自分で育てた野菜を、もっと多くの人に知ってもらいたい。パッケージを一新して直売所以外でも売りたい——都内の農業者からよく聞く悩みです。令和5年度チャレンジ農業支援事業費助成金の第2回公募は2023年6月20日で終了していますが、東京都農林水産振興財団はこの助成金を毎年度継続しており、次回公募でも同じ枠組みで応募できます。
対象は都内で農業を営む農業者(就農予定者を含む)や農業者グループで、都内農畜産物の販売促進や商品開発にかかる経費の3分の2以内、20万円から333万3千円までが助成されます。次回公募に向けて、対象経費と申請の流れを確認しておきましょう。
チャレンジ農業支援事業費助成金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | チャレンジ農業支援事業費助成金 |
| 対象業種 | 農業 |
| 利用目的 | 販路開拓・展示会、創業・第二創業 |
| 対象地域 | 東京都内 |
| 従業員数 | 規定なし(個人農業者・グループも対象) |
| 補助上限額 | 333万3千円(下限20万円) |
| 補助率 | 2/3以内 |
| 申請受付 | 令和5年度第2回公募は2023年5月17日~6月20日で終了。例年複数回公募 |
| 公式サイト | 東京都農林水産振興財団「チャレンジ農業支援事業費助成金」 |

何に使える助成金か
対象経費は大きく2つに分かれます。
- 都内農畜産物の販売促進: イベント出展費、広告費、PR費、パッケージデザイン費、ウェブサイト制作費など
- 都内農畜産物の商品開発: 試作費、成分分析費など
「作った農産物をどう売るか」「新しい商品にどう加工するか」に焦点を当てた助成金で、生産設備そのものへの投資は対象外です。販路開拓と商品開発に使い道が絞られている点は、申請前に必ず押さえておいてください。
対象になる人・ならない人
対象は都内で農業を営む農業者で、これから就農する予定の人も含まれます。個人農業者だけでなく、農業者で構成するグループや団体も申請できます。「知事が認めたその他の者」という規定もあり、農業関連の団体であれば個別に相談できる余地があります。
助成額は20万円から333万3千円までの幅があり、15万円以下の小規模な事業でも別途相談できるとされています。パッケージデザインを刷新するだけの小さな取組から、複数のイベントに出展する大きめの取組まで、規模に応じて申請しやすい設計です。
次回公募に向けて準備しておきたいこと
令和5年度は第2回公募が5月17日から6月20日まででした。この助成金は年に複数回公募が行われる傾向があります。
- どの農畜産物を、どう売り出すかの企画(イベント名・出展先・広告媒体などを具体的に)
- 商品開発なら試作の内容と分析にかかる費用の見積り
- 助成対象経費とそうでない経費(生産設備など)の切り分け
よくある質問
Q. 令和5年度第2回公募にまだ申請できますか?
できません。2023年6月20日で締め切られています。東京都農林水産振興財団のチャレンジ農業支援センターのページで次回公募の案内を確認してください。
Q. これから就農する予定でも申請できますか?
できます。対象者には「就農予定者」も含まれています。
Q. 助成対象経費が15万円以下でも申請できますか?
15万円以下の小規模な事業も相談可能とされています。窓口に直接問い合わせて確認するのが確実です。
