「子供の安全な製品を作りたい」と思っても、中堅企業だから対象外だと思い込んでいないでしょうか。結論から言うと、この助成金は中小企業だけでなく中堅企業も対象です(スタートアップも含みます)。対象外になるのは大企業です。
「子供を事故から守る環境づくり促進事業」は東京都が実施する助成金です。子供にとって安全な製品づくりにつながる研究活動や、製品の開発・改良を支援します。
子供を事故から守る環境づくり事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人)・研究機関 |
| 制度名 | 子供を事故から守る環境づくり促進事業 |
| 対象業種 | 指定なし(製品開発・改良区分は都内の中小企業・中堅企業) |
| 利用目的 | 子供の事故防止に資する研究活動、安全な製品の開発・改良 |
| 対象地域 | 東京都内 |
| 従業員数 | 研究区分:都内の大学・公設研究機関/製品開発・改良区分:都内に本社または支社を置く中小企業・中堅企業(スタートアップ含む) |
| 補助上限額 | 研究区分:5,000万円/製品開発・改良区分:6,000万円 |
| 補助率 | 研究区分:2分の1~3分の2/製品開発・改良区分:2分の1 |
| 申請受付 | 令和8年6月8日~8月19日17時 |
| 公式サイト | 東京都「子供を事故から守る環境づくり促進事業」 |

対象になる企業・ならない企業
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 対象になる(製品開発・改良区分) | 都内に本社または支社を置く中小企業・中堅企業(スタートアップを含む) |
| 対象になる(研究区分) | 都内に研究拠点を持つ大学(国公立含む)・公設研究機関(国立を除く) |
| 対象にならない | 大企業。国立の研究機関(研究区分の対象外) |
「中堅企業」まで対象に含まれているのが、この助成金の特徴です。 一般的な中小企業向け助成金だと資本金・従業員数の基準で弾かれてしまう規模の企業でも、対象になり得ます。ただし、大企業に該当する場合は区分を問わず対象外です。
締切が近い点に注意
受付期間は令和8年6月8日から8月19日17時までです。採択予定件数は研究区分2件、製品開発・改良区分3件と少数に絞られています。件数が限られているため、事業計画書は早めに準備し、説明会・マッチングイベントの資料が公開されていれば目を通しておくことをおすすめします。
よく誤解されるポイント
「子供向け製品」であれば何でも対象になると誤解されがちですが、対象になるのは事故防止・安全性の向上に直接つながる研究・開発です。子供向けのおもちゃや衣料品であっても、安全性の向上が主目的でなければ審査上の説明が難しくなります。事業計画書には、どのような事故リスクを、どう低減するのかを具体的に書く必要があります。
よくある質問
同じ企業が研究区分と製品開発・改良区分の両方に申請できますか?
公式ページには両区分の併願可否についての明記がありません(事務局へお問い合わせください)。ただし、同一年度の申請は1企業・1研究者につき1件までという上限があります。
助成期間はどれくらいですか?
研究区分は3年、製品開発・改良区分は2年です。
問い合わせ先はどこですか?
事務局(合同会社デロイト トーマツ)にメールで問い合わせます(kodomosafety【アットマーク】tohmatsu.co.jp)。
