海外展開を狙うなら、CEマーキングやISO・IEC規格の認証取得が壁になります。東京都はこの取得費用と、自社製品の改良費用を、上限500万円・補助率1/2以内で支援します。
対象は都内中小企業者等です。製品改良プロジェクトと規格適合・認証取得プロジェクトの2種類があり、どちらも同じ枠組みで申請できます。

東京都製品改良/規格適合・認証取得支援事業の要点まとめ
正式名:製品改良/規格適合・認証取得支援事業
だれが
- 申請者
- 事業者(都内中小企業者等)
- 対象業種
- 業種指定なし(都内中小企業者等)
- 利用目的
- 自社製品の改良、規格適合・認証取得(CEマーキング、ISO・IEC規格等)
- 対象地域
- 東京都内
- 従業員数
- 中小企業者に該当すること(詳細は公式ページに記載なし。お問い合わせください)
いくら
- 補助上限額
- 500万円(下限額50万円)
- 補助率
- 1/2以内
いつ・どこへ
- 申請受付
- 令和8年9月7日〜9月30日17時00分(受付は終了)
2種類のプロジェクト、対象経費が違う
この補助金は「製品改良プロジェクト」と「規格適合・認証取得プロジェクト」の2種類に分かれます。それぞれ対象経費が異なります。
製品改良プロジェクト
- 原材料費
- 機械装置費
- 委託費
- 専門家指導費
- 産業財産権費
- 人件費
- 賃借料
規格適合・認証取得プロジェクト
- 原材料費
- 機械装置費
- 委託費
- 専門家指導費
製品改良のほうが対象経費の範囲が広く、人件費や賃借料まで含められます。認証取得だけを目的にする場合は、人件費・産業財産権費は対象外になる点に注意しましょう。
補助率・上限額
補助率は対象経費の1/2以内です。上限額は500万円、下限額は50万円と定められています。下限額を下回る小規模な計画は対象になりません。
海外規格の認証取得費用は数百万円単位になることも珍しくないため、上限500万円は実際の負担軽減として大きい水準です。
申請のタイミング
申請受付期間は令和8年9月7日(月)から9月30日(水)17時00分まででした。令和8年度の受付は終了しています。約3週間と短い募集期間だったので、次回の募集に備えるなら、公募開始前から見積もりを取っておくと間に合います。
CEマーキングやISO認証は審査機関とのやり取りに数か月かかることもあります。認証取得のスケジュールと補助金の申請スケジュールを、あらかじめすり合わせておきましょう。
よくある質問
製品改良と認証取得、両方まとめて申請できますか?
公式ページには2つのプロジェクト区分が示されていますが、同時申請の可否は明記がありません。詳しくは事業を所管する東京都・公益財団法人東京都中小企業振興公社にご確認ください。
補助金の下限額はいくらですか?
50万円です。対象経費の1/2の補助額がこれを下回る計画は対象になりません。
申請期間が短いのはなぜですか?
公式ページに理由の記載はありません。令和8年度の募集期間は、9月7日から9月30日17時00分まででした。次回に備えるなら、早めの準備をおすすめします。
