率は2/3または1/2とされており、残りが自己負担になります。整備内容によって適用区分が変わるため、執行団体の公募要領での確認が必要です。
