都心の国際会議誘致資金助成と、この「島しょ地域におけるMICE誘致資金助成事業」は、名前は似ていても想定している課題が違います。都心向けの助成が広報宣伝費や会場借上費を中心にしているのに対し、島しょ地域向けはそもそも現地に行くこと自体のハードルを下げることに重心が置かれています。悪天候による延泊料や代替交通費まで対象経費に含まれているのは、離島特有のリスクを織り込んだ設計です。
島しょ地域におけるMICE誘致資金助成事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者・団体(島しょ地域でのMICE開催を誘致する日本国内の団体) |
| 制度名 | 島しょ地域におけるMICE誘致資金助成事業 |
| 対象業種 | 指定なし(MICE誘致団体) |
| 利用目的 | MICE誘致(島しょ地域での開催誘致) |
| 対象地域 | 東京の島しょ地域(開催候補地が島しょ地域内) |
| 従業員数 | 規定なし(団体単位での申請) |
| 補助上限額 | 500万円 |
| 補助率 | 対象経費合計額の10分の10(全額) |
| 申請受付 | 令和8年4月1日〜令和9年2月26日 |
| 公式サイト | 東京観光財団「島しょ地域におけるMICE誘致資金助成」 |

助成対象になる経費
視察渡航費、滞在費、島内輸送費、広報宣伝費、印刷製本費、会場借上費に加え、悪天候による延泊料や代替交通費まで対象経費に含まれているのがこの助成金の特徴です。船便・航空便が天候で欠航しやすい島しょ地域ならではの手当てです。
都心向けの誘致助成との違い
都心向けの国際会議誘致資金助成は上限200万円〜800万円で、補助率も「上限額まで全額」という条件が付きます。島しょ地域向けは上限500万円で対象経費の全額(10分の10)が助成される点は共通ですが、島内輸送費や延泊料という、離島ならではの経費区分が独自に用意されています。 都心の学術会議を想定した助成金をそのまま流用せず、島の事情に合わせて経費区分を作り直していることが分かります。
よくある質問
対象になる島に指定はありますか?
公式ページには具体的な島名の記載がありません。東京観光財団コンベンション事業部へお問い合わせください。
開催が決まった後の費用も、この助成金でまかなえますか?
まかなえません。開催が決まった後の経費は「島しょ地域におけるMICE開催資金助成」という別メニューが対象です。
天候不順で延泊した場合、後から追加申請できますか?
延泊料は対象経費にあらかじめ含まれています。実際の追加申請の可否は東京観光財団に確認してください。
