国際会議や視察旅行を多摩地域で開くとき、都心とは違う課題があります。国際空港から会場までの距離が遠く、参加者の移動そのものがハードルになりやすいことです。東京都・東京観光財団の「多摩地域でのMICE開催資金助成事業」は、この移動区間のコストにねらいを絞った助成金です。会場費や機材費ではなく、空港と開催地を結ぶ貸切バスの運営費等が主な対象になっているのは、多摩地域ならではの設計です。
多摩地域でのMICE開催資金助成事業の要点まとめ
正式名:多摩地域でのMICE開催資金助成事業
だれが
- 申請者
- 事業者・団体(MICEを主催する日本国内の団体)
- 対象業種
- 指定なし(MICE主催団体)
- 利用目的
- MICE開催支援(多摩地域への誘客・移動支援)
- 対象地域
- 多摩地域での開催(具体的な範囲は公式ページに記載なし。東京観光財団へお問い合わせください)
- 従業員数
- 規定なし(団体単位での申請)
いくら
- 補助上限額
- Meeting・Convention・Exhibition/Event:600万円/Incentive Travel:350万円
- 補助率
- 対象経費の全額支給(上限額未満に限る)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 令和8年4月1日〜令和9年2月26日

開催の種類で上限額が変わる
会議系(Meeting・Convention・Exhibition/Event)は上限600万円、報奨旅行(Incentive Travel)は上限350万円と、開催の種類によって上限額が違います。 同じ多摩地域での開催でも、会議とインセンティブツアーでは想定される移動規模や経費構造が異なるため、上限額に差がついていると考えられます。
助成対象になる経費
国際空港と開催地間を結ぶ貸切バスの運営費等が中心で、空港要員の手配費、英語対応ガイドの費用、有料道路代なども対象に含まれます。都心開催の助成メニューには見られない、移動特化型の経費区分です。
よくある質問
「多摩地域」とは具体的にどの市町村を指しますか?
公式ページには具体的な範囲の記載がありません(東京観光財団コンベンション事業部へお問い合わせください)。
対象経費が全額助成というのは本当ですか?
公式ページの記載どおり、対象経費合計額の10分の10(全額)が助成されます。ただし種類ごとの上限額(600万円または350万円)を超える分は対象外です。
都心と多摩地域の両方で開催するイベントは対象になりますか?
公式ページには複合開催の扱いの記載がありません。判断に迷う場合は事前に財団へ相談することをおすすめします。
