MICEの助成金と聞くと現金の助成をイメージしがちですが、東京観光財団の「国際イベント開催支援プログラム」は毛色が違います。支援の中心が現金ではなく、観光体験や人的サポートといった「現物」である点が、この記事で紹介する制度の特徴です。国際会議誘致資金助成が「誘致にかかった費用を助成する」制度なのに対し、こちらは「誘致活動そのものを東京観光財団が後押しする」制度と捉えると分かりやすくなります。
国際イベント開催支援プログラムの要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者・団体(国際イベントを誘致する日本国内の団体) |
| 制度名 | 国際イベント開催支援プログラム(誘致支援事業) |
| 対象業種 | 指定なし(国際イベントの主催団体) |
| 利用目的 | MICE誘致(国際イベントの誘致段階の支援) |
| 対象地域 | 都内開催を目指す誘致活動 |
| 従業員数 | 規定なし(団体単位での申請) |
| 補助上限額 | 公式ページに金額の明記なし(現物支援中心。詳細は東京観光財団へお問い合わせください) |
| 補助率 | 公式ページに記載なし(支援内容は参加者規模により異なる) |
| 申請受付 | 4回の審査分あり。第1回:令和8年5月29日/第2回:8月31日/第3回:11月30日/第4回:令和9年2月26日 |
| 公式サイト | 東京観光財団「国際イベント開催支援プログラム」 |

対象になるイベントの条件
- 令和8年7月〜令和10年3月31日までに開催地が決定する見込みであること
- 定期的に複数国をローテーション開催していること
- 東京が開催候補地の一つであること
- 参加者50人以上(海外20人以上、3か国以上)
国際会議誘致資金助成と要件がよく似ていますが、対象が「国際会議」ではなく「国際イベント」という、より広い枠組みで設計されています。 スポーツ大会や文化イベントなど、学術会議に当てはまらない催しの誘致でも、この規模要件を満たせば対象になる可能性があります。
支援の中身は現物中心
助成対象経費の区分は公式ページに明記がなく、代わりに「観光・文化体験・ホスピタリティ派遣・バナー掲出」といった現物支援が中心になっています。誘致のプレゼンテーションで東京の魅力を伝える場面を、財団が直接サポートするイメージです。
よくある質問
現金での助成はまったく受けられませんか?
公式ページには金額の明記がなく、現物支援が中心とされています。現金助成の有無を含め、詳細は東京観光財団コンベンション事業部へ確認してください。
国際会議誘致資金助成とどちらに申請すべきですか?
学術的な国際会議であれば国際会議誘致資金助成、それ以外の国際イベント(スポーツ・文化・展示等)であればこちらが候補になります。判断に迷う場合は財団に相談することをおすすめします。
申請の締切は年に何回ありますか?
4回です。令和8年5月29日、8月31日、11月30日、令和9年2月26日が締切として設定されています。
