トラックを買い替えたくても、投資の余力がない。そんな中小運送業者を想定して作られたのが、低炭素型ディーゼルトラック普及加速化事業です。燃費性能の高い車両への買い替えに、車両導入経費の一部が補助されます。
補助額は車の大きさと、古い車を廃車にするかどうかで変わります。いちばん手厚いのは大型車(12t超)を廃車ありで買い替える場合の80万円(基本75万円+燃費基準達成で5万円加算)です。
低炭素型ディーゼルトラック普及加速化事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(中小トラック運送業者、または中小トラック運送業者にリースする事業者) |
| 制度名 | 令和8年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(低炭素型ディーゼルトラック普及加速化事業) |
| 対象業種 | 運輸業(トラック運送業) |
| 利用目的 | 車両導入(低燃費ディーゼルトラックへの買い替え) |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 中小事業者(資本金3億円以下または従業員300人以下) |
| 補助上限額 | 大型(12t超):廃車あり75万円/廃車なし50万円。中型(7.5t超〜12t以下):廃車あり42万円/廃車なし28万円。小型(3.5t超〜7.5t以下):廃車あり15万円/廃車なし10万円。いずれも燃費基準105%達成で+5万円加算。1事業者4台まで |
| 補助率 | 定額 |
| 申請受付 | 2026年6月8日〜2027年1月29日(公募中) |
| 公式サイト | https://www.levo.or.jp/subsidy/diesel/outline/ |

対象になる会社の条件
対象は「投資余力の少ない中小トラック運送業者」で、具体的には資本金3億円以下または従業員300人以下の事業者に限られます。中小トラック運送業者にリースする事業者も対象です。1事業者あたりの申請上限は4台までと決まっています。
車のサイズと廃車の有無で金額が変わる
補助額は「車型区分(車両総重量)」で3段階に分かれ、さらに古い車両を廃車にするかどうかで金額が変わります。
- 大型(12t超):廃車あり75万円/廃車なし50万円
- 中型(7.5t超〜12t以下):廃車あり42万円/廃車なし28万円
- 小型(3.5t超〜7.5t以下):廃車あり15万円/廃車なし10万円
さらに、令和7年度燃費基準を105%達成した車両には一律5万円が加算されます。大型車を廃車ありで買い替え、燃費基準を105%達成すれば、合計80万円になる計算です。
審査は申込順、ただし逼迫すれば抽選に変わる
審査は基本的に申込順で進みますが、予算残額が逼迫した場合は全申請を対象に抽選審査に切り替わります。その際、初めて申請する事業者が優先される仕組みです。公募期間は2027年1月29日までと長めですが、予算がなくなれば早期に締め切られる可能性もあるため、購入を決めているなら早めに動く価値があります。
よくある質問
Q. 大企業でも申請できますか?
対象は資本金3億円以下または従業員300人以下の中小トラック運送業者です。大企業は対象外です。
Q. 廃車をしない場合は補助を受けられませんか?
廃車をしなくても補助対象にはなりますが、金額は廃車ありの場合より低くなります。
Q. 何台まで申請できますか?
1事業者あたり4台までです。
