農業を始めたいけれど、研修中や独立直後の生活費が不安。そんな人に向けて、徳島県は年間165万円を最長数年間支給する国の制度を実施しています。
対象は2つの資金に分かれます。研修を受けている期間の生活費にあたる「就農準備資金」と、独立・自営就農して1〜3年目の経営を支える「経営開始資金」です。ともに原則50歳未満が対象です。
新規就農者育成総合対策(就農準備資金・経営開始資金)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 個人(本人) |
| 制度名 | 新規就農者育成総合対策(就農準備資金・経営開始資金) |
| 対象業種 | 指定なし(個人が申請・新規に農業を始める方) |
| 利用目的 | 就農前の研修期間、または独立・自営就農後1〜3年目の生活費等 |
| 対象地域 | 徳島県内 |
| 従業員数 | 規定なし(個人が申請) |
| 補助上限額 | 年間165万円(就農準備資金は最長2年、経営開始資金は経営開始1〜3年目) |
| 補助率 | 定額 |
| 申請受付 | 就農準備資金:令和8年度第1回は5月26日〜6月29日で終了。経営開始資金:市町村へ随時相談 |
| 公式サイト | 徳島県「令和8年度新規就農者育成総合対策(就農準備資金・経営開始資金)について」 |

対象になる人
対象は、次のいずれかに当てはまる人です。
- 就農準備資金:徳島県が認める研修機関で研修を受ける、原則50歳未満の人
- 経営開始資金:独立・自営で新規就農する、原則50歳未満の人
独立・自営就農だけでなく、雇用就農(農業法人等への就職)や親元での就農など、就農のタイプによって使える資金や条件が変わるため、自分がどのパターンに当たるかを事前に確認しておく必要があります。
いくら支援されるか
支援額は、いずれも年間165万円です。
- 就農準備資金:最長2年間(将来の農業ビジョンに関わる海外研修を組み合わせれば、国内研修2年と合わせて最長3年まで延長可能)
- 経営開始資金:経営開始1〜3年目に支給
2年間の研修を経て独立する場合、就農準備資金として165万円×2年=330万円を受け取ったあと、経営開始資金として165万円×最大3年=495万円を受け取れる可能性があります。研修から独立後の経営安定まで、通算で最大800万円超の生活支援を受けられる計算です。
就農準備資金は6月末で締切済み
令和8年度の就農準備資金の募集は、2026年5月26日〜6月29日でした。この記事を2026年8月に読んでいる場合、この回の募集はすでに締め切られています。次回募集の有無は、徳島県立農林水産総合技術支援センター経営推進課に確認してください。
経営開始資金については、公式ページに具体的な受付期間の記載がありません。各市町村の農業担当課への相談が窓口になります。
よくある質問
就農準備資金の募集を逃しました。もう申請できませんか?
令和8年度第1回の募集期間(5月26日〜6月29日)は終了しています。次回募集があるかどうかは、農林水産総合技術支援センター経営推進課にお問い合わせください。
親の農業を継ぐ場合でも対象になりますか?
親元での就農も対象に含まれる場合がありますが、独立・自営就農とは条件が異なります。詳しくは市町村の農業担当課にご確認ください。
経営開始資金はいつ申請すればよいですか?
公式ページに具体的な受付期間の記載はありません。各市町村の農業担当課へ随時相談する形になります。
